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2014年2月13日 / misotukuri

山中慎介&長谷川穂積のWタイトル戦の早すぎる予想及び結果

来る4月23日、大阪城ホールで、WBC世界バンタム級タイトルマッチ山中慎介VSシュテファーヌ・ジャモエとIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、キコ・マルチネスVS長谷川穂積の試合がある。
最近、ボクシングネタも枯れてきたので、少し早すぎるが、ぶじ行われるとして、予想してみよう。
まず、WBC世界バンタム級タイトルマッチ山中慎介VSシュテファーヌ・ジャモエ(Stephane Jamoye)戦。
チャンピオンの山中慎介は、31歳、サウスポー、身長171cm、リーチ174cm、24戦22勝(15KO)2引き分け、KO率68.2%。
シュテファーヌ・ジャモエは、BoxRecによれば、24歳、オーソドックス、身長168cm、29戦25勝(KO15)4敗(KO1)、KO率51.7%。
体格的には両者ほぼ同等、サウスポーとオーソドックスの違い、円熟と若さか。
負けが結構多いので、どうかなと思ったが、そのうちKO負けは、現在のWBC世界スーパーバンタム級チャンピオンのレオ・サンタクルスに6RKO負けしたもので、このことから山中にとってジャモエ戦がどういう試合なのかが見えてくる。
ボクシング・ファンの皆様なら知ってのとおり、山中はこれが多分最後のバンタムでのタイトルマッチ。
次の標的は、二階級制覇を目指して、レオ・サンタクルスだ。
前回のアルベルト・ゲバラとの試合も、興味はサンタクルスがKO出来なかった相手を山中が仕留められるかという一点だった。
やりにくいゲバラを相手に、8Rに2回、9Rに1回の計3回ダウンを与え、TKOに屠ったが、さて今度はどうだろうか?
サンタクルスが6RKOした相手を山中もKOできるか?
ボクシングの結果は相手次第で変わってくるから、相手のタイプを見てみないと予想はつかない。
ジャモエの試合は、Lee Haskins(EBUバンタム級タイトル獲得、8RTKO勝ち)との試合と亀田和毅(WBCユース・バンタム級タイトルマッチ1-2判定負け)との試合を見た。
骨太のガッチリした体型で、全体にパワーがあるという感じで、前へ前へと出てラッシュ仕掛けていた。
日本人好みのファイターだ。
防御はガードを高く上げているもののさほどうまくはなく、中途半端で、横からのフック、斜め下からのアッパー、さらには正面からのストレートを結構もらっていた。
しかし、タフなんだろう、軽いパンチではジャモエの突進は止められない。
サンタクルスがKOできたのは、二人が比較的似たタイプだからだ。
タイプが同じだと、共に得意とするもの、たとえばパンチならパンチがより優れている方が勝つ。
これに対して、山中はスピードと強いストレートで離れたところで戦うタイプ。
体力で接近してゴチャゴチャやってくるジャモエのようなタイプとは、あまり相性が良くないような気がする。
こういうタイプには、あっさり勝つかヨレヨレの判定勝ちかどっちかだが、亀田和毅のような戦法では後者になる。
だから、山中とすればあっさり勝つための戦い方をしなければならない。
ジャモエはLee Haskinsとの試合で見られたように、動きが直進的だから一瞬次の動作に移れず、ガラ空き棒立ち状態になるときがある。
目の前の相手が急に横に動くと顕著にそういう反応を示す。
だから、山中とすれば、時々、左右に動いて、攻め立てて、打ち込む隙を作らせることだ。
あるいは、ガードを真正面から打ち抜く縦拳ストレートで崩して、あっという間にKOしてしまう。
いずれにしても、亀田和毅のような鋭く速いが軽いパンチでヒット・アンド・アウェーで戦ったり、真正面から受け止めて肉弾消耗戦をしたりすると、どうしても長引く。
しかし、物事はそういう最悪の事態も想定していなければいざという時に立ち直れないので、山中もジャモエのラッシュを浴びた場合の対策を考えておく必要がある。
ロープ際に押し込まれてからの脱出方法や、ガードしながらカウンターを打つ方法を研究しておかないと、サンタクルスには勝てないかも知れない。
ジャモエを仮装サンタクルスと考え、試合までによく練習しておくことだ。
ヨレヨレの勝利でも練習の成果が出せれば満足すべきと考える。
試合の予想としては、あえて肉弾消耗戦の末の山中慎介の終盤KO勝ちとしておこう。
IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、キコ・マルチネスVS長谷川穂積戦の予想は、風邪引いて体調が悪いので、また明日以降にする。

<2014.2.18追伸>
まだ、体調はあまり良くないが、あれからどんどん新しい試合予定のニュースが入ってきて、うかうか出来なくなったので、早めにこれを仕上げておくこととする。
IBFスーパー・バンタム級タイトルマッチ、キコ・マルチネスVS長谷川穂積だが、長谷川の三階級制覇なるかが見所。
キコ・マルチネス(Kiko Martinez)27歳、身長165cm、リーチ168cm、オーソドックス、34戦30勝(22KO)4敗(1KO)、KO率64.7%。西岡利晃と戦ったレンドール・ムンローに判定で2敗している。
長谷川穂積、33歳、身長168cm、リーチ168cm、サウスポー、37戦33勝(15KO)4敗(2KO)、Ko率40.5%。
チャンピオンのキコ・マルチネスは、突貫ファイターで、波に乗っている。
数年前なら問題なく長谷川が勝っているだろうが、今はどうか。
マルチネスのパンチが長谷川に当たるとは思えないのだが、長谷川が打っても打っても平気で向かってくるようだと、心配だ。
いつかやられるんじゃないかとね。
過去の栄光は忘れてウィラポンに挑戦したときのような気持ちで怯むことなく向かっていけばいいと思う。
あくまでスピードとタイミングで勝負だ。
長谷川もこれで負けたら、もう引退と思うが、何とか頑張って欲しいね。
KOは狙わないと言っているが、長谷川の中盤までのKO勝ちと予想しておこう。
モノがちがうと思う。

<追伸2014.4.23>
1.IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ、キコ・マルチネスVS長谷川穂積
長谷川穂積、7RTKO負け。まずは、ご苦労さんと言いたい。
1Rから目を覆うばかりの衰えぶりだった。
身体に張りもなく、スピードなし、キレなし、パンチなし、おまけにガードなし、気力はあっても身体が言うことを聞かず。
確かに、これでは、時代は、キコ・マルチネスの時代だ。
2Rにダウンしたときは、これで終わったと思ったが、さすが何とか持ち直し、ポイント的にはそれほど差はなかった。
しかし、キコ・マルチネスのパンチが強いと言うより、長谷川自身が極端に打たれ弱くなったようだった。
これは、IBFの体重管理の厳格さが長谷川には裏目に出たね。
上のより重い階級で世界チャンピオンだったボクサーが下のより軽い階級で世界挑戦するのは、やっぱり難しいね。
ロイ・ジョーンズ・jr、最近では、チャド・ドーソンの失敗が思い浮かぶが、長谷川も彼らと同じだったね。
ブレークの時に、マルチネスを見ずに、レフリーを見ていたシーンが気になった。
既に現役ボクサーとしての野性を失っているというか、もう、形は長谷川穂積だが中身はない長谷川穂積の抜け殻だった。
2.WBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介VSシュテファーヌ・ジャモエ
山中慎介の左ボディーブローで9RTKO勝ち。
ゴッド・レフトがタフなジャモエを4回ダウンさせ、フルマークで一蹴した。
強い。
ただし、やはり、接近戦での課題は残ったね。
これが、サンタクルスなら・・・という一抹の不安はまだある。

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