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2012年12月18日 / misotukuri

一票の格差はアファーマティブ・アクションだろう

国会議員の選挙区ごとの定数是正に取り組んでいる立派な人たちがいる。

今回の衆議院選挙でも一票の格差が2倍以上あるのは違憲だから選挙無効の訴えを全国各地で起こしている。

虚仮の一念岩をも通すと言えばご立派だが、偏執狂だね。

まあ、彼らは裁判に勝つことが目的ではなく、格差是正を達成することが目的なので、こういう裁判を繰り返すことによって世論を喚起し、改革を誘導することができればいいのだろう。

国会議員が自分で自分の首を絞めるような法改正などするはずがないし、このあたりが間接民主主義の限界で民主主義の機能不全を調整する何らかの仕組みが必要なところだ。

だが、それはともかく、一票の格差が違憲状態だから選挙は無効だという理屈を認めると、それならこれまでの選挙はすべて無効だったということになるので、社会秩序が崩壊してしまう。

下手するとそういう判決を出した最高裁判所の判事の任官自体も無効になっちゃう。

選挙は無効だが、それによって選ばれた代議士による賛成多数で可決した法律は有効だなどというのは、アクロバティックな法論理、ようするに屁理屈に過ぎない。

そして、そういう苦しい判決を下すたび、法秩序への信頼が損なわれていく。

一票の格差を是正しなければいけないのはその通りだが、どのように是正するかについては色々議論があるだろう。

人口に完全比例するのが一番公平というのは、東京など大都市の住民に共通する考えで、それこそ多数決すれば、そうしろということになるのだろうが、そんなことを言うなら、水も電気もゴミも全部自前でやってよねと大都市住民のエゴを指摘されるだけだろう。

つまり、格差をどのように是正するかを考えると、格差を完全になくすることはかえって公平ではなくなるということなのだ。

ようするに、一票の格差は、選挙における過疎地国民へのアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)とも言えるのではないか?

徳島県の人口は現在80万人を切って、なお減り続けているが、ここで小選挙区3つ代議士3人は確かに多いと思う。

せいぜい一人か。

1区 福山守(自)、 2区 山口俊一(自)、 3区 後藤田正純(自) のうち一人。

絞るのは至難の業だが、まず山口俊一は、話術は巧みだが、ほとんど縁がない人なので×かな。

福山守は、地元だし、初当選だしご祝儀相場で○にしてもいいんだが、地方議員が長すぎたね。×

残るは、後藤田正純。津島派で居続けていれば良かったのだが、スキャンダルといい、どうしちゃったのかな?×

うーん、誰もいないね。

かといって、四国で2人とか3人とか春の選抜野球じゃあるまいし、やだね、そういうのも。

結局、色々考えたら、今のままでいいんじゃないの。

定数是正よりも参議院改革と道州制が先だな。

それから定数是正した方が地域エゴの抵抗が少ないだろう。

参議院は都道府州知事+人口比例で100名程度にし、衆議院は都道府州一区で人口完全比例とし、250名程度にする。

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