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2012年6月22日 / misotukuri

ボクシング、妄想、疑問判定-井岡VS八重樫戦

先日の井岡VS八重樫戦の判定について、議論が起きている。

井岡の勝ちは勝ちなのだが、4R毎のオープン・スコアリングをしたため、ジャッジと観客(TV観戦者を含む)とでは、採点の途中経過の印象がだいぶ違っていたようだ。

ジャッジの採点は、それはやっぱり、玄人がつけた採点だと思う。

ちなみに公式ジャッジと私の4Rごとの井岡-八重樫の採点は、次のとおり。()内は点差。

1~4Rは、3者とも38-38(2-2)でドローがジャッジ。私は、39-37(3-1)で井岡。

5~8Rは、38-39(2-3)で八重樫が1人、後の2人と私は39-37(3-1)で井岡。

9~12Rは、39-37(3-1)で井岡が1人、後の2人は38-38(2-2)でドロー、私は37-39(1-3)で八重樫。

これで、合計115-114で井岡が1人、115-113で井岡が2人、私も115-113で井岡。

8R終わった時点で、私の採点では、4ポイントも差がついているので、八重樫には井岡をKOするか、ダウンを与えなければ、勝つ見込みはなかった。

それは、二人の公式ジャッジの採点のように、8R終わった時点で2ポイントの差でも、同じことで、9~12R全部取らなければ逆転できず、1Rでも落とせば、たちまち良くて引き分けになってしまい、勝つ目はなくなる。

公式ジャッジ達は、1~4Rは全員38-38、つまり、2ポイントずつ両者で分け合った採点をしている。

このアナウンスがあった時、会場はどっと沸いたが、それはないだろうという感じではなかった。

TVの解説者達は、井岡有利と思っていたようだが、井岡有利というのは、あの場合だと、4-0か3-1か、しかない。

だが、さすがに、4-0はないだろうから、3-1で井岡とつけたのだろう。

私も、3-1で井岡だった。

これは、私が長年のファン歴で編み出した判定がどちらとも微妙な場合の私独自の採点方法によるものだ。

だから、公式ジャッジのように、38-38(2-2)という採点も、当然、あり得ると思った。

だが、5~8Rのジャッジの採点は、38-39(2-3)で八重樫が1人、39-37(3-1)で井岡が2人だった。

八重樫の勝ちにつけているジャッジは、10-10のラウンドが1つあるようだ。

しかし、この採点はないと思う。

5~8Rは、誰が見ても明らかに井岡が押えていたと思ったが・・・

そして、9~12Rのジャッジの採点は、39-37(3-1)で井岡が1人、38-38(2-2)で八重樫が2人だった。

井岡の勝ちにつけているジャッジの採点だが、私はこれも当然あるかなと思った。

八重樫のものすごく強いパンチがある時は空を切り、またある時は井岡の顔面を捉えたというラウンドが続いたが、それでもポイントを取るところまでは行かなかったと見るのも八重樫の目蓋の腫れ上がりようを見れば無理もない。

8R終わった時点で、すでに2者が2ポイント差をつけて井岡の勝ちにしている。

ということは、彼らは後は引き分けの採点をしても井岡の勝ちに変わりはないし、また八重樫陣営から恨まれることもないので、八重樫側に配慮した採点をした。

彼らが、私のように37-39(1-3)で八重樫につけても、ドローだし、1-0で井岡となっても、マジョリティ・ドローで、どっちにしてもドロー、引き分けになる。

しかし、やっぱり、これ引き分けにするというのは、いくらなんでもマズイわけで、それはどうしてかというと、明らかに井岡が勝っていたからというのではない。

はっきり言って、もうWBAは八重樫はいらないし、WBCも井岡はいらないからだ。

彼らが統一戦をやるということになった時から、WBAもWBCも手を叩いて喜んだ。

どちらが勝っても、二つの団体の王座の防衛戦を行うのは事実上無理だからで、どちらかを返上させるか、義務を果たさないとして剥奪出来る。

その結果、中南米やタイでは、もっと大きなビジネスが出来る。

だから、むしろ引き分けで両者王座防衛というケースだけは絶対に避けたかった。

そう考えないと、WBA側のジャッジの採点は分からないし、WBC側のジャッジの採点も分からない。

だが、途中経過はともかく、結果的には合ってるしねぇ。

文句をつけるったって、そんなあんた、ちょっと潔癖症なんじゃねーかい?

・・・とくらぁ。

日本のボクシング・ファンはどこまでお人好しのアホかと思われるだけだ。

もう、やめとこーよ。

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