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2012年10月28日 / misotukuri

山中VSロハス、五十嵐VSナルバエスのW世界戦を予想する

今週末の11/3(土)に、WBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介 VSトマス・ロハス戦とWBC世界フライ級タイトルマッチ、五十嵐俊幸VSネストール・ナルバエス戦がある。

そろそろ予想をしたいが、西岡、粟生と次々負けたので、二度あることは三度あるとか言うし、嫌な予感がする。

でもまあ、二人共負けるなんてことはないだろう。

まずは、山中慎介 VSトマス・ロハス戦だが、常識的に山中が負かしたビック・ダルチニアンにKO負けしたロハスに山中が勝てないなんてことは、考えにくい。

ただし、これは五十嵐にも言えることだが、トマス・ロハスといい、ネストール・ナルバエスといい、手数が多いね。

どれもこれも手打ちなんだが、とにかく、手数が多い。

二人共、こんなに手数の多い選手と戦ったことはないのではないか?

特に、それほどアマ経験のない山中は、戸惑うかもしれないね。

ロハスは175cmとこのクラスでは身長が高いが、山中も170cmあるので、さほどやりにくいということはないだろう。

(BOXRECによれば、ロハス身長173cmリーチ175cm、山中身長171cmリーチ174cm)

むしろ、ロハスの方が身長差のアドバンテージをこれまでのようには生かせないので、防御の差がモロに出てくる試合となるのではないかな?

山中がロハスのスピードと手数を苦にしなければ、早い回でのKO勝ちもあり得ると思う。

しかし、手数の多さに苦戦するかもしれないね。

山中は、慌てず、ロハスの急所を狙って、強いストレートを打ち込むべきだろう。

予想は、中盤以降の山中のKO勝ちとしておこう。

次は、五十嵐俊幸VSネストール・ナルバエス戦だが、三度目があるとしたら、こちらの方かも。

ネストール・ナルバエスは、オマール・ナルバエスの弟で、ロハス以上に手数が多い。

しかも、妙に当て勘が良くて、効果はないのだが、ポイントにはなるというパンチを打つ。

また、上体をくねくねと絶え間なく動かすので、五十嵐はナルバエスの顔面を狙ってもなかなか当たらないだろう。

ナルバエスは打ち終わると、ほとんど左右に動かず、真っ直ぐ後ろに大きく下がるので、深い追撃が必要だ。

カウンター狙いだと、好き勝手やられるだろう。

また、ラウンドの初めの内は探るような左ジャブを続けているが、すぐに、いきなり右から打つようになる。

それも、右ストレートだけを連発する。

いかにも非力そうなパンチで、効きはしないと思うが、結構伸びてくるので、こんなのを当てられると、見栄えが悪いことこの上ないだろう。

五十嵐は、動じず、やはり、アッパーとかボディー・ブローで、動きを止めることが肝心だろうな。

どちらが勝つにしても判定だろうが、日本人ボクサーはこういうナルバエスみたいなタイプは苦手だから、五十嵐も危ないかもね。

イライラする不完全燃焼で、五十嵐の判定負けとしておこう。

五十嵐がしっかり対応すれば負けるような相手ではないと思うが、それが不完全燃焼というやつで・・・

<追伸2012.11.3>

ついさっきWOWOWで試合を見たばかり。

山中VSロハスは、山中の7RTKO勝ちで、2度目の防衛に成功した。

5Rの途中で、息子から電話が入り、送って行ってくれとのこと。

つい、「今、ボクシングを見てるところなのに・・・」と言ってしまったが、ビデオも録画しているので、送って行くことにした。

帰ってきたら、スローモーションでリプレイしている。

やっぱり、KOで勝ったか、と思った。

7R36秒なので、まあ、予想どおりかな。

ロハスも調子が良かったようだが、やはり、防御の差が出たね。

クラスの割に背の高いボクサーは、長身のアドバンテージに頼るあまり、しっかりガードする練習をしていないから、クラスを上げて、同じくらいの身長の選手と戦うと、防御力の差がモロに出る。

山中も長身とはいえ、同じくらいの身長の相手と何度も戦っているから、単純に長身を利した上体の動きだけに頼った防御はやらない。

それにしても、ものすごいKO劇だったね。

次の相手は、できたら、ジョセフ・アグペゴとやって欲しい。

これが多分、アブネル・マレスがスーパー・バンタム級に上がった今のバンタム級では最強だろう。

年齢も似ているし、実績もアグペゴの方が上だ。

アグペゴを倒したら、あとは活きのいい、若いチャレンジャー相手に2、3回防衛した後、クラスを上げて、ノニト・ドネアに挑戦だ。

ぜひ、西岡の仇を討って欲しい。

五十嵐VSナルバエスは、2-0のマジョリティ・デシジョンで五十嵐の勝ち。

予想が外れたから言うのではないが、私は、彼くらいの力で、頭の悪いボクサーなら、ナルバエスに負けていたと思う。

それは決してハロに勝った自信からつかんだ根性のせいだけではない。

だいたい、五十嵐は話をさせても非常に理知的で、とてもボクサーとは思えないくらいしっかりしたことをよどみなく喋る。

だから、彼の作戦は、多分、あれしかなかったと思うし、よく戦ったと思う。

スマートに被弾を恐れて逃げ回っていたら、絶対勝てなかった。

五十嵐の次の課題は、パンチ力の増強だ。

それしかない。

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