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2012年1月9日 / misotukuri

石田順裕VSポール・ウィリアムス戦を予想する

来る2月18日、米国はテキサスで、WBA世界Sウェルター級2位・石田順裕VS同級3位・ポール・ウィリアムスの一戦がついに行われることとなったようだ。

石田順裕の試合を初めて見たのは川崎タツキとの第二戦だったと思うが、スピードもパンチ力もある素晴らしい選手だなと思っていた。

その割にKO率も低く、負け数も多く、齢もくっているのが不思議だったが、まあ、プロデビューが遅かったんだね。

WBAスーパー・ウェルター級暫定世界チャンピオンとなって、防衛を1度しているが、彼の名前を世界中にとどろかせたのは何と言ってもジェームズ・カークランド戦。

当時、無敗でスター街道まっしぐらのカークランドを1Rに三度倒してTKO勝ち。

カークランドは東洋人の元暫定世界チャンピオンの石田など格好の踏み台くらいにしか思っていなかっただろうに、さすが、やせても枯れても元暫定世界チャンピオン、カークランドにはお気の毒様だった。

その後、カークランドはアルフレド・アングロ(メキシコ)と壮絶なダウン応酬の末6RTKOに破るなど、相変わらずの防御の悪さ打たれ脆さを見せながらも3連続KOでスター街道カムバック路線を走っている。

ところが、石田はカークランド戦の後、セルヒオ・マルチネスやポール・ウィリアムスなどビッグ・ネームから対戦オファーがあったようだが、結果的には半年以上も試合が出来ず、ようやく決まった相手は直前でキャンセル、急遽、デビュー戦の相手と戦うこととなり、当然のことながら、1RTKOで勝っている。

こんなのは、スパーリングみたいなもので、何の足しにもならない。

まあ、結局、石田というのは、アメリカの新鋭ボクサーには、ちょっとリスクがありすぎる相手だし、ビッグ・ネーム達には観客動員数からしてマイナーすぎるボクサーということで、ビジネス(興行)にならないのだ。

ところが、今回、ようやくどういう風の吹き回しか、ポール・ウィリアムスがやろうということで、どうも本決まりのようだね。

ウィリアムスも前回のエリスランディ・ララとの試合でミソをつけたもんだから、まあ、ちょっと落ち目の三度笠になりつつあるのかな?

ここらで、石田なんかを相手にレベルが違うことを見せつければ、再浮上できると読んだのだろう。

またしても石田踏み台噛ませ犬路線の復活か。

ウィリアムスは、サウスポーで、身長こそ186cmと石田とほぼ同じだが、リーチが20cmくらい長いし、手数もあって、攻撃的だ。

彼の欠点は、防御面なので、オーソドックスの石田としては、いきおい、カウンターを狙うことになろう。

体格でウィリアムスよりかなり劣るがスピードで勝るマルチネスもララもカウンターを狙ったが、マルチネスは2RKOで仕留めることができて、ララは判定まで行って勝ちを逃がした。

こういう先例から石田は何を学ぶかだ。

私は、この試合、石田は必ずしも勝たなくていいと思う。

ノンタイトル戦なので、善戦して、見せ場を作れば、それで負けたとしても、チャンピオンから声は掛かるようになると思う。

そういう前提で、試合を組み立てるとすると、オーソドックスの石田は、まず、左が下がり気味なので、ガードをもう少し上げた方がいいだろう。

リーチの差は結構あるが、ウィリアムスは右左と一発二発はロングできても、直ぐに接近してくるので、右ショートでカウンターを取れるだろう。

身長差のない相手にウィリアムスがどれだけ防御ができるか見てみたい。

多分、思いっきり下手だと思う。

石田がウィリアムスのラッシュに圧倒されなければ、石田のパンチも面白いほどウィリアムスにヒットするだろう。

ウィリアムスも打たれ強いから、なかなかそれでKOするところまでは行かないと思うが、三者三様の引き分けにでもなれば大成功だ。

逆に、ころっと負けるのが最悪のパターンで、そうなれば、カークランド戦もやっぱりフロックだったのかとなり、石田はもうボクシング界からは引退だ。

とにかく、善く戦うことだろうな。

予想は、期待を込めて、石田の僅差の判定負けとしておこう。

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