Skip to content
2013年7月28日 / misotukuri

映画「トゥルー・グリット」にガツンと一発食らった

映画「トゥルー・グリット」(10年、米、ジョエル&イーサン・コーエン監督、ジェフ・ブリッジス、ヘイリー・スタインフェルド、マット・デイモン他))を見た。
途中で気がついたが、これは、「勇気ある追跡」(69年、米、ヘンリー・ハサウェイ監督、ジョン・ウェイン、グレン・キャンベル、キム・ダービー)のリメイクだね。
ちなみに、原題は共に、「TRUE GRIT(真の勇気)」。
ジョン・ウェインはこれでアカデミー賞主演男優賞をもらったが、ジェフ・ブリッジスはノミネートのみ。
しかし、映画としてはどうなんだろう。
リメイクの方がイイ?
それを言っちゃあ、おしまいだよ。
でもなあ、そういう場合もあるよ。オリジナルの価値は認めつつも、だな。
原作のある映画、オリジナル脚本の映画の違いはあっても、リメイク版の方がイイ場合もある。
たとえば、「オープン・ユア・アイズ」と「バニラ・スカイ」。
「オープン・ユア・アイズ」も素晴らしい。
しかし、欠点もなくはない。
一方、「バニラ・スカイ」はその欠点をなくしている。
一般的に、オリジナルには、ワケがわからないというか、明晰さに欠けるところがある。
そして、それが良い場合もある。
アンドレイ・タルコフスキーの「惑星ソラリス」とスティーヴン・ソダーバーグの「ソラリス」がその良い例だ。
原作は、スタニスワフ・レムの「ソラリス」(邦訳題「ソラリスの陽のもとに」)。
共に難解な原作の解釈なのだが、ソダーバーグのは、きれいに解釈しすぎて謎がなさ過ぎる。
この「トゥルー・グリット」は、「勇気ある追跡」よりも原作に近いというし、監督自身、幼い頃に一度見たきりで全く影響は受けていないと言うから、リメイクというのは気の毒かもしれない。
原作は読んでいないが、何かそんな感じはした。
ジェフ・ブリッジスにも主演男優賞やってもよかったんじゃないかな?
では。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。