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2014年3月6日 / misotukuri

八重樫V3&井上世界初挑戦を予想する

2014年4月6日のダブル・タイトルマッチだが、少し早いが予想してみよう。
1 WBCフライ級タイトルマッチ 八重樫東 vs. オディロン・サレタ
2 WBCライトフライ級タイトルマッチ アドリアン・エルナンデス vs. 井上尚弥

まず、1 WBCフライ級タイトルマッチ 八重樫東 vs. オディロン・サレタ だが、注目度は低い。
八重樫がサレタに勝てば、次は、ロマゴン(ローマン・ゴンザレス)とやると言うから、初めて見る気になると言っても過言ではない。
さて、オディロン・サレタ(Odilon Zaleta)って、どんなボクサーだろうか?
早速、BoxRecで調べてみた。
Alias(別名)がOlimpicoとなっているから、メキシコの五輪代表だったのかも。
オーソドックスで、18戦15勝(KO8)3敗(KO1)、KO率44.4%、身長、リーチは不明ながら、共に、八重樫より5,6cmは高(長)そうだ。
ルイス・コンセプションに2RTKO負けした動画を見たが、一発いい右クロスを打ち込んだね。
スピードはまあまあある方だが、あまり意味のないジャブ、長い右ストレートを打って、接近したらやたらと左右フックを振り回していた。
これではすぐにスタミナをロスしてしまうだろう。
ガードが甘く、ただ高く上げているだけで、何の防御にもなっていない。
八重樫にコンセプションくらいのパンチ力があれば、すぐに片がつきそうだが、非力なので、結構時間はかかるだろう。
八重樫のデータは、オーソドックスで、22戦19勝(KO9)3敗(KO0)、KO率40,9%、身長、リーチ共に161cm。
戦績の数字からすると両者大して変わらないが、中身が違う。
特に、前回、エドガル・ソーサに完封勝ちしたのには驚いたし、大きかった。
まず、負けるはずがないが、KO出来るかどうかだな。
中盤までにKO出来たらスゴイと思う。
というのも、次の予定のロマゴン(ローマン・ゴンザレス)は、井岡一翔が金を払ってまで忌避した相手。
八重樫がヒヤヒヤもので判定勝ちしたオスカル・ブランケットをまったく相手にせず、2RTKOに切って捨てた。
今のWBC、WBOの世界フライ級スーパー王者はファン・フランシスコ・エストラーダだが、彼もまたロマゴンに善戦したものの負けている。
何でロマゴンをと思うが、勝ち負けよりも絶対見たい試合だね。
八重樫は、タイトルよりもファンが望む試合に挑戦するという、4団体時代ならではのボクサーなのだ。

次に、2のWBCライトフライ級タイトルマッチ アドリアン・エルナンデス vs. 井上尚弥 だが、これはどうかな?
ロマチェンコが2戦目で世界王座を取っておれば、日本人最速の6戦目の井上もと思うが、正直、苦しいのではないかと思う。
現在のライトフライ級の世界チャンピオンは、
WBA 井岡一翔・・・・返上、フライ級で3階級制覇を目指す
WBC アドリアン・エルナンデス(メキシコ)
IBF ジョンリル・カシメロ(フィリピン)
WBO ドニー・ニエテス(フィリピン)
だが、実力的にはWBAのスーパー・チャンピオンだったロマゴン(フライ級に転進)が彼らより一段上だった。
今では、WBC アドリアン・エルナンデス(メキシコ)、IBF ジョンリル・カシメロ(フィリピン)、WBO ドニー・ニエテス(フィリピン)での比較となるが、おそらく、ドニー・ニエテスが最強ではないかと思う。
しかし、アドリアン・エルナンデスもなかなか侮りがたい。
BoxRecでデータをチェックすると、28歳、オーソドックス、身長173cm、リーチ180cm、32戦29勝(KO18)2敗(KO2)1分、KO率56.3%。
目立つのは、フライ級では173cmの身長だが、動画で見る限り、169cmの角谷淳志より低そうな感じなので、それほど高いとは思えない。
動画は、この角谷淳志戦(4RTKO)、Janiel Rivera戦(3RTKO)、Kompayak Porpramook戦(10RTKO負け、6RTKO勝ち)を見た。
井上としては、身長が低いKompayak Porpramookの戦い方が参考になろう。
また、自身の過去の試合では、日本タイトルを獲得した身長とタフさで田口良一戦だな。
恐らく、アドリアン・エルナンデスは、パンチ力やタフさでは田口以上だと思うので、そのつもりで戦う必要がある。
エルナンデスは、どんどんプレッシャーをかけてきて、強い左ジャブを打つので、これをまず外さなければならない。
ブロックするのは、次に主武器の右ストレートが必ず飛んでくるので、ヘッドスリップでかわすのがいいが、左に避けると右ストレートの直撃を受ける恐れがある。
出来たら、右側に避け、同時に左フックのカウンターを打つと決まるだろう。
ただし、顔面は結構打たれ強く、よほど強いパンチか、予期せぬパンチでないとダウンは奪えないだろう。
また、エルナンデスは、メキシカンのくせにほとんどボディーを打たない。
コンパヤックは最初の試合でエルナンデスをボディーブローで仕留めたが、エルナンデスがボディーブローをほとんど打たないのは、自分の弱点がボディーにあるからだろう。
自分がボディーブローを打つと、必ず相手もお返しにボディーブローを打ってくるケースが多く、それは困るからだろう。
エルナンデスは背が高く、上半身が上へ行くほどたくましいので、減量するのにボディ部分を主に当てているだろうから、ボディーは弱いはず。
井上としては、エルナンデスの接近を許さず、防御一辺倒にさせ、これではならじと出てきたところ、左フック、左アッパーのカウンターでエルナンデスのボディーを狙いたい。
田口戦のように、常に打ち勝っていても、もつれるようだと、終盤、エルナンデスに捕まるかもしれない。
まだホント、世界挑戦は早すぎるような気がするが、もちろん、これが最大の試練で、もし勝てれば、フロイド・メイウェザーのようになれるかも知れない。
次は、フライ級で消耗しきったロマゴンと戦い、それを打ち破れば、ライトフライ級からスーパー・バンタム級まで制覇する本当のモンスターになれるだろう。
まあ、五分五分だな。
井上としては、中盤までにKOしなければ、判定で勝つのは難しいと思う。
エルナンデスとしては、減量に失敗しない限り、判定でもKOでも勝てるだろう。
最近、思うように体重を落とせないと、すぐに体重を落とすのをやめて、タイトルを剥奪されてもとにかく相手に勝つことだけに専念する確信犯的悪い例が多くなっているが、エルナンデスもまさかそんなことやらんだろうな。
もし、その場合やえが、金銭より、絶対、ペナルティとしてグローブ・ハンデをつけさせることだ。

<追伸2014.4.6>

いやあ、二人ともスゴイ。放送まで待ちきれず、時事ドットコムを見てしまった。

八重樫は9RKOでV3。サレタは、動画で見たのと変わりなかったが、八重樫はスピードよりもパワーが目立った。

1R~4Rは、私の採点では39-37で八重樫だったが、ジャッジの採点は38-38×2,37-39でサレタだった。

まあ、私は1、3,4Rを八重樫にしたが、1Rはサレタでも良かったかも。そうすれば、38-38だ。

5R~8Rは、八重樫のボディー攻撃が目立った。私の採点は、やはり、八重樫の39-37で、トータル、78-74。

ジャッジは76-76,77-76,77-75で2-1で八重樫だった。

そして、9R、右ストレートのカウンターかと思ったが、返しの左アッパーも当たっていた。

9RKOという発表だが、テンカウントしていないので、TKOだろう。

ロマゴンが八重樫の勝利後、リングに上がり、八重樫を祝福したが、やっぱり、ロマゴンとやるんだね。

八重樫も謙虚に言っていたが、今夜の試合ぶりでロマゴンには勝てないだろう。

パンチのスピードでは八重樫の方が上だと思うが、攻め込んでいったときの防御がダメだ。

ロマゴンは、あれだけ接近戦やってもほとんど打たせないからね。

ロマゴンの防御も研究しないと崩せない。

井上尚弥は6RTKOでアドリアン・エルナンデスから6戦目で世界タイトル奪取に成功した。

井岡一翔の7戦目を抜いて、日本最速だ。スゴイねえ。

しかし、世界にはもっとスゴイのがいる。

センサク・ムアスリン(タイ)は、3戦目で世界奪取した。

ウクライナのワシル・ロマチェンコが先日2戦目でオーランド・サリドに挑戦して失敗したので、まだこの記録は破られていない。

アドリアン・エルナンデスはやっぱり身長サバを読んでたようだ。

何と、162.5cmと井上より、低い。

おかしいと思ったよ。

しかし、並んでみると、井上の首の細さが目立った。

ここらが打たれたときの不安がぬぐえないところだが、打たせないからね。

試合は、1R~4Rは、1Rからボディー攻撃をしかけ、3Rには鋭い右ストレートでエルナンデスの左眉から出血させ圧倒した。

ジャッジも私も採点では36-40で井上のフルマーク。

5Rはエルナンデスもチャンピオンの意地を見せラフな攻撃を始め、井上も多少被弾し、ポイントも取られたと思う。

6R2分過ぎ、エルナンデスのラフな攻撃に負けず、井上の打ち返した右ストレートがきれいに決まって、エルナンデスたまらずダウン。

エルナンデスは、立ち上がったものの、ファイト継続をあきらめた。

具志堅用高以来の感激だね。

やっぱり、怪物だ。これはきっと日本のフロイド・メイウェザーになれる。

ただもう少し、首の太さが欲しい。それだけだ。

 

 

 

 

 

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