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2012年1月18日 / misotukuri

東北復興に裏社会の人間は必要ないか?

まずは、2012年1月18日14時58分  読売新聞からのコピペ。

<東日本大震災の復興に関し、作家の堺屋太一氏(76)が阪神大震災の経験を踏まえ、「裏社会の人に協力を要請しないと突破できない局面も出てくる」と月刊誌で発言したことに対し、暴力団排除(暴排)活動を進める全国の弁護士16人が抗議したことがわかった。

弁護士側は「暴排の機運に逆行しており見過ごせない」としている。>
ここで言う月刊誌は、「文藝春秋」で、昨年9月号「民主応援団長が見た『日本中枢の崩壊』」の中での発言。
<政府や東京電力の対応について、稲盛和夫・京セラ名誉会長と対談した堺屋氏は、阪神大震災で政府の復興委員を務めた経験から「復興にはスピードが必要」と主張。「平時のように四角四面に法律を適用していては、ことは迅速に進みません。正直なところ、裏社会の人に協力を要請しないと突破できない局面も出てきます」と述べた。>
この対談は、私も読んだが、堺屋さんはやはり文藝春秋だったと思うが、他のところでも同様の発言をしていたように思う。
まあ、堺屋さんの言いたいことも分かるが、東北の復興は東北人に任せたら良いと思うね。
こんな事を言うと何だけど、東北人というのは、関西人にくらべて、総じて非常に真面目。
しかも、個々の人間の能力も、非常に高いものがある。
しかし、そういう能力の高い個人が集まって集団となると、それほどでもないようだ。
昔、ある研修会のブロック別会議で中・四国ブロックと北海道・東北ブロックが並んだことがあった。
中・四国ブロックは、中・四国のリーダー県を自認している広島県の人が中心になって議事進行したのですぐに終わってしまったが、北海道・東北ブロックはなかなか終わらない。
何を議論しているのか、延々とああでもないこうでもないと議論している。
皆、気を許してズーズー弁丸出しで喋っているものだから、こちらは何を言ってるんだかさっぱりわからない。
私の同室の相棒が岩手県出身のKさんだったので、「先に部屋に帰ってるよ」と言いに行ったついでに、「何を熱心に議論してるんだい?」と聞くと、何と、今夜のブロック別宴会の割り勘の方法についてだった!
割り勘方法など、一体何を議論することがあるのか、想像もつかなかったが、たぶん、東北人を一人一人納得させるのは、とてつもなく難しいことなのだろうなと思ったものだ。
西日本の人は、東北大地震からの復興など平時のルールでやってたら100年経ってもできやしないと、思うかも知れないが、東北人には東北人のやり方があるのだ。
戦争は、孫子の言葉に「兵は拙速を聞くも、いまだ巧久なるを睹(み)ず」というのがあるように、多少のマズイことはあっても、とにかく、パパッと片づけてしまうことが大事なのであって、ひとつひとつ丁寧かつ完璧に時間を掛けてやってたんでは、とてもでないが、勝てないとしたもの。
だが、東北人たちは、どうもそういうことが性分として合わないようだ。
というより、個人個人のレベルが高く、それぞれに志があるので、小骨折れがしないんだな。
従って、何事にも小異を捨てて大同につくということが出来ない。
小異を捨ててたら、自分が無くなってしまうように感じるのだろう。
東北人の遵法意識の高さ、道徳心、の高さは、逆に、それらが互いに妥協できるギリギリのラインということなのだ。
だから、そういうのをはなから無視する裏社会の人間達はお呼びでないだろう。
如何に迅速に出来ても、後で不平不満が出てくる。
逆に、最初は時間がかかっても、いったん皆が納得の上、決めたことなら、後で不平不満を漏らすようなことはない。
どちらが良いか、歴史上の結論は、前者に分がある。
東北人のやり方では、駆逐されてしまう。
議論には勝てるだろうがね。
しかし、ことは東北に関することなので、やっぱり、東北人に任せればいいのだ。
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