Skip to content
2013年4月15日 / misotukuri

ドネア敗北に思うー噛み合わない相手に勝つのは難しい

またも外したね。

これまで迷探偵Jinchanは本業の犯罪の推理では外してばかりでゴメンネだったが、ことボクシングの予想に限っては、ほとんど外したことなかったんだけど、最近ダメだねえ。

やはり、冷静な分析が一番だが、結論を出すときに思い入れがあると、間違うね。

ドネアVSリゴンドー戦、私の予想は、リゴンドーが逃げ回りドネアの大差の判定勝ちというものだった。

結果は、ほぼ逆。

ちょうど、神山森林公園へ八重桜を見に行っていたので、帰ってきてテレビをつけたら、もう4Rになっていた。

そのまま最後まで見て、見逃した部分は、またあとで見ようと思っていたが、ドネアが負けたら、見る気が起きなくなった。

よって、4R以降の印象だが、まず、試合の展開だが、予想通り、リゴンドーは逃げ回っていたね。

だけど、ドネアは西岡戦の時と比べると、顔やお腹がちょっと太っているという感じで、それも水ぶくれみたいなのが気になった。

案の定、スピードも身体の切れもなく、減量に失敗したんじゃないかと思った。

リゴンドーの戦いぶりを見ていて、昔のモハメド・アリの戦いぶりを思い出した。

モハメド・アリも、相手の周りをサークリングしながら、時々、素早いジャブやワンツー、近づいては左右連打を見舞って、またパッと安全圏に退き、サークリングを再開する。

打ち合いにならないから全然かみ合わず、見ていて全く面白くなく、ちょっと何か食べようかなと一瞬目を離した隙に、何かワンパンチでダウンを奪って、試合が終わっている。

で、途中経過の採点はどうなのかというと、相手はモハメド・アリを追いかけ回しただけで、一発も当てさせていない上、アリの方は軽くて効果はなくても相手に当てているので、ポイントはアリに行く。

まだ、リング・ゼネラル・シップという概念が十分浸透していなかった時代の話だ。

しかし、観客はブーイングだ。

ただし、最後はKOで勝つから、辛抱して見ている。

リゴンドーの戦いぶりもアリに通じるところがある。ただし、アリと違って、背も低く、口べたでおしゃべりはしないが。

リゴンドーのボクシングも誰と戦っても噛み合わないだろう。

10Rにドネアがリゴンドーから左でダウンを奪ったが、11R逆にリゴンドー-が終了間際クリーンヒットをドネアの顔面に決めた。

12R、開始早々にリゴンドーがドネアの顔面に左ストレートを決め、ドネア右目を痛めたか、初めて後退しだした。

リゴンドーがそれを見て、俄然、ドネアに襲いかかった。

ドネアは必死にカウンターを狙うが、いずれも空振り。

リゴンドーにもクリーンヒットはそれほどなかったものの、明白にリゴンドーのラウンド。

これで、リゴンドーは勝ちを印象的にも決定的にした。

ジャッジの採点を聞かなくても、リゴンドーの勝ちは動かないように思えた。

ジャッジの採点は、114-113,115-112,116-111の3-0でリゴンドーの勝ち。

誰が見ても、10Rは8-10でドネア。11R,12Rはそれぞれ10-9でリゴンドー。

両者の10R以降の獲得ポイントは、共に28ポイントなので、9Rまでの両者のポイントの差は変わらない。

と言うことは、9Rまででもドネアはリゴンドーにリードされていたことになる。

10Rのダウンでも一人だけしかポイントは逆転せず、10Rまででもリゴンドーの勝ちだったようだ。

ジャッジの採点がおかしいと文句をつけることは大いにあることだが、公式の結果が変わることはよほどのことがない限り、ない。

今回もそうだが、リゴンドーのような戦い方を認めないという考え方もあるが、レフェリーにも責任はある。

レフェリーは、観客のブーイングを受けて、リゴンドーにファイトを命じても良かった。

しかし、レフェリーはそういうそぶりも見せなかったから、リゴンドーのような戦い方を否定しない考え方の持ち主だったのだろう。

ドネアは試合後のインタビューで「負けたとは思っていない」と言い、リマッチを希望しているようだったが、ファンとしてはもういいね。

また同じような展開になるだろうから。

なお、顔を見たら、ドネアの顔は傷だらけで、これは負けと言われても仕方ないなと思うかもしれないが、私はそれは必ずしも関係ないと思う。

リゴンドーに傷つけられたのは確かだが、ラウンドのポイントの獲得はそれだけでは決まらないからだ。

勝敗は、判定の場合、あくまでラウンドごとの獲得ポイントの累積で決まる。

極端な話、1Rから11Rまでずっと負けていて、12Rにダウンを奪っても、KOしきれなかった場合は、相手がどんな傷だらけの顔をしていようが、ポイント計算では勝ちはないからだ。

だから、判定とはどういうものかわかっている者は、その判定結果に不満があり、文句をつけても、それが覆ることはほとんどないことを知っているし、またそういうものだと理解している。

私も、同じで、個人的にはドネアの勝ちにしてもいいなと思うが、こういう判定も当然あると思っている。

そういうことを心得た上で、予想が外れたということだ。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。