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2013年7月1日 / misotukuri

映画「ダーク・シャドウ」のジョニデ度

 昨日WOWOWで映画「ダーク・シャドウ」(12年、米、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ、エヴァ・グリーン他)を見た。

 これは、まさに怪作ホラーだね。

 ジョニー・デップが出てくると、すぐ「パイレーツ・オブ・カリビアン」を思い浮かべてしまっていけないのだが、この映画もホラーだけど、怖いと言うより可笑しいね。

 魔女の愛を拒否したせいでヴァンパイヤにされてしまった主人公が、200年後に甦り、落ちぶれた彼の子孫にプライドを取り戻させるため、今や町のボスとなっているその魔女と再び対決するというお話。

 馬鹿馬鹿しいだろ? ま、パロディだな。

 だからこそ、ヴァンパイヤ物やゴースト物の定石をしっかり抑えながらも、次第にハヤメチャになっていくところが何とも愉快。

 特に、一時休戦とやらで、魔女の誘惑に簡単に負けた主人公が200年ぶりのコトに及ぶや、そのすさまじきこと、筒井康隆のスラプスティック・ドタバタ・コメディも負けそう。

 これだけでも、一見の価値あり。

 そうか、これは永遠の愛の物語だったのか!と、納得がいく。

 魔女にしてみれば、愛する者には愛されず、という永遠に得られぬ愛の物語でもあるのだが。

 時代設定で少し気になったところがある。

 それは、まず、よみがえった主人公が、「今は何年だ?」と聞くと、使用人は「1972年」と答えるので、この映画の中の今は1972年なんだとわかる。

 そして、後でヒッピーたちが出てきて、その一人がベトナム戦争にも良かった点があると言う。

 ええっ、それどういうことよ?と仲間が聞くと、それはもう二度と戦争はやるものでないと国民にわからせたからさというシーン。

 このあたり、ちょっと気になったので、後で調べてみた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%88%A6%E4%BA%89

これによると、大多数のアメリカ国民にとってベトナム戦争が終わったと思ったのは、1973年1月のパリ協定、ニクソン大統領の終戦宣言、3月の米軍撤退完了後であって、この1972年現在ではまだだったように思う。

パリ協定の1年前だし、いつやめるのか?とまだ思っていた頃じゃないかな?

ま、どうでもいいけど。

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