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2013年11月23日 / misotukuri

亀田大毅、和毅、高山勝成のトリプル世界タイトルマッチを予想する

12/3(火) 次のとおり、トリプル世界タトルマッチが、大阪で行われる。
1 WBA,IBF世界Sフライ級王座統一戦
  亀田大毅(IBF王者) VS リボリオ・ソリス(WBA王者)
2 WBO世界バンタム級タイトルマッチ
  亀田和毅 VS イマヌエル・ナイジャラ
3 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
  高山勝成 VS ベリギリオ・シルバノ
どの試合をとっても、先の亀田興毅と孫正男の試合よりは面白いんじゃないかと思う。
一応、事前にイマヌエル・ナイジャラとベリギリオ・シルバノの試合の動画を見たが、両方ともなかなかの好選手だ。
ちょっと、しなければならないことがあるので、この予想も3日ぐらいかけて書き上げようと思う。
今夜は、1 WBA,IBF世界Sフライ級王座統一戦  亀田大毅(IBF王者) VS リボリオ・ソリス(WBA王者) についてだ。
まず最初は、基本データ比較。
リボリオ・ソリス(Liborio Solis):身長163cm、リーチ176cm、オーソドックス、19戦15勝(KO7)3敗(KO0)1引き分け、KO率38.8%。
亀田大毅:身長168cm、リーチ164cm、オーソドックス、32戦29勝(KO18)3敗(KO0)、KO率56.25%。
まず目を引くのが、ソリスのリーチの長さだな。大毅のリーチが短いせいもあって、その差12cm。これはスゴイね。
しかし、身長は、大毅が5cm高いので、体格的には大毅が一回り大きい感じかな。
大毅は、これがスーパーフライ級では最後の試合と言うから、次は階級を一つ上げてバンタムで戦うのだろう。
スタイルは共にオーソドックスで、ソリスはあまり足を使う印象はなく、コンビネーションと連打で戦い、大毅は前回ロドリゴ・ゲレロ戦で距離を取って戦うスタイルに変えたが、本来は足を止めてガンガン打ち合うタイプ。
共にKO負けはないことから打たれ強いようだが、ソリスは河野公平戦でもダウンしており、それほど打たれ強いとも思えない。
大毅はこれはタフだ。テーパリットとの激闘は負けはしたものの強打の応酬で今でも記憶に残る。
そのテーパリットをKOした河野公平がソリスに判定で負けているのだから、論理的には、ソリス>河野公平>テーパリット>大毅となるが、ボクシングは相手次第で結果も変わってくる。
大毅VSソリスの予想については、以前にも簡単にやったので、それ以上のことを書こうとは思うのだが、あまりネタが思いつかない。
結論的に言えば、前に書いたことと大差ない。
大毅がゲレロを完封したように距離を取って、ソリスにコンビネーションを打たせなければ、体格的に有利な大毅が勝つと思う。
コンビネーションを打つボクサーは、ロマゴンなんかが典型だが、接近してきて、自分のパンチの届く距離で足を止めて打ち始める。
だから、とにかく、そういう相手には強いジャブを打って接近させないことだ。
ゲレロも踏み込みが鋭くて、コンビネーションを打ってくるタイプだったが、大毅がサッと距離を取るので、コンビネーションを打つ段階までなかなかたどり着けなかった。
ソリスも大毅の逃げ足を追い切れず、ゲレロの二の舞になると思う。
さらに、ソリスは、ゲレロよりも体格でもスピードでも連打でも劣っていると思うので、大毅のパンチ力なら、ソリスをKOすることも可能と思う。
ただし、足を止めての打ち合いになると、ソリスのスムーズに出る手数に圧倒される。
大毅はタフなので、KOされることはないと思うが、見栄えが悪いと思うので、判定では持って行かれるかも知れない。
まあ、減量に失敗して、足が動かないということさえなければ、判定で大毅が勝つだろう。
和毅、高山の予想は明日以降だ。ゴメン。
<追伸2013.11.24>
2 WBO世界バンタム級タイトルマッチ  亀田和毅 VS イマヌエル・ナイジャラ
イマヌエル・ナイジャラ(immanuel Naidjala)の試合がYoutubeで見られるので貼り付けておこう。
ただし、1Rから3Rまでだ。
この試合、今年の3月に空位のインターナショナル王座決定戦でボツワナのレスリー・スコツェと争ったものだが、スプリット・ドロー(119-107,115-115,112-116)で引き分けに終わった。
 http://www.youtube.com/watch?v=bboIpEXmhLQ
この動画を見てもわかるが、より長身で、色黒で、髪の長いスコツェがなかなかの実力者。
よく左ジャブを突いて、接近しながらワンツー・ストレートを打つという単純だが、長身強打のスタイリッシュなボクシング。
そのクラスでは背が高くてパンチ力があれば、山中慎介もそうだが、これで十分なのだ。
これに対し、ナイジャラもこのバンタム級というクラスでは、長身の方だが、スコツェと比べると少し背が低い。
スタイルは、同じオーソドックスだが、上半身が柔らかく、ダッキングして飛び込みざま左フックを叩きつけてくるのが目立つ。
右はほとんど打たず、左フックをダブルで打ったり、大きく外から振り回してくるので、要注意だ。
この試合、3Rまでしか見ていないが、1Rスコツェ、2Rナイジャラ、3Rスコツェと、スコツェの方が押していたように思うが、採点を見ても、見方が極端に分かれているので、恐らく同じようなラウンドが最後まで続いたのではないかと思う。
そこで、和毅との比較だが、BOXRECによれば、次のとおり。
亀田和毅:22才、身長171cm、リーチ168cm、オーソドックス、28戦28勝(KO18)、KO率64.3%
ナイジャラ:29才、身長170cm、オーソドックス、18戦17勝(KO11)1引き分け、KO率61.1%
リーチは多分ナイジャラの方が長いと思うが、体格的には互角と言って良いだろう。
戦績こそ違え、共に無敗で、パンチ力もほぼ同様だ。
となれば、勝負はボクシングスタイルの違いで決まるだろう。
和毅のボクシングは、スピードと連打で圧倒するスタイル。
ナイジャラは、柔軟な上半身を使ってコンビネーションで打つスタイル。
ナイジャラは、前回のアンブンダと似ているが、体格面で互角というところが、和毅にはキツいだろう。
ゆっくりしていて、上体を常に揺すっており、ディフェンシブかなと思っていると、急に飛び込みざま左フックを叩きつけてきて、直ぐにディフェンスの状況によってはダブルで左フックを打ち、右の打ち下ろしも打つ。
このテンポの変化が怖い。
しかし、ほとんど右を打たないので、左ジャブの返しをあまり心配しなくてもいい。
もっとも、そんな風に油断してたら、思い切り右のカウンターを打たれるかも知れないが、多分、右は左フックを打つときのガードに使っているのだろう。
和毅としては、左ジャブを用心しながら何度も突いて、3度目くらいにナイジャラが右にダックしたら、直ぐにナイジャラが突っ込んできて同時に左フックが襲ってくるので、右で顔面をガードしながら、ステップバックして左アッパーを内側からアゴに決めると面白い。
ナイジャラとしては、和毅の足を止めたいだろうが、ディフェンシブに闘われると、なかなか捕まえきれないのではないかな?
共に決め手なく盛り上がらない試合となって、うまくポイントアウトした和毅が判定で勝ちそうだ。
和毅としては、とにかく防衛しないことには、元も子もないから、そんなに冒険はしないと思う。
ナイジャラは強い相手と思うが、勝てない相手ではない。
判定で和毅の勝ちだろう。
ナイジャラが勝つことはナイジャラウ。寒いしね。
次は、高山だが、そろそろパッキャオVSリオスが始まるので、ごめん。 
<追伸2013.11.25>
マニー・パッキャオVSブランドン・リオスは、パッキャオの圧勝だったが、何か見ていてヒヤヒヤしたね。
確実にスピードは落ちているし、打たれ弱くもなっている。
特に、ホルヘ・リナレスにも言えることだが、相手がなかなかあきらめてくれなくなったように思う。
一時的にチャンピオンに返り咲いても、ファン・マヌエル・マルケス戦の悪夢は消えないだろう。
今のうちに引退した方が良いと思う。
さて、今日は、3 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ  高山勝成 VS ベリギリオ・シルバノの予想だ。
まず、両者のデータは、BOXRECによれば、次のとおり。
高山:30才、身長158cm、リーチ158cm、オーソドックス、32戦25勝(KO10)6敗(KO1)、KO率31.4%
シルバノ:23才、身長163cm、サウスポー、20戦17勝(KO10)2敗(KO0)1引き分け、KO率50%
高山は、初めて見たとき、日本にもこんな速くて華麗なボクサーがいたのかと思ったね。
ただ、いかにも身体が小さく、せいぜいライトフライ級までだが、肝っ玉はでっかい。
当時、未公認だったIBFのタイトルに挑戦するためJBCに引退届まで出して、海外に闘う場を求めた。
露骨な地元判定やトラブルにめげず、苦節4年、見事、敵地メキシコでマリオ・ロドリゲスを大差の判定で下し、世界王座を奪取した。
こういう選手は日本にはほとんどいないね。素晴らしい男だ。
しかし、そういう過去の実績は実績として尊重しつつも、冷静に戦力分析をしてみよう。
高山は、とにかく、スピードが命で、手数は多いがパンチ力がなく、スピードで防御に代えており、かわしきれずパンチを貰ったり、バッティングで負傷したりすることが結構ある。
シルバノは、23才と若く、戦績も素晴らしいが、まだこれからのボクサーで、もし高山に勝てたら、凄いチャンピオンになる
だろう。
シルバノの試合は、一部だが、Youtubeで見た。20才の時の試合だ。

まあ、これを見る限り、素直なボクシングで、右ジャブ、左ストレート、右フック、左ストレートの繰り返しで、ちょいちょい左ストレートを打つとき、アゴが上がるのが欠点かな?まったく凄味のあるタイプではないね。
防御は割としっかりしているが、ボディーワークを使うのでもないから、連打を貰うと、防御一辺倒になる。
しかし、頑丈そうで、打たれ強いのだろう。
KO率は50%とこのクラスでは高いが、戦歴を見ると、勝ち越している選手をKOしたのは2回だけで、大したことなさそうだ。
しかし、動画は3年前の20才の時のものなので、これからもっとシャープになっているのではないかと思う。
油断は出来ないが、基本的には同じだろう。
高山の牙城を崩すところまでは行かないのではないか?
なにせ高山は、あのロマゴン相手に大差の判定で敗れはしたものの、倒されなかったんだからね。
地元でするし、シルバノごときには負けやしないだろう。
KO勝ちは難しいとしても、判定で高山が必ず勝つなり。

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