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2013年10月16日 / misotukuri

メイウェザー&ブラッドリー、こんなボクシング、面白いのか?

ボクシング、最近、見ていて途中で眠たくなった試合。
フロイド・メイウェザーVSサウル・アルバレス戦とティモシー・ブラッドリーVSファン・マヌエル・マルケス戦。
共に、緊張してみていたのは、序盤の数ラウンドのみ。
ご存じのとおり、結果はフロイド・メイウェザーとティモシー・ブラッドリーの判定勝ち。
メイウェザーの場合は、ボクシングの技術が高すぎて、ほとんどの選手がボクシングをしている限り、相手にならない。
打たせずに打つが徹底している。
しかし、じゃあ、それだけレベルが違うのに、どうしてKOしに行かないのか?
それはKOしに行くと、相手のやけくそのラッキー・パンチを貰う可能性があるからだ。
彼は相手にまだ反撃する力が残っていると見たとき、危険は決して犯さない。
ボクシングは確かにスポーツだけど、単なる点取りゲームじゃない。
ボクシングは格闘技であり、それは殺戮の技を競うものだ。
なんとまあ、野蛮な、と言うかもしれないが、すべてスポーツはオリンピックでもわかるように、そもそも、いちいち戦争する(殺し合いする)かわりに勝ち負けのルールを決めて疑似戦闘をしましょうということから始まっている。
そういう基本を理解しなければ、スポーツの意味はとうていわからないし、スポーツの中でも一番殺し合いに近い競技であるボクシングは理解できない。
オリンピック競技種目からレスリングを外す等というのは論外のことだというのは、そのあたりにある。
スポーツとは、実に戦争(殺し合い)のアナロジーでもって見るべきものなのだ。
とすれば、ボクシングにおいても、敵をKOするのが究極の目的だと言うのがわかるはず。
KO率の高いボクサーほど優れたボクサーと言える。
時間切れで、結果的に判定となるのはスポーツなので致し方ないが、判定で勝てると確信したらもうKOを狙うのはやめるという態度は、ボクシングでもスポーツでもない。
そんなのは、単なる、的当て点取りゲームだ。
メイウェザーのボクシングを見ていたら、12R判定になった場合は、KOするまでラウンド無制限、反則も1ラウンド3回までは認めるという金網デスマッチにしろと言う気になる。
ティモシー・ブラッドリーの場合は、まだメイウェザーの域ではないが、先日のファン・マヌエル・マルケス戦では、マルケスがカウンター・パンチャーということもあって確かに出来は良かったが、お互いにほとんどパンチが当たってないくだらない試合だった。
あれだけ接近戦になってどうして互いにパンチが当たらないのか不思議だと思いながら見ていたら、わかったよ。
マニー・パッキャオのように顔面無防備で突っ込んで行くのもどうかと思うが、ブラッドリーは腕をぶんぶん振り回しながらも、ボディワークを多用して、頭の位置を始終変え、絶対にマルケスのカウンターパンチが当たらない位置に置いていた。
当然、パンチは皆手打ちで、何の効果もない上、見ていて美しくない。
スタイリッシュなマルケスはブラッドリーの全然効かないむちゃくちゃなパンチをよけながらも、そんな相手にいらだって自分から攻めようとするが当たらない。
そりゃ絶対当たらないよ、あれでは。
マルケスは相手をKOしようと打ち合いの中からカウンターを狙っているのだが、ブラッドリーは派手な動きで見てくれだけだ。
絶対に頭を打たれまいとして首振り体操ばかりしていた。
マルケスも頭ばかり狙わず、ボディとか打てばいいのに、カウンターパンチャーの悲しさ、狙いはあくまで頭なんだからどうしようもない。
これも、12R判定となった時点で、KOするまでラウンド無制限、反則も1ラウンド3回までは認めるという金網デスマッチにしたらいいのだ。
メイウェザーやブラッドリーのようなボクシングを許していたら、ボクシングは人気を失うよ。
ボクシングの根本的なところを忘れている。
打たれずに打つのは良いが、それで相手をKOしろと言うのだ。

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