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2012年2月13日 / misotukuri

「まったく新しいボクシングの教科書」を読む

「まったく新しいボクシングの教科書」(野木丈司著)を読んでいる。

著者は、第35代WBC世界フライ級王者内藤大助トレーナーだった。

変則ボクサー・ファイターの内藤大助にこのような素晴らしい理論派のトレーナーがついていたとは!

さすがだね。

始めの方に「パンチ力を強化するトレーニング方法」というのがあるが、畳の上でまねできそうな簡単な実験が写真入りで書かれてある。

早速やってみた。

「・・・強いパンチを打つということは、自分の体に伝わってくる衝撃をいかに逃さないかということです。強いパンチを打てるようになればなるほど自分への衝撃は大きくなり、それと同時に自分の体は痛みを感じます。パンチの衝撃を体から逃さないようにする、痛みを克服する(痛みに慣れる)トレーニング方法として、(略)ここでは自分一人で出来る(略)練習方法を紹介しましょう。」

一応、本を読んでからやったので、それほど×悪い例にはならなかったと思うが、確かに、身体が必死になって衝撃から逃げようとしているね。

それは、ホントに自分の身体とは思えないくらいだ。

醜くも、衝撃から逃げようと無意識的に動こうとするのを、必死になって意志の力で、拳に当たる衝撃を逃がさないよう身体でそのまま受け止める。

畳みの上で両膝をついて両拳を真っ直ぐ前に突きだしたまま、畳の上に倒れ落ちるだけなのだが、難しいね。

イスのようには倒れられない。

本を読んでいなければ、すぐに体や肘がくにゃくにゃに曲がって、痛くないようにしようと、受け身を取ってしまう。

強いパンチが打てるか打てないかは、確かに意識の切り替えだ。

無意識に作動するリミッターを外す必要がある。

拳から伝わってくる衝撃は、思いの外、大きいものだった。

しかし、これなら、確かに訓練すれば、何とかなりそうだ。

そうか、ボクサーはこういうことを仕込まれるんだな。

これは、痛みに耐えるというストイックな感情に訴えはするが、ようするに、洗脳だな。

こういう技術は他にも応用できる。

特定の分野だが。

 

 

 

 

 

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