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2014年3月9日 / misotukuri

映画「ファミリー・ツリー」のハワイアン・しみじみ度

 昨夜、映画「ファミリー・ツリー(The Descendants)」(11年、米、アレクサンダー・ペイン監督、ジョージ・クルーニー、シェイリーン・ウッドリー他)を見た。
 ジョージ・クルーニーの出ている映画は結構見ているが、どれも面白い。
 これは、彼が第69回ゴールデングローブ賞主演男優賞をもらった作品だが、作品自体の評価も高く、地元のハワイ国際映画祭作品賞はじめ数々の賞を受賞している。
 この映画は、妻がボート事故で脳死状態となり、子供の世話をしなければいけなくなった仕事一筋の弁護士の夫が、家庭のことに向き合うようになって、初めてわかるようになって来た様々なことを描いている。
 特に、話の芯になるのは、ハワイの昔からの大自然が残っている広大な土地の遺産の売却処分についての話と、妻の生命維持装置を取り外すことにしたと告げに行った時に長女から「ママは浮気してた」と知らされてからの話の二つだ。
 美しいハワイの大自然と、都会生活者とは明らかに違った人生観の人々。
 その中で、愛を求め続けた妻と責任感に呻吟する楽園の苦行僧のような夫。
 身勝手な両親に反発するハイティーンの長女とそろそろ初潮を迎える年頃の問題児の次女。
 ハワイの王家の血筋を引く彼らの大家族。
 妻の浮気相手のあまりにもありふれた家族。
 彼らを通じて、家族の絆とは何かを考えさせられる映画だ。
 いかにもハート・ウォーミングな映画のようだが、はっきり言って、それがどーしたという話の映画だ。
 この浮気していた奥さんは、本気で離婚を考え、浮気相手と結婚するつもりだった。
 しかし、相手はもちろん本気ではなかった。
 こういう深刻なドラマは、ちょっと私のイメージするハワイの風土に馴染まないような気がする。
 もっと、おおらかにでもいいのではないかと思う。
 というのも、普通、浮気相手と本気になっても正式に結婚までしようと思うかね?
 このきまじめさ!
 ここらに、南海の楽園ハワイのイメージとの違和感を感じる。
 だって、今の結婚生活が嫌になっているのに、また別の相手となら生活を共に出来るとまともな頭で考えられるか?
 だいたい、この女、年はいくつだ?と思うね。
 ま、しかし、岸洋子の「恋心」ではないが、女心とはそういうものかもしれない。
 「恋は不思議ね 消えたはずの灰の中から 何故に燃える・・・」
 歌いたい人は、次のカラオケでどうぞ。
 http://www.youtube.com/watch?v=CaKprI4mzsk
 原題「The Descendants」は、「子孫たち」という意味。
 原作はどう書いているのか読んでみたくなった。
 しかし、背後に流れてくるハワイアンはしみじみと心に響いて、実にいいね。
 映画のサウンドトラックじゃないけど、ハワイアンをひとつ。
 http://homepage3.nifty.com/bar-kazu/youtube/1868v.html
 ハワイに行きたーい。
 では。

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