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2013年6月21日 / misotukuri

「遙か南へ」読了ーこれだけ書ければ十分度

先ほど「遙か南へ」(ロバート・R・マキャモン著)読了した。

実は、マキャモンを読んだのはこれが初めて。

いつか読もうと思って買ってはいたのだが、巡回図書館で予約した本が来るまでのつなぎに何かと積ん読本の山を見ていて目に付いた。

マキャモンは、ディーン・R・クーンツなどと同じく三文ホラー作家と思っていたら、もうホラーは書かないと宣言して、「少年時代」、「マイン」そしてこの「遙か南へ」と90年から92年にかけて普通小説を書いたあと、10年沈黙する。

何故かな?と思っていたから、買うだけ買って読みもせず積ん読していたのだ。

しかし、わかったよ。

これは、これだけ書けたら作家として十分満足すべき大傑作だ。

しばらく休息が必要だろう。

読み終わった今は、あまりケチの付けようがないのだが、最初のうち主人公ダンのベトナム戦争体験のあたり、ベストセラー作家のあざといテクニックに、ああ、また見てきたような嘘を書きかと思いながら読んでいた。

しかし、人を殺してしまった彼を追う三本腕の賞金稼ぎと同見習いのエルビス・プレスリーのそっくりさん、そして、ダンと行動を共にする顔半分に大きな痣のある美少女が登場して、追いつ追われつを繰り広げるうちに、そういう冷めた見方は自然と消えてしまった。

そして、多くの登場人物たちへの感情移入を楽しみつつ、最後に彼ら4人と読者を包むカタルシスが待っていて、深い感動と共にこの書を置くことになる。

それにしても、このバイユー地方を舞台にするとアメリカの小説は格段と面白くなるもんだね。

ただし、やたらと危ない地域らしく、訪れることもあるまいが、まあ、アメリカでお尋ね者となったりしたら、逃げ込むかもしれない。

ディック・ロクティの「ブルー・バイユー」は一昨年読んだが、あれでリンダ・ロンシュタットの歌を知った。

http://www.nicozon.net/watch/sm14043131

今度は、ケイジャン料理のガンボだな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%9C_(%E6%96%99%E7%90%86)

これって、ジャンバラヤに出てくるガンボだよな。

ジャンバラヤは、ワンダ・ジャクソン(Wanda Jackson)のジャンバラヤが一番好きだな。

まあ、聞いておくれ。

http://www.youtube.com/watch?v=4viKz_DZ9AQ

ケイジャン料理食べてみたいね。

カエルは結構だけど。

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