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2012年5月19日 / misotukuri

IBF及びWBO加盟問題-下手な考え休むに似たり

JBC(日本ボクシングコミッション)では、現在、ボクシング世界チャンピオン認定団体であるIBFとWBOに加盟する方向で検討をしているとか。

エッ、世界チャンピオンって、世界に一人じゃないの?

・・・・(絶句)

・・・・とまあ、そのような一般人には、今日のブログは外して貰おう。

もっとも、一般人のそういう感覚をボクシング関係者は忘れてはならないとは思う。

しかし、ボクシング草創の頃から生きている人間などいないわけだから、その時代時代の現実を受け入れるしかないのだ。

私は一ボクシング・ファンにすぎないが、WBOが初期の頃は、どうせマイナー団体の一つと思っていた。

WBOの初代ヘビー級王者はイタリアのフランチェスコ・ダミアニだったが、それが二流のレイ・マーサーに9RTKOで敗れるなど、確かに権威は低かった。

その後、悪魔王子ナジーム・ハメドがWBOのフェザー級世界王座を防衛し続けるようになって、認定団体などはどうでもいいのだということに気がついた。

結局、世界で一番強いボクサーを世界チャンピオンとして認定しているからその団体に権威が生まれるのであって、先に団体ありきではないのだ。

そういう目で、WBA,WBC,IBF,WBOという四大認定団体の世界チャンピオンを各階級ごとに見比べてみたら、例外もあるが、何とIBFのチャンピオンが一番強そうだった。

今は、どうかな?WBA,WBC,IBF,WBOの順に書いてみてもいいが、暫定チャンピオンや休養チャンピオン、シルバー・チャンピオンなども含めると大変な作業だ。

実際のところ、誰が一番強いかなどというのは、戦ってみないと分からないわけで、それまではその人の好みによる感想に過ぎない。

そして、そういう統一戦は、① ファンがそれを望み、そして、② 大興行となるなら、実現する。

井岡(WBC)VS八重樫(WBA)の世界ミニマム級統一戦など、口だけで実現はすまいと思ったが、来月行われることになっている。

だが、これについては①は満足していても、②についてはどうだろうか?大いに疑問だ。

日本ではボクシングのマーケットが小さく、大興行にはなりにくい。

ただし、これをボクシングの人気を高める起爆剤にしたいと考えているなら、やってみる価値はある。

しかし、それは無理だろう。

だから、私は、井岡VS八重樫の世界ミニマム級統一戦など愚の骨頂だと以前のブログにも書いた。

もうここでは繰り返さないが、日本みたいな狭いマーケットでWBAとWBCを統一しても、直ぐに何のかんの言って両方ともタイトルを取り上げられてしまうのがオチ。

WBOのオーランド・サリドとWBCのジョニー・ゴンサレスの統一戦とはわけが違う。

ボクシングというのは認定団体も含めて、彼らのビジネス・ゲームであって、悲しいかな、我々日本人のゲームではない。

それが分かってないんだな。

IBFやWBOへの加盟問題など、チャンピオンの権威だのくそだの、何を潔癖症みたいなことを言って逡巡しているのか。

入ればいいんだよ。

日本でボクシングのマーケットを広げようと思ったら、本当は、賭を公認しなければ無理で、またそうしなければ、プロ・ボクシングの真の姿も理解できない。

だが、賭(ギャンブル)は、日本ではパターナリズムが染みこんでいて、そういう悪徳は絶対公認されないのだ。

ボクシングの歴史をひもとけば、直ぐに分かることだが、ボクシングは賭と切り離すことは出来ないものだ。

ところが、それを日本では何か拳闘道みたいな誤解をしているから、まるで子供だ。

プロ・ボクシングとは、金のためにやるのだってことが分かっていない。

「世界で一番強いのは誰か決めようじゃないか!」等というのは、興行のための宣伝文句じゃないか。

ノニト・ドネアだって今西岡利晃と戦ったら、勝てそうもないから、出来るだけ先延ばしにしているのだ。

西岡には年齢的限界があるから、延ばせば延ばすほどドネアに有利。

今、やって、もしもドネアが負けたら、大損と奴らは考えているからね。

7:3でドネア有利と確信が持てるまでドネア陣営は西岡とは戦わないだろう。

全ては、金、金、ビジネスなんだよ。

関係者は分かってる癖に、もういい加減、子供っぽいストロング・スタイルでファンを愚弄するのはやめて欲しいね。

 

 

 

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