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2012年6月16日 / misotukuri

お懐かしや「情無用のジャンゴ」のあほくささ

その昔、マカロニ・ウエスタンを水道橋のギンレイ・ホールでよく見たものだが、一番、鮮烈だったのは、「荒野の1ドル銀貨」かな?

ストーリーは完璧に忘れてしまったが、ジュリアノ・ジェンマが胸のポケットに入れた1ドル銀貨のおかげで命拾いしたシーンが今も目に焼き付いている。

その次は、「夕陽のガンマン」。

クリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフが丁々発止のガン・プレイを見せるところなど良かったね。

それ以外は、私も20本くらい見たと思うが、今も印象に残るのはあまりない。

ナスターシャ・キンスキーのパパのクラウス・キンスキーが出ていたものとか、仲代達也が出ていたものとか、レアものも見てはいるのだが、題名を含めてストーリーなど全然覚えていない。

映画も1000本くらいまでだね、覚えていたのは。

これでも、昔は、見た映画の監督からキャスト、あらすじなど全部言えたものだが・・・もう、あかんね。

マカロニ・ウエスタンのベータ・マックス・ビデオを70数本持っている知人がいるが、もうDVDに全部録画し直しできたのかな?

そこまでの価値があるとはとうてい思えないが・・・

今日、Gyao!で「情無用のジャンゴ」(66年、伊、ジュリオ・クエスティ監督、トーマス・ミリアン、レイモンド・ラブロック他)を見た。

これはどういうわけか、見たい見たいと思っていたのに見られなかった映画だと覚えている。

当時は、えげつない残酷描写が話題になったが、今見ると、えーっ、どこが?という感じで、たいしたことないね。

ストーリーは明らかに黒澤明の「用心棒」や「椿三十郎」の影響を受けている。

だが、まあ、それもジュリアノ・ジェンマの「南からきた用心棒」みたいな気恥ずかしくなるようなコピーではないが、いまひとつ演出がさえないので、冗漫な感じだ。

同じジャンゴ・シリーズだったと思うが、オカマの女装ダンサーがテーブルの上で強烈なフラメンコを狂ったように踊りまくるのは、何て言ったっけ?

ああいういつまでも鮮烈な記憶として残りそうな描写がこの「情無用のジャンゴ」にあるとすれば、悪人が火事で溶けた砂金を頭からかぶってもだえ苦しむシーンかな?

なんか、絶対、あり得ないので、ミルク・チョコレートをかけられたみたいに見えて、おかしかった。

まだ、特撮映画にすれていない頃なら、想像力豊かに、ギャーッと叫んだかもしれないが・・・(それはないって)

ひとつひとつ、なんか、あほくさいんだよね。

長年の時の劣化に耐えないというか・・・

 

 

 

 

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