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2013年5月19日 / misotukuri

オレが亀田興毅を見限った理由(わけ)-ワルは強うないとアカンやろ

ついに亀田興毅について、こんな記事が出た。

「亀田興毅は、なぜ山中慎介と統一戦を戦おうとしないのか」(「論スポ」編集長 本郷陽一)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/hongoyoichi/20130518-00025037/#fbComment

誰かさんもコメントで書いているように、思っていることはみんな一緒だね。

私も内藤大助戦までは、アンチ亀田ファンたちのあまりのひどさに亀田陣営を擁護する発言をしてきた。

しかし、その後は次第にアンチ亀田派があのように彼らのことを嫌うのも無理はないなと思うようになってきた。

これはやはり、マッチメークが変化してきていることに私もようやく気がついたからだろう。

日本のボクシング界は非常に閉鎖的で、世界中がIBFやWBOを認めているにもかかわらず、様々な理由をつけて、ついこの3月まで認めてこなかった。

しかし、主要4団体がそれぞれ17階級の世界チャンピオンを認定し、更に、暫定チャンピオンやスーパー・チャンピオンなどを定見もなく認定しているという嘆かわしい世界の現状は十分認識していた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%8F%BE%E7%8E%8B%E8%80%85%E4%B8%80%E8%A6%A7

そういう嘆かわしい現状というのは、もちろん興行(ビジネス)上の理由から生じたことだったが、その結果、どういうことが起きたかと言えば、それは日本のボクシング界が言っているように、チャンピオンの安売り、権威の低下消失であった。

タイトルマッチにした方が客がたくさん来るというので興行のためにチャンピオンを増やしたが、逆に増えすぎて、それだけでは興行につながらなくなったのだ。

だが、そういうことはもう既に起きてしまっていることで、日本のボクシング界だけが、世界チャンピオンの権威を守るため後生大事にWBAとWBCの老舗しか認めないと頑張っていても意味のないことだった。

そして、それがどうにもならない現状なら、どうやったら興行的価値を生み出せるかと言えば、亀田陣営がやっているように、一つの団体の王座をどんな手を使ってでも守り抜くなどというのは、もう古いやり方で何の役にも立たないことなのだ。

そんなことより、ファンがお金を出しても見たいという試合を組むことこそが興業上も好ましいのだという風に変わってきた。

考えてみれば、その王座の価値を決めるのは、結局、それを認定した団体にあるのではなく、あくまで、その王座に就いているボクサー自身なのだ。

WBOの王座の価値を高めたナジーム・ハメドの例を思い浮かべてみればよく分かると思う。

そのボクサーが本当に強ければ、王座の団体が何だろうと、ファンは見たいし、興行成績も上がる。

そういう時代での興行的価値のあるボクサーとは、ファンが望む相手との対戦を厭わず、むしろ、積極的により困難な相手に挑んでいく姿勢を見せてくれるボクサーなのだ。

勝ち負けは、二の次だ。姿勢が大事。オスカー・デ・ラ・ホーヤを見よ。マニー・パッキャオを見よ。

そういう点で、亀田興毅の陣営は大きな間違いをしてしまった。

八重樫東とミニマム級統一戦を戦った井岡一翔陣営も、今、判断を誤りつつある。

井岡一翔は、もう勝てる見込みがあろうとなかろうと、ロマゴン(ローマン・ゴンザレス)との対戦を避けるべきではなく、いつまでも逃げていては井岡が望む”伝説”のボクサーにはなれるはずもないだろうし、興行も亀田興毅と同じくじり貧になって行くだろう。

亀田興毅は自分がボクサーとしてまだ終わっていないと思うのなら、WBCの対立王者の山中慎介とまで行かずとも、せめて岩佐亮佑などとやって欲しい。

彼が岩佐亮佑に勝てれば、一般のファンはアンチ亀田派が言うほどでなく、やればできるじゃないかと思うだろうし、山中慎介との統一戦の興行的価値も倍増するだろう。

しかし、決してそうはならない。

亀田興毅は岩佐亮佑に敗れ、完全に地に落ちた偶像になってしまうからだ。

そして、そのことは、本人が一番よく知っているから。

それで、次戦の同級3位・ジョン・マーク・アポリナリオ(比国)との一戦に「進退をかける」などと言っている。

哀しいね。哀れだね。

曲がりなりにも、最老舗WBAの伝統あるバンタム級のチャンピオンが、ほとんどのコアなボクシング・ファンから見放されている始末。

やはり、対立王者の山中慎介のまばゆいくらいの輝きの前には色褪せてしまうよ。

ダーティ・イメージの強かったアブネル・マレスがダニエル・ポンセ・デ・レオンをまさかの9RTKOで下し、WBCフェザー級の新世界チャンピオンになった(ホンマにどこまで運の強い奴っちゃ)のには驚かされたが、興毅にマレスのようなサプライズを期待するのは無理だろうな。

このまま、世界の一流どころと一度も対戦しないままタイトルを防衛し続け、引退するのではないか。

(ポンサクレックは唯一の例外だ。おまけに、彼にはきっちり、負けている。)

だいたいやな、ワルは強うないとアカンやろ。

牙の抜けたオオカミは、早う引退して、大毅や和毅のプロモートに専念しろ。

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