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2011年11月10日 / misotukuri

失われた記憶を探して

「忘れ物は何ですか?」とかいう歌があったと思ったが、「探し物は何ですか?」だった。

http://www.youtube.com/watch?v=GuHIw_16ZIA

(「夢の中へ」井上陽水)

やかましい歌だが、今、あるものを探している。

それは、「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」の本歌だ。

林芙美子が好んで書いたというが、出典不明だそうだ。

ところが、私はこれをとある英詩の中に見つけたことがある。

ただし、その時は、林芙美子の「花の命は・・・」が出典不明とは知らなかった。

だから、その詩を見たときには、洋の東西を問わず似たようなことを考えるものだなと思っただけで、そのまま読み飛ばしてしまった。

何しろ、英詩と言っても、翻訳詩だから、正直言って、退屈で、一応読んでおこうと義務感で目を通しただけだからね。

だいたい英詩なんてほとんど読んだことがないから、直ぐに絞れそうなものだが、それがなかなか。

確か、T・S・エリオットでなかったかと思い、岩波文庫の「荒地」と「四つの四重奏」を借りてきて、しらみつぶしに見ているのだが、見つけられない。

それとも、ジョン・キーツ?ウイリアム・ブレイク?エドガー・アラン・ポー?

あるいは、何かの小説の中の引用詩句で読んだのか?

今年読んだ本の中で、詩句の引用があったような英米の小説では、ピーター・ストラウヴの「ヘルファイア・クラブ」くらいしか思い当たらないが、去年となると、かなりあって、絞りきれない。

やっぱり、T・S・エリオットだったと思うんだがなあ。

もっとも、林芙美子がT・S・エリオットの詩なんか読んだりしただろうか?というそもそもの疑問もある。

しかし、日本の詩歌でないのは、ほぼ確かだ。

ああ、リスベット・サランデルがうらやましい。

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