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2012年6月10日 / misotukuri

パッキャオは審判に負けた、ベイリーは涙、涙の戴冠

WBOウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオVSティモシー・ブラッドリーの一戦は、2-1のスプリット・デシジョンでブラッドリーが番狂わせで勝ち、新チャンピオンになると共に二冠を達成した。

たぶん、この判定には疑問が寄せられると思うので、深くは言うまいと思うが、どうなんだろうね。

試合後のインタビューで、インタビュアーがパッキャオにマイクを向け、ブラッドリーはあなたのパンチを沢山もらったし、効いたとも認めているが、あなたは全然打たれていないのに、負けてしまったのは、コンディション作りに失敗して終盤疲れてしまったのか?と誘導質問をしたら、パッキャオは、ブラッドリーのパンチは腕で受けていたしね、と言って、判定に不服そうだった。

まあ、また、9月にブラッドリーの予言通り、再戦することになりそうだから、その時この両者の決着はつくだろう。

「これがボクシングです。何が起きるか分かりません」と言っていたが、まさにそういう結果になった。

しかし、ガードの上から叩いて、それがポイントになるというのは、おかしいね。

そういうのをやたらと認めると、ブロックを否定することになる。

パッキャオ戦の審判は、前回のマルケス戦の反省からか、パッキャオに厳しかったね。

前回は審判に勝たせて貰ったが、今回は審判に負けた。

前座のIBFウェルター級王座決定戦、マイク・ジョーンズ(1位)VSランドール・ベイリー(2位)は、「昔の名前で出ています」のベイリーがまさかの11RTKOで勝って、新チャンピオンに。

これで、ベイリーも37歳、6度目の挑戦で、二階級制覇に成功した。

ベイリーは、もう、涙、涙で立っていられそうもないほどの感激ぶりで、観ているこちらももらい泣き。

ベテランらしい見事な勝利だった。

マイク・ジョーンズは無敗の新鋭でKO率も73%と高く、この試合で世界チャンピオンになるはずだったが、チキン・ハートだったね。

ランドール・ベイリーの強打を警戒して、すっかりびびって、腰が引けた状態で、速いが軽い手打ちの連打で距離を取って逃げてばかり。

それでも、ポイントは、パッキャオと違って有効打がほとんどないベイリーには行かず、ジョーンズのもの。

10R終盤、疲れで動きが鈍ったベイリーにもう大丈夫とみて色気を出したか、ジョーンズが攻め立てて、一息ついたところを、ベイリーの狙いすましたような右ストレートがきれいにジョーンズの顔面に炸裂。

ジョーンズ、後ろに吹っ飛んでダウン。

11R、一気呵成に攻めれば、KO出来るのに、ベイリーも疲れているのかなかなか行けず、逆にジョーンズの回復ぶりが目立ってきたなと思った矢先、ベイリーの右アッパーが者の見事にジョーンズの顎を跳ね上げ、ジョーンズ、一瞬宙に浮いてから崩れ落ちていった。

ベイリーは追撃もせず、くるりと後ろを向いてニュートラル・コーナーへ。

真のKOアーティストの美学を見た。

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