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2013年8月19日 / misotukuri

三浦VSトンプソン戦の採点を採点する

鳴門高校、花巻東に4-5で惜敗。
不運もあったが、相手方の極端な守備シフトにやられたよ。
各打者ごとに打球の方向を分析し、確率的に球が飛んできそうなところで守っているものだから、序盤、打っても打ってもことごとく凡打にさせらた。
相手方の監督は、県大会からの8試合を全部見て研究したと言うから恐れ入る。
子供のゲームにプロが作戦コーチしているみたいで、こういうのはどうかと思うが、高校野球もそれだけレベルが上がってきているのだろう。
しかし、高校野球もこういうプロみたいな裏側の情報戦を見せられるとちょっと熱が冷めるね。
プレーしているのは選手?それとも、監督?
まあ、高校野球はもういい。楽しめたよ、この夏。ありがとう。鳴門高校。
花巻東には是非この後も勝ち進んで欲しいね。
健闘を祈る。
さてと、本題に入ろう。
昨日のWBCスーパー・フェザー級世界タイトルマッチ、三浦隆司VSセルヒオ・トンプソン戦の採点だが、いったいどういう採点をしたら、8ラウンド終わっての採点で75-74の1点差が2人いるなかで、最終的に113-112,114-110,114-111の採点になるのかと頭をひねっていたが、ジャッジペーパーがネットで出たので、それを見てようやく納得できた。

1 ジョエル・ゴーブル(カナダ)     38-37、37-37、38-38=113-112
2 オレン・シェレンバーガー(米)   39-36、36-38、39-36=114-110
3 フェルナンド・バルボッサ(メキシコ)39-37、38-36、37-38=114-111
3-0のユナニマスデシジョンで三浦の勝ちだったのだが、1,2のジャッジが8R終了時点で、75-74の1点差で三浦としていた。
3の地元メキシコのジャッジは意外にも、76-73で三浦。
3点差もつけたら、トンプソンは残り4R全部取って1点差で逆転可能だが、1Rでも落とせば負け。
ということは、8R終わった時点でトンプソンはKOするしか逆転の道はなかったが、現に8Rに三浦からダウンを奪っており、可能性は大いにあった。
とまあ、メキシカンたちはそのように思っていたのだろうが、この採点は地元びいきの地元ジャッジの採点にしては奇妙だ。
何か、裏があるのではないか?
だが、まあ、更に詳しく、1Rごとに見ていくとしよう。
1R:1(10-9)、2(10-9)、3(9-10):このラウンドは両者様子見だった。私ならこういうラウンドは位の高い三浦に敬意を表して10-9とする。
2R:1(10-8)、2(10-8)、3(10-8):トンプソンが出てきたところ、逆に三浦がダウンを奪う。私も10-8。
3R:1(9-10)、2(9-10)、3(10-10):三浦KO狙って手が出ない。トンプソンは有効打はないが手が出ている。私も9-10。
4R:1(9-10)、2(10-9)、3(10-9):トンプソン後退を続ける。私は10-9。
小計:1(38-37)、2(39-36)、3(39-37)で、三者とも三浦。私は39-36。
ここまでで、一人だけ違う採点をしたのが、1は4Rの1回、2は無し、3は1Rと3Rの2回。私は2と同じく全て多数派に合致。
3のメキシコのジャッジが早くも3Rに10-10イーブンの採点をしている。
5R:1(9-10)、2(9-10)、3(10-9):トンプソン、4Rまでの採点で負けているので発奮。少々の差だが、私も9-10。
6R:1(10-8)、2(10-8)、3(10-8):三浦またしてもダウンを奪う。レフリーがストップしない。日本でならここで終わり。私も10-8。
7R:1(10-9)、2(9-10)、3(10-9):三浦狙いすぎて手が出ないが、トンプソンもふらふら。私は10-9。
8R:1(8-10)、2(8-10)、3(8-10):三浦KO狙って攻め込んだところ逆にカウンターでダウン。その後盛り返したが、私も8-10。
小計:1(37-37)、2(36-38)、3(38-36)、私は37-37。
この中盤は、6Rと8Rにそれぞれ1回ずつダウンがあり、ポイント的には37-37のイーブンだが、三浦の攻勢とトンプソンの後退が目立つ。
2のアメリカのジャッジの採点は、パンチの効果よりも手数重視。
ここまでで、一人だけ違う採点をしたのが、3が5R、2が7R。どうも3のジャッジは見方が少し違うようだ。
中計:1(75-74)、2(75-74)、3(76-73)で、三者とも三浦。1ポイント差が二人で、三浦に厳しい採点。私は76-73。
9R:1(9-10)、2(9-10)、3(9-10):トンプソン、採点を聞いてまた発奮。私も9-10。
10R:1(10-9)、2(10-8)、3(10-8):三浦のボンバーレフトでまたもトンプソン腰砕け。ダウンはなかったが、ストップすべき。私は10-9。
11R:1(10-9)、2(10-9)、3(9-10):トンプソンふらふらだが、何とか持ちこたえる。私は10-9。
12R:1(9-10)、2(10-9)、3(9-10):三浦の攻勢をトンプソンなんとか持ちこたえて終了。私は10-9。
小計:1(38-38)、2(39-36)、3(37-38)、私は39-37。
この終盤は、10Rで三浦のTKOで試合をストップしても良かったが、このレフリーはストップを出来るだけしないので有名らしい。
ボクサーの健康管理上問題のあるレフリーだ。
しかし、この10R、ダウンもないのに10-8をつけたジャッジが二人いたのは、どうだろうか?
この終盤で、トンプソンが勝っている採点をしたメキシコのジャッジはちょっとおかしい。
一人だけ違った採点をしたのは、1が10R,2が12R、3が11Rだが、終盤は帳尻あわせのようなおかしな採点をするから、まともな採点でも少数派となる場合がある。
まずは、先ほどの10Rの採点、レフリーがストップしないのがまずおかしいが、ダウンを取らない以上、普通なら、10-9とするところ。
11Rも、トンプソンに振れるようなラウンドではないのに、メキシコのジャッジはトンプソンに振っている。
最終ラウンドの12R、普通、負けている方が頑張って攻めたら心情的に敗者の方にサービスで振られるものだが、トンプソンは攻めるところまで行かなかった。
それでも、1と3のジャッジはお情けでトンプソンに与えている。
これで、総計:1(113-112)、2(114-110)、3(114-111)で、1点差、4点差、3点差の3-0で三浦の勝ち。初防衛成功。
私の採点は、115-110で三浦の勝ち。最高に、三浦びいきの採点だが、それで当然と思う。
1のカナダのジャッジの採点は、絶妙のバランス感覚というか、勝ちは三浦に決まっているが、トンプソンの地元に配慮して、1点差で三浦の勝ちにしたというクソみたいな採点だ。
2のアメリカのジャッジの採点は、中盤こそ、10ポイントマストシステムのマジックで36-38という一見あり得ない採点になったが、全体を通してみれば、まあ、配慮するところは配慮した、まともな採点ではないだろうか。
3のメキシコのジャッジの採点は、疑問だらけの採点で、なおかつ三浦の114-111という地元のジャッジにしては大差で三浦の勝ちにしているわけのわからない採点だ。
特に中盤まであれだけ敵の三浦に好意的な採点をしておきながら、終盤絶対あり得ない37-38でトンプソンの採点は全くメキシコ湾の水平線上に浮かんだ大きな?だ。
とにかく、この地元のメキシコ人ジャッジは12のラウンドで、全体の1/3に当たる4回も一人だけ違った採点をしている。
他のジャッジは2回ずつなので、見方は人それぞれとは言うものの、いかにもおかしい。
マイノリティー・リポート過ぎる!
だが、これは、逆に言えば、三浦の勝ちは誰の目にも明白だったと言うことの表れかもしれない。
とはいうものの、メキシコのジャッジについては、何か他に合理的な説明がつくかもしれない。
4Rごとの採点公表システムとボクシング賭博の関係かも。
オッと、各ジャッジの採点の採点だが、
1=60点、2=80点、3=採点不能 だ。

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