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2013年9月12日 / misotukuri

メイウェザーVSアルバレス-勝つのはどっちだ?

 9月15日(日本時間)、WBA,WBC世界Sウェルター級タイトルマッチ、フロイド・メイウェザー・Jr.VSサウル・アルバレス戦がある。
 ボクシング界で今年最高に話題を集める最大の試合だ。
 私も以前にフロイド・”マネー”・メイウェザーを倒すとしたら、サウル・”カネロ”・アルバレスしかいないという記事を書いたが、基本的にはその考えに変わりはない。
 メイウェザーも次第に衰えてきており、前回のロバート・ゲレロ戦では、幾分打ち込まれたシーンもあった。
 試合後のインタヴューでそれを指摘され、「オレだってもう歳だから、若い頃のようには動けなくなっているよ」と初めて弱音を吐いた。
 もちろん、試合自体は、ゲレロの工夫にもかかわらず、メイウェザーの圧勝だったのだが・・・
 では、アルバレスの有利な点を数え上げてみよう。
 1 まだ23歳という若さがあること(13歳も年の差がある)
 2 そのくせ、43戦もして無敗というキャリアがあること
 3 しかも、約7割というKO率の強打で、何よりコンビネーション・ブローが速くて強いこと
 4 体格がメイウェザーより一回り大きいこと(首が太いので、多分、打たれ強い)
 有利な点だけを考えていると、アルバレスが勝ちそうに思えるが、なかなかそうは問屋が卸さない。
 次に不利な点を上げてみよう。
 1 メイウェザーよりも基礎的なスピードで劣ること
 2 試合数は43戦無敗と44戦無敗とほとんど同じだが、世界戦22戦無敗のメイウェザーとはキャリアの中身が違うこと
 不利な点はその二つに集約される。
 しかし、そのことはこれまでのメイウェザーの全対戦者に言えることで、カネロはそれをどのように克服するかが問題だ。
 キャリアの中身の差は、それがどうした、若くて強くてこれだけ高速のコンビネーションが打てる挑戦者はこれまでいなかっただろうと、開き直るしかない。
 メイウェザーも指摘しているように、アルバレスがこれまで戦った中で最強は、前回のオースティン・トラウトぐらいだろう。
 だって、それまでほとんど圧勝だもの。
 そこで次は、ボクシングのスピードについて、考えてみよう。
 スピードで劣る者は優る者には絶対勝てないか?ということだ。
 なかなか難しいが、絶対勝てないなどということはない。
 スピードの質の問題と弱点の研究が活路を開くと思う。
 二人ともスピードがあるが、共にフットワークを使うスピードではない。
 パンチのスピードだ。
 メイウェザーは、一発一発のパンチのスピードがものすごく速く、タイミングがいいので、それほどのパンチ力でもないのに、相手は皆倒される。
 それにひきかえアルバレスは、一気にたたみかけるコンビネーションの速さだ。
 身体を移動させるという点では、メイウェザーの方がアルバレスより確かに速いだろう。
 しかし、パンチのスピードでは、タイミングをつかむのと併せて、両者ほとんど遜色ないだろう。
 メイウェザーの欠点は、パンチの行きのスピードはものすごく速いのだが、帰りはそれほどでもないという点だ。
 アルバレスとしては、メイウェザーの右打ち終わりを狙った左カウンターが打てるかどうかだろう。
 必ずカウンターを返すようにしていると、メイウェザーはそのまたカウンターを狙ってくるか、左フックがボディまたは顔面に飛んでくる。
 そのとき、あごを引いてぐいと踏み込むと、バッティングが怖いメイウェザーは必ず下がるので、なおも接近して乱打戦に持ち込む。
 アルバレスの突進が続く限り、最後は体力の差が出てくるだろう。
 足を止めてお見合いするようになると、メイウェザーにいいようにあしらわれるだろう。
 この試合、若さと体力にものを言わせて、接近戦に持ち込んだら、アルバレスの勝ちもあるだろう。
 予想は、通常はメイウェザーの判定勝ちだろうが、普通でないJinchanとしては、アルバレスの中盤までのTKOに賭ける。
<追伸2013.9.15>
 結果は、2-0のマジョリティ・デシジョンでフロイド・メイウェザーの勝ち。
 またしても、予想、外したね。大きく。
 ジャッジの採点は、114-114,116-112,117-111 だったが、114-114というのは、ちょっとあり得ない採点。
 一枚も二枚もメイウェザーの方が役者が上だった。
 アルバレス、もう一回やったら勝てるなんて言うかな?

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