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2013年7月29日 / misotukuri

パウルス・アンブンダVS亀田和毅を予想する

来る8月1日、フィリピンはセブ島で、ナミビアのWBO世界バンタム級王者パウルス・アンブンダVS亀田家最終兵器の亀田和毅(同級1位)の世界タイトルマッチが行われる。
WBOのバンタム級歴代世界チャンピオンでは、WBCの同級世界チャンピオン長谷川穂積を4RTKOに下したメキシコのフェルナンド・モンティエルが日本人には一番知られているだろう。
その王座に現在就いているのが、このパウルス・アンブンダ(Paulus Ambunda32歳)。
そして、その戦績は、BOXRECによれば、20戦全勝(KO10)なので、やっぱり強いんだろうね。
年齢の割に試合数が少ないのは、アマチュア歴が長かったからだろう。
対する亀田和毅(22歳)は、27戦全勝(18KO)。負けていない。KO率では和毅が上だ。
しかし、レコードだけではわからないのが、ボクシング。
亀田和毅の試合は何試合かTVで見たが、バンタム級では170cmと大柄で、スピードがあり、連打も良く出てスムーズ。
確かに亀田3兄弟の中では一番センスがあるように思える。
王者のアンブンダはネットの動画でしか見たことがなかったのだが、身長が154cmとかなり低く、その分、上半身は逞しく、筋肉モリモリって感じ。
スタイルは、オーソドックスで、スピードはあまりないが、いきなり打ち下ろすような右のロングが怖そうで、また、ガードが高く、防御がしっかりしているように見えた。
ただ、それはあまり打たれ強くないからかもしれない。
強打者はたいてい打たれもろいと言われるからね。特に、根拠はないけど。
強打者ほど危険を冒して打ち合おうとするので、逆に痛烈にKOされることも多く、そういう印象が残るのだとは、元WBCスーパー・ライト級世界チャンピオンの浜田剛史の言。
このアンブンダ、KO率はちょうど5割。微妙なところだ。
いずれにせよ、それほどのチャンピオンではないように思う。
KO率からみれば亀田和毅が6割7分なので、こちらの方がパンチは強そうに見えるが、和毅の試合を見た限りでは、いかにも軽いって感じで、一発強打というより、連打を集中させてKOにつなげるタイプ。
だが、亀田和毅はメキシコでずっと戦ってきたから、外国で戦うのは苦にしていないだろうし、ペース配分さえ間違わなければ王座奪取も夢でないと思う。
すなわち、スピードと身長などの体格差を生かして距離を十分取り、接近戦は出来るだけ避け、相手に空振りばかりさせ、疲れが出た頃、一気にラッシュを掛ける。
これなら勝てると思って最初から接近戦をやったら、10発に1発くらいは必ずいいのを被弾するので、危険だ。
亀田和毅のパンチへの耐久力と防御能力はまだ十分試されていないからね。
いつまでも身長とスピードで防御に代えているようでは、大成しない。
まずは、勝ち方よりも勝つことにこだわらなければ、タイトルは取れないとしたもの。
強い気持ちを保って、冷静に戦えば、道は開けるだろう。
ズバリ、亀田和毅がスピードでアンブンダを寄せ付けず、ポイントアウトして、ユナニマスデシジョンで勝つだろう。
そして、また、親亀がうるさくなるだろう。
さてと、今夜は、WOWOWで荒川選手の惜敗ぶりを見届けようか。
多分負けると思ったので、予想はしなかったが、まあ、良くやったと思うよ。
<追伸2013.7.31>
あまりにも、賞賛する声が多いので、カチンときた。
何言ってんだとね。
そう、荒川仁人のことなんだけど、彼はナイスガイだよね。
そのナイスガイが負けちゃったわけだけど、彼のボクシングはボクシングとして冷静に見るべきだろう。
オマール・フィゲロアが思いの外いい選手で、荒川が勝つチャンスはついになかったのだけど、それは何なのか?どこに原因があったのか?という敗因を考える必要がある。
1 「そもそも世界を狙える器でなかった」
2 「戦術的に間違っていた」
3 「敵の研究がおろそかだった」
4 「体調が悪かった」
5 「運が悪かった」
1,4,5でなければ、2,か3だろう。
実力で世界ランキングを勝ち取ってきた選手なら、誰でも世界を狙えるリソースはあると考えるべきだから、負けた選手が自嘲して言うのはわかるが、少なくとも1はない。
4や5は、それを跳ね返すだけの力がなかったと言えばそれまでだが、それでなくても力が拮抗していて、わずかな差が大きな結果となって現れる世界なので、もしそうなら、これはあきらめるしかない。
私は、3の「敵の研究がおろそかだった」と思うな。
その上で、2の「戦術的に間違っていた」だろう。
そもそもフィゲロアに勝つためにいったいどんな練習をしていたのか、極めて疑問だ。
その反省がないなら、何回やっても世界タイトルは取れない。
荒川よ、ガッツを褒められて、殴られ役に甘んじるくらいなら、引退せよ。

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