神山森林公園ほっつき歩いてきました
今朝、妻の介護を一通り済ませ、ほな、行ってくるわな、と神山森林公園へ出かけた。
妻のカメラと私のカメラの二丁拳銃なので、私のは、D90にした。
一度、滝壺にボッチャンしたカメラなので、あと、何があろうと、惜しげがない。
最初、八重の森に行ったのだが、そして、登る途中で気がついたのだが、これまで何度も来たはずなのに、何と今まで通ったことのない道だった。
行けども行けども、知った所に出ないので、少し不安になりかけた頃、いきなり着いていた。
やはり、歳いって、一人で山歩きするのは危ないね。
かといって、かみさんがしっかりしているというのでもないのだが・・・
山歩きしていた夫婦が道に迷って、遭難した上に、はぐれてしまい、夫は救助されたものの妻は死んだ事件があったね。
普通は逆なんだけど、それで覚えている。
何でも、はぐれた奥さんは夫が発見された所から数メートルしか離れていないところにいたという。
私が家に帰れなかったら、介護が必要な妻はいったいどうなるんだろう?
近くに息子がいるから心配ないか。
ほな、もっちょっと、いこか。
八重の森のヤエザクラはもうさすがにそろそろ終わりかけ。
白のしだれザクラ(センダイシダレだろうか?)はもうほとんど終わっていた。
3,4年前にヤエザクラの美しさに目覚めたが、写真に撮るのは難しいね。
今日みたいに天気が良いと花のほとんどが陰になってしまう。
八重の森からみはらしが原へ回ると、オンツツジが咲いているのが目に入った。
満開のもあるが、まだまだこれからの方が多いので、ゴールデン・ウイーク中楽しめるだろう。
ハナミズキも最高にきれいだ。
足下にはスミレや名もしらぬ草花が足の踏み場もなく咲いており、いちいち撮っていたら日が暮れてしまう。
まっすぐ、車道まで降りて、次はツツジ原生林へ向かった。
そして、またしても、道を間違えて、下の道へ降りてしまった。
むせかえるような緑できれいなのだが、初めの内に、一本オンツツジがあっただけで、行けども行けども何もない。
しかし、必ず正しい道にぶつかるはずなので、そのままずんずん行くと、チラホラとオンツツジが見えてきた。
まだ早いのか、裏年(?)なのか、咲いている絶対数は少ないようだ。
D90に付けた50mmの単焦点レンズでは、ちょっと距離が足りないので、70mm-300mmのズームレンズに付け替えた。
だいぶ楽になったので、遠くのは主にこれで撮った。
結局、山の斜面をぐるっと下から上へとインメルマンターンしてきたようなものだ。
何?インメルマンターンを知らない?白子のりじゃないんだよ。古いか。
車の所までたどり着くと、もう12時近くなっていた。
腹はそれほど空いていないので、神光寺の登り藤の様子を見に行ってから帰ることにした。
まだ、もうちょっとだね。
藤の甘い匂いが立ちこめていて、蜂がせっせと密を集めていた。