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2012年1月12日 / misotukuri

井岡VS八重樫は口だけだろう

プロボクシングのミニマム級では、WBC王者が井岡一翔(井岡)で、WBA王者が八重樫東(大橋)と、日本人王者が並立している形となっている。

世界王者認定団体であるWBCとWBAではどちらが偉いのかはともかく、ここへ来て日本人同士の統一戦を望む声が、どこで上がっているのか知らないのだが、上がっているそうだ。

オレはこういうのは、9割方、口だけと思う。

お抱えのテレビ局が違うから無理だとかそんな下らぬことじゃなく、両者に何のメリットもないもんね。

八重樫は、せっかく世界王者になったばかりなのに、そんな他団体王者との統一戦より、早く2回は防衛したいもの。

また、井岡は、元々適正ウエイトがフライ級で、将来はライト・フライ級、フライ級、スーパー・フライ級へと階級を上げて行くだろう。

彼が2011年2月にミニマム級で王座に挑戦したのは、ジムの会長であり叔父でもある井岡弘樹が初代WBCミニマム級世界王者だったということもあるが、当時、マッチメークできそうな相手というのがオーレイドンかWBAのローマン・ゴンザレスくらいしかなかったからだ。

ローマン・ゴンザレスは、直ぐにミニマム級を返上し、ライト・フライ級で2階級制覇するのだが、いくらなんでも井岡ごときが軽量級最強のこのロマゴンに勝てるはずもなく、壊されるのがオチなので、ロマゴンを回避して、オーレイドンに挑戦したというわけだ。

フライ級も当時、WBCは、あの名王者ポンサクレック(2期目)だし、WBAは亀田大毅が正規王者で、当時最強と言われたルイス・コンセプションが暫定王者となっていた。

ミニマム級のオーレイドン戦ですら番狂わせだったのに、ライト・フライ、フライでは誰にも勝てなかっただろう。

今だって、WBAのライト・フライ級はローマン・ゴンザレスで、これが恐らく最強だし、フライ級もルイス・コンセプションを2度までKOしたエルナン・マルケスが王座に君臨しているので、WBAに鞍替えはまず無理。

WBCのライト・フライ級は、去年の年末にチャンピオンになったコンパヤン・コープラムック(タイ)だが、井岡の次のターゲットはこれだろう。

まず、同じジムの宮崎亮(WBC3位、WBA2位)が挑戦して、宮崎が敗れれば井岡が続いて挑戦する。

宮崎が王座奪取すれば、井岡はターゲットを一気にフライ級に上げる。

そして、フライ級は、まだポンサクレックが王者でいるが、そろそろ政権交代の時期と思うので、狙い目と思う。

つまり、減量もきついミニマム級で八重樫なんかと益のない消耗戦をやるより、自分の団体で2階級、3階級制覇の可能性があるんだから、当然、今のWBCの王座を防衛しながら、上の階級に挑戦すべきだろう。

それでも、どうしても八重樫とやるというのなら、なかなか見応えのある試合にはなるだろうね。

引き分けで両者防衛という可能性もあるが、それはまず少ないだろう。

日本人同士の対戦はお互いに研究が出来ているので、相手の弱点を厳しく突いたものになる。

ホントに、激しくて、益のない戦いだ。

どちらが勝っても、どちらにも違った挑戦者がいることから、両方の王座をコンスタントに防衛するのは難しく、必ずどちらかを返上するか、剥奪されることになるだろう。

それなら、何のために王座を統一したのか?ということになる。

だから、同国人同士で王座統一戦をするのは、指名戦か興行的魅力があればともかく、そのどちらでもないなら、意味がない。

もったいないだけだ。

真の王者を決めるなんて言うのは、両者がもっと王者としての実績を積んでからでいいのでは?

内山VS粟生戦もまた同じ。

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