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2012年6月24日 / misotukuri

インボイスを導入しない消費税増税は犯罪的

消費税増税法案の衆院採決で与党民主党内の小沢グループ、鳩山元首相グループ等の約50人が反対票を投じる意向で、13人が棄権か欠席を検討しているとか。

衆議院定数は480人で、欠員1と議長を除く過半数は240。

民主党議員289名の内、約60名が造反すれば、もし、仮に土壇場で自民・公明がやっぱりやめたと裏切って反対に回れば、法案は否決される事になる。

そうなれば、さすがにもう、一気に衆議院解散だろう。

谷垣さんにそういうことができるんなら、オレはスゴイと思うがね。

そういう人が首相なら、外国と戦争になっても大丈夫だ。

「マニフェスト違反の民主党に消費税増税する正統性はない!私は国民に信を問うてからやる」と言って、選挙戦を戦えば、国民も彼に応えてくれるかもしれないな。

だが、そんな勝負が出来る人だとは思えない。

だから、消費税増税法案は可決されるだろう。

私は元々、消費税の増税はやむを得ないと思っている。

しかし、インボイスを導入しない消費税のこれ以上の増税には断固反対する。

インボイスを導入したら事務量が増えるとかいうデメリットをまことしやかに言い立てる輩がいるが、これは全てまやかし。

世界中で出来ているのに何で日本では出来ないのか? 嘘を言うなよ!

税制までガラパゴスになってしまう。

消費税導入時にインボイス方式を採らず帳簿方式を採ったのは、消費税の円滑な導入を図るためにやった事業者へのアメ。

消費税の益税問題は、税率が現行の5%くらいならまだ辛抱できるかもしれないが、それが10%以上にもなれば、事前によほど対策を講じておかないと大変なことになる。

消費税増税を言うなら、ここはいったん否決して、インボイスを導入し、益税を解消する制度設計をしてから、国民の皆さん済みませんが、増税させてくださいと言え。

小沢グループと組むとか組まないとかは関係ない。