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2013年8月29日 / misotukuri

WBA、アンセルモ・モレノと亀田興毅に対戦指令-付け焼き刃が剥がれるとき

ついに、WBAからアンセルモ・モレノと亀田興毅に対戦指令がでた。
http://wbanews.com/artman/publish/news/Chemito_Moreno_and_Koki_Kameda_to_negotiating_table.shtml
ようするに、両者が、8月28日から9月27日までに対戦交渉を開始しない場合は、入札に掛けられる。
バンタム級スーパー王者モレノが昨年11月ビッグ・マネーを求めて、当時WBCのS・バンタム級王者アブネル・マレスに挑戦して敗れたため、対戦が義務づけされていた試合ではあるが、この度ようやく対戦指令が出たもの。
この試合、興毅にとっては、「来たか長さん待ってたホイ」とはいかんだろう。
出来ることなら来て欲しくなかった、モレノちゃん、早く引退してぇ-!と思っていたはず。
アンセルモ・モレノは、バンタム級では世界最強かどうかはともかく、世界で最も負けにくいスーパーチャンピオンだ。
誰が彼を負かすのかと思っていたら、一つ上の階級のアブネル・マレスが、ついに攻略した。
マレスは、バンタムのスーパー4を勝ち上がり、バンタムを制した後、西岡が名誉王者に格上げされたSバンタム級王者となり、フェザーも制し、三階級を制覇したボクサーで、つい先週、ジョニゴンに1RTKO負けでフェザーの初防衛に失敗したものの、このモレノとの一戦では大いに実力を証明した。
とにかく、足を使って逃げようとするモレノを攻め続け、ダウンまで奪い、快勝したからね。
まあ、相性もあるのだろうが、モレノを崩すにはこれしかないというところを見せつけてくれた。
それで、だ。
亀田興毅にマレスの真似が出来ようか?
無理だろうな。
あのウウウウウーン、パッという糞詰まりの屁みたいな、いきなりの左だけでは、絶対に無理だろう。
<WBA世界バンタム級スーパーチャンピオン、アンセルモ・モレノ(Anselmo Moreno)のデータ>
http://boxrec.com/list_bouts.php?human_id=97557&cat=boxer
<WBA世界バンタム級チャンピオン、亀田興毅のデータ>
http://boxrec.com/list_bouts.php?human_id=228103&cat=boxer
だが、こういうデータ比較が、空しいくらいだ。
例えば、亀田興毅が前半ダウンを奪ったものの、後半追い上げられて、なかなか手こずったデビッド・デ・ラ・モーラ(David De La Mora)は、モレノに挑戦して、9RTKO負けしている。
これも、内容は、デ・ラ・モーラは何度もダウンされたあげく、子供扱いにされて戦うのがイヤになってしまったという、圧倒的なもの。
これだけでも、興毅とは格が違いすぎる。
また、モレノが負かしてきた相手というのは、ビック・ダルチニアン(判定)、ネオマール・セルメニョ(判定×2回)、マイヤール・モンシプール(判定)、ウラジミール・シドレンコ(判定×2回)、ロレンソ・パーラ(8RTKO)、トマス・ロハス(判定)と、錚々たるメンバーのオンパレード。
このメンバーは、全員、世界チャンピオンだ。
逆に、興毅は、これらの当時の誰と戦っても、勝てないだろう。
そんなタマでないことは、多分、自分が一番よく知っている。
だから、ついつい思ってしまう。
負けるとわかっている試合を興毅がするだろうか?と。
井岡一翔が金を払って、ロマゴンとの対戦を先送りにしたように、出来たら、先に送りたい。
しかし、興毅は、もう、防衛を7回もしているのに、これ以上、対戦を先に延ばす理由が見つけられるのか?
ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない。
いやあ、ひょっとしたら、モレノちゃん、衰えてるかもしれないしさあ、ボクチャンでも勝てるかもよ、と空しい幻想を抱いているかもしれない。
まあ、それなら、あるかもしれないが、多分、返上して、スーパー・フライ級へ鞍替えするんじゃないの?
WBAのリボリオ・ソリス(河野公平から王座を奪った)に挑戦するとか。
大毅をIBFに回したというのは、そういう下心があったからだろう。
たぶん、アンセルモ・モレノVS亀田興毅はない。
<追伸2013.9.24>
ボクシングシーンにこんな記事があった。
http://www.boxingscene.com/moreno-allows-kameda-optional-passes-on-santa-cruz–69903
モレノ側のマネージャーの話によると、モレノとやる前にもう一試合したいという亀田側からの申し出があり、モレノ側もそれに異存なしとのこと。
共に年末年初に一試合はさみそうだから、両者が対戦するとしても、来年の5月くらいかな?
モレノ側はやる気十分だが、亀田側はやる気まるっきりなし。
予想はしていたが、ホント、どこまで引き延ばそうとするのか、あきれるね。
先に延ばして勝てるのならまだいいが、どうせ今度はまた怪我したとかで、休養チャンピオンを申請するのでは?
亀田興毅がモレノに勝てる要素なんて、どっか、あるの?
どうせまた、ポンサクレックに負けたときのように、モレノからボクシング・レッスンを受けるだけだ。
モレノとやって負けたら、(負けるに決まってるが、)今度こそ興毅は本当に強い相手には必ず負けるという定評が出来るからね。
エラそうなことを言ってても、結局、それが一番怖いんだろう。
モレノ戦の敗戦は、ポンサクレック戦以上に興毅の心に深い疵となって残るに違いない。
親亀はそれを一番よく知っている。

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