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2012年9月16日 / misotukuri

セルヒオ・マルチネス大差でチャベスJrを下すも株を上げたのは

いやーっ、スゴイ試合だったね。

WBCミドル級世界タイトルマッチ、フリオ・セサール・チャベスJr VS セルヒオ・マルチネスの一戦は、セルヒオ・マルチネスが3-0(117-110,118-109×2)の判定で自身のダイアモンド・チャンピオンの座を守るとともに、正規王座に復帰した。

試合経過は、大方の予想通りで、10回までマルチネスの大量リードで進行した。

11Rにようやくゴーサインの出たチャベスJrがマルチネスをロープ際に追い込み攻勢をかけ、マルチネスあわやのピンチだったが、なんとか反撃して切り抜けた。

だが、もみ合いからマルチネス、スリップダウンしてしばらく起き上がれなかったり、疲労が激しいようだった。

そして、12R、残り1分45秒あたりから、チャベスJrの左右連打がマルチネスの顔面を痛撃し始め、ついに残り1分23秒マルチネス、ダウン。

その後もチャベスJrの攻勢は続き、大逆転KOかと思われたが、チャベスjrも疲れたし、さすがマルチネス、打たれながらも踏ん張り、終了ゴングを聞いた。

判定は、明らかに大差でマルチネスのものだが、株を上げたのは負けたチャベスJrの方。

親の七光り、過保護、スモウボクサーとか悪口を言われながらも、現時点でセルヒオ・マルチネスをKO出来そうなのは、結局、チャベスJrしかいないということがわかった。

セルヒオ・マルチネスはチャベスJrを「すぐにはKOしない。出来るだけ痛めつけて終盤KOしてやる」と言っていたが、逆に、あわやKOされるところだったわけで、大口を叩いていたのはどちらだ?と言われても仕方がない醜態だった。

確かに、ポイントでは大差でマルチネスだが、少なく負けるのも大きく負けるのも負けるという点では同じで、問題じゃない。

問題は、勝ち負けの内容だ。

プロボクシングなのだから、如何にファンにアピールする試合をしたかが問われる。

チャベスJrは、偉大な親父の伝説の試合、メルドリック・テーラー戦の再現はならなかったが、さすがJrと思わせる試合だった。

誰がマルチネスにあれほど打ち込めただろうか?

リマッチを望む声も多いだろうが、マルチネスはもういいと思っているんじゃないかな?

だって、これ以上、チャベスJrと戦って何を証明するというのだ?

ミスしたから、アンラッキーなパンチを食らってダウンしたが、それでも大差で勝ったし、無理に終盤KOなどと狙わなければ楽に勝てる相手だ。

ファンのためにもう一度、今度は決定的なミスをしろと?

馬鹿馬鹿しい。

だが、結局は、ファイトマネー次第だろう。

まあ、マルチネスが次に戦うべきなのは、同団体のSミドル級チャンピオンでWBA同級スーパー・チャンピオンのアンドレ・ウォードとだろう。

チャベスJrとほぼ同じくらいの体格で、アテネ五輪の金メダリストで、スピードとテクニックがあり、無敗。

先日は、一つ上のWBCライトヘビー級現世界チャンピオンのチャド・ドーソンを10RTKOで下して防衛したところだ。

クラスが違うが、チャベスJrより強いだろう。

ウォードがミドルで戦うなら、面白い試合になるだろう。

 

 

 

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