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2012年7月6日 / misotukuri

MWA賞&CWA賞受賞作を読む

今までにMWA賞(アメリカ探偵作家クラブ)賞受賞作品で読んだものを挙げると以下のとおり。

(処・・・最優秀新人賞、長・・・最優秀長編賞、ペ・・・最優秀ペイパーバック賞)

年度 賞 「作品名」 (著作者)

1954 処 「死の接吻」(アイラ・レヴィン)

1955 長 「長いお別れ」(レイモンド・チャンドラー)

1956 長 「毒薬の小壜」(シャーロット・アームストロング)

1964 長 「真昼の翳」(エリック・アンブラー)

1965 長 「寒い国から帰ってきたスパイ」(ジョン・ル・カレ)、処 「金曜日ラビは寝坊した」(ハリイ・ケメルマン)

1970 長 「罰金」(ディック・フランシス)

1971 長 「笑う警官」(マイ・シューヴァル&ペーター・ヴァールー)

1972 長 「ジャッカルの日」(フレデリック・フォーサイス)

1979 長 「針の眼」(ケン・フォレット)

1980 ペ 「ホッグ連続殺人」(ウィリアム・L・デアンドリア)

1981 長 「利腕」(ディック・フランシス)

1982 ペ 「オールド・ディック」(L・A・モース)

1983 ペ 「真夜中の相棒」(テリー・ホワイト)、処 「逃げる殺し屋」(トマス・ペリー)

1984 処 「殺人詩篇」(ウィル・ハリス)

1985 長 「女刑事の死」(ロス・トーマス)、処 「ストライク・スリーで殺される」(リチャード・ローゼン)

1986 ペ 「豚は太るか死ぬしかない」(ウォーレン・マーフィー)、長 「容疑者」(L・R・ライト)

1988 ペ 「暗黒太陽の浮気娘」(シャーリン・マクラム)、長 「古い骨」(アーロン・エルキンス)

1989 処 「カロライナの殺人者」(デヴィッド・スタウト)

1992 長 「倒錯の舞踏」(ローレンス・ブロック)

1999 処 「氷の闇を越えて」(スティーヴ・ハミルトン)

2001 長 「ボトムズ」(ジョー・R・ランズデール)

2008 長 「川は静かに流れ」(ジョン・ハート)

2011 長 「解錠師」(スティーヴ・ハミルトン)

こうしてみると、結構読んでるというか、ほとんど読んでないというか、びみょーだね。

特に、ここ最近の20年は、読んでいないのが目立つ。

CWA賞についても、MWA賞とのダブりも3冊あるが、数的には似たようなもの。

MWA賞よりCWA賞の方が面白いかな?

しかし、もうリストを書く気力が出てこない。

こういうのを作っていると、80年代の初め頃、ミステリとSFに詳しいM君と出会って、衝撃を受けた頃を思い出す。

それまで、SFについては、恐らく徳島県では私が一番沢山本を読んでいるし、持っていると思い込んでいた。(まあ、実際はそうでもなかったのだが・・・)

しかし、ミステリは、シャーロック・ホームズ物、アルセーヌ・ルパン物、エラリー・クイーンの四大悲劇やヴァン・ダインのファイロ・ヴァンス物、アガサ・クリスティのエルキュール・ポワロ物やミス・マープル物等、A・A・ミルンやガストン・ルルーやジョン・ディクスン・カーの密室物、等々・・・ようするに本格物しか読んだことがなかった。

M君、パラパラパラっと紙に最近の傑作ミステリを書き出して言った。

「この中に知っている作品と作家って、いくつありますか?」

「どれどれ」と手に取って見たものの、ただの一つも知っているのがなかった。

一つだけ名前を覚えているが、トマス・チャスティンだ。

あなた、知ってる?トマス・チャスティン?最近、聞かないけど。死んだのかな?(94年没)

これはショックだったね。

さっそく、M君と「徳島ミステリ・クラブ」なるものをこしらえ、毎月1回の読書会を始めた。

当時、M君は一年間にミステリを200冊は読んでいたので、彼の推奨する作品を僕ら会員は例会までに読んできて、あれこれ感想を述べたり、批評したりするのだった。

その内、M君は確かに沢山読んでいるが、内容はあまり覚えていないことに気がついた。

中身を覚えていないんじゃあ、幾ら読み散らしても意味がない。

読んだというスタンプラリーしてるつもりなら別だが。

私は彼の影響で年間の読書目標をミステリとSFとで52冊とし、読書手帖をつけ始めたが、1982年がむりやり50冊、83年が56冊読めたきり、以後、50冊に達することはついぞなかった。

今は20冊くらいかな?去年までで平均23冊だった。

ミステリやSFは、隠退生活しているとは言え、他にすることもあるし、それが限度だ。

で、年間20冊は読むとして、(現在、12冊目を読んでいる)、どういうものを読むか一応の方針を決めておいた方が、老い先短いので、「読まずに死ねるか」に賛同する私としては、効率的だと思うようになった。

そこで、今年はあと半年、MWA賞(米)とかCWA賞(英)受賞作品を中心に読んで行くつもりだ。

まずはここ20年間の受賞作品をと考えている。

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