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2012年1月31日 / misotukuri

粟生隆寛の相手ターサクは最強の挑戦者か?

来る4月6日、WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ 粟生隆寛VSターサク・ジャンデーン(同級1位)戦がある。

粟生は前回のボスキエロ戦ですっかりミソをつけてしまったので、今回の一戦で何とか名誉挽回したいところだろう。

しかし、今回の対戦相手ターサクは、ランキング1位の指名挑戦者であり、現在16連勝11KOの強豪だ。

果たして、粟生はタイトルを防衛できるのだろうか?

さっそく、Googleでターサク・ジャンデーンで検索してみた。

ニコニコ動画で次の動画が見つかった。

http://www.nicozon.net/watch/sm7555089

この試合、ターサクの名前は忘れていたが、WOWOWで見た記憶がある。

当時は、チャンピオンのファン・マヌエル・マルケス(マルケス兄)の強さ、上手さばかりに目が行っていて、ターサクのことなど打たれる相手としか見ていなかったが、今見たら、強いね、これは。

特に、左クロスは鋭くて強烈だ。

あのマルケス兄に何度か打ち込んでいるのはたいしたものだ。

しかし、サウスポーだが、右ジャブが全くといっていいほどないね。

右はフックだけ。

しかも、攻めのパターンが少なく、必ず、左から打ってくるので、得意の左もマルケス兄に直ぐに用心されてクリーンヒットしなくなった。

防御は、マルケス兄相手には、そもそも難しいが、強打者にありがちな打たれ脆さを持っているようだ。

特に、アゴが弱そうで、マルケス兄の左アッパーが決め手になっていた。

だが、ボクシングは相手次第。

サウスポーの粟生には、マルケス兄のような踏み込んで打つ左アッパーはなく、コンビネーションも打てない。

ターサク同様、右ジャブがなく、カウンター気味のいきなりの左ばっかり。

粟生もターサクもそういう点では似ているが、連打、パンチスピード、勇敢さと言う点では、ターサクの方が上回っている感じがする。

BoxRecでTerdsakを検索すると、Terdsak Kokietgymがある。

Kokietgymはジムの名前なので、ターサク・ジャンデーンはこれだ。

http://boxrec.com/list_bouts.php?human_id=205579&cat=boxer

身長は165cmで粟生より5cm低いが、さらにリーチは164cmで10cm短く、体格的には粟生が勝っている感じだが、この数字はいつも適当なので、当てにならない。

リーチなど全くいい加減だ。

従って、パッと見た感じで言うしかないが、身長差が10cmもあればともかく、この程度では、まず互角と見てよい。

ファン・マヌエル・マルケスに7RTKOで敗れているのは、2006.8.5のことなんだね。

とすると、5年半前で、まだ、25歳か。

マルケス兄は、32歳で、思うように試合が出来なかった頃だね。

当時、クリス・ジョンに地元判定で敗れたとは言え、やはり、フェザー級では最強だった。

この試合は、WBOの暫定王座戦だが、どういう経緯だったかは覚えていない。

ターサクの敗北は、当時の実力ではいたしかたない。

問題は、その後に、どんなファイトをしてきているかだろう。

その1年半後の2008.3.15にWBOフェザー級王者ステーヴ・ルエバノと戦い、大差の判定負けしている。

ルエバノと言えば、ファンマ(ファン・マヌエル・ロペス)に叩きのめされたのが印象に残っている選手だが、ターサクは、ルエバノには柳に風とかわされたような気がする。

それ以後、16連勝11KOなのだが、はっきり言って、ドサ回りばっかり。

対戦相手の質も大したことない。

逆に、粟生の対戦相手は、ここ数年、強豪ばかり。

粟生もターサクの対戦相手と対戦すれば、もっとKO率も上がるだろう。

ここまで来て、ターサクの現在の実力が果たしてどれくらいのものかよく分からなくなった。

格下相手でも、きっちり、KOか大差の判定で片づけているところを見ると、WBCの1位なので、やはり、そこそこのものがあると見て良いのだろうか。

マルケス兄とやった頃より進歩していれば、たとえば、強い右ジャブが打てるようになっていたりすると、粟生は危ないね。

とりあえず、ターサクの後半KO勝ちを予想しておこう。

まあ、試合までに、もう一回、直前にスパーリングの状況とか参考にして最終予想といこか。

<追伸 2012.2.1>

アップ後、YoutubeでルエバノVSターサクを見た。

http://www.youtube.com/watch?v=K-gD4s9YRXw

ルエバノは、4Rに左をかぶせられダウンしたものの、総じて足を使って、速い右ジャブ一本でターサクをあしらってた。

やはり、速いジャブの連打が打てなければ、ターサクの接近を許すし、右ジャブがない粟生にとっては難しいことになりそうだ。

粟生は、速い右ジャブをしつこく打たないと、多分、消耗戦に巻き込まれ、前回のボスキエロ戦の二の舞になるだろう。

ターサクが、ルエバノ戦当時より、右ジャブをもっと打てるように進歩しているとすると、粟生は完敗するかも。

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