Skip to content
2012年7月29日 / misotukuri

ドラマ「アンフォーギブン~記憶の扉」の錆びつき度

昨日、スパドラで「アンフォーギブン~記憶の扉」1~3を一気に見た。

WOWOWでもやったらしいが、あまり記憶にない。

アンフォーギブン(Unforgiven)と言えば、クリント・イーストウッドの「許されざる者」の専売特許かと思っていたら、そうでもないんだね。

聖書かなんかに由来するよく使う言葉なのだろう。

このドラマ、第一話を見ただけで底が割れるお話ではあるのだが、英国の民事法執行などドラマの本筋以外のところが興味深く、最後まで見てしまった。

18年前、築400年続いた農家に住んでいた17歳と6歳の姉妹が賃借権の消滅とかで不当な立ち退き命令を受けたが、父は死に母親は行方不明で頼れる人もなく、孤立無援のまま二人で頑強に居座っていたところ、ある日、家主の訴えにより、裁判所から執行吏が立ち退きの強制執行にやって来た。

そして、そこでとうとう忌まわしい殺人事件が起きた・・・

ところで、英国の執行吏は執行人夫の他に警官二人を連れてきていたが、彼らはあくまで立会人のはずでは?

英国の民事執行制度をよく知らないので何とも言えないが、もし、立会人なら、あんな風に制服を着たままの警官が他人の家に裏の窓から押し入って玄関のドアを開けたりするなんてことは出来ないのではないか?

執行吏が家の中に入るため内側から鍵をかけたドアを壊すのは、あくまで執行吏の命令を受けた人夫であって、それが適正に執行されているかどうかを警官は立ち会いの上、確認しておればいいだけと思うが。

あの場合、警官は執行吏に頼まれたわけでもなく、また、彼らには何の令状もないのに、勝手に民家に押し入ったわけだから、住居不法侵入という違法行為を犯している。

しかも、彼らの行為はそのことによって未成年者の少女を著しく恐怖に陥れたのだから、それで彼女に猟銃で射殺されたとしても、ようするに勝手に要らん事をするからで、自分らが悪い。

彼女の行為は、刑法上は正当防衛が成立するのではないかと思うが・・・

腕利きの弁護士でなくとも、こんな穴だらけの事件、ちょっと考えたらわかりそうなものなのに、よくまあ15年も懲役刑を喰らわせたものだ。

だいたい、何で、執行吏より先に警官たちがあの家の中にいたんだよ!

執行吏は自分の職分をわきまえ、外にいたが、警官たちはいずこも同じ”おいコラ”のレベルで、相手の姉が一筋縄ではいかないタマだとは知っていたかもしれないが、自分たちの職分がどういうものかについては全く何もわきまえていなかった。

こんな警官なら、悪いけど、死んでもそれは自分たちの不注意だと思うよ。

オレは、たいがい、警官の肩を持つ方だが、コイツらについてはダメだな。

オレは、普通の被害者でもそう。

突然、理不尽にも命を絶たれるってことがあったとき、その人自身は気づいてなかったかもしれないけど、危なっかしいことしてたってこともあるからね。

そういうのにオレはあまり同情出来ないのだ。

世の中にはあなたみたいに幸せな人ばかりじゃないんだということに思い至らない罪とでも言おうか。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。