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2011年10月22日 / misotukuri

映画「ミレニアム1ードラゴン・タトゥーの女」のイレズミ度

昨夜、録画してあった映画「ミレニアム1ードラゴン・タトゥーの女」(09年、スウェーデン、ニールス・アルデン・オプレヴ監督、ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス他)をようやく見た。

原作は、ご存じ、スティーグ・ラーソンの世界的大ベストセラー小説「ミレニアム」三部作の第1編だ。

今夜は「ミレニアム2」、明晩は「ミレニアム3」を見る予定だが、先に小説を読んでいるので、どうしても関心が、自分の抱いていたイメージとどう違うか、原作をどのように映画として表現しているかとかいう方に向いてしまうのはしかたがない。

結論的に言えば、やっぱり、小説から先に読んだ方が良い。

なかなか原作を超える映画というのは少ないものだが、この映画も2時間33分という長時間かけてなお端折っている感じがぬぐえないのは気の毒だ。

確かこのブログでは、小説「ミレニアム1ードラゴン・タトゥーの女」はかなり低評価だったが、映画も小説と同様に三部作全部を見てからでないと、その面白さは語れないのではないかと思う。

映画「ミレニアム1ードラゴン・タトゥーの女」は、原作と比べると、話は端折っているものの、原作の冗長さはだいぶ回避され、すっきりとしているのではないか?

小説の基本構成としては、月刊誌「ミレニアム」の発行責任者ミカエル・ブルムクヴィストが自分を罠に陥れた

1 ヴェンネルストレムへの復讐と、

2 40年前のハリエット・ヴァンゲル失踪の謎の解明を、

背中にドラゴンのタトゥーを入れ、鼻にピアスをした一風変わった女性調査員リスベット・サランデルの助けを得て、果たして行くというものだ。

私は、小説としては、2だけで十分面白いと思ったが、第二部、第三部で、リスベット・サランデルの物語を面白くさせるためには、1もそれほど深い関わりはないにせよ、きっかけとして必要だったのだ。

おかげで、話がごちゃついて、わかりにくかったが、映画ではその点、かなり大胆にカットしてあるので、すっきりした反面、ミカエルの女性遍歴ぶりも含めての人間性描写とかリスベットの数少ない理解者たちの描写とか、物足りない感じがしないでもない。

しかし、そのあたりは、おそらく、「ミレニアム2」で描かれるのだろうと思う。

さあ、今夜も楽しみだ。

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