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2014年4月11日 / misotukuri

映画「ハードエイト」のまともな稼業じゃない度

先日、映画「ハードエイト」(96年、米、ポールトーマス・アンダーソン監督、フィリップ・ベイカー・ホール、ジョン・C・ライリー、グィネス・パルトロウ、サミュエル・L・ジャクソン)を見た。
意外と古い映画で、心なしか、サミュエル・L・ジャクソンが若々しくてパワフル。
これって、全然知らなかったが、結構、傑作では?
老ギャンブラーが路上で拾ったしょぼくれてる青年にギャンブルのコツを教える。
なんでも、母親の葬式代をカジノで稼ごうとしたのだが、逆にスッテンテンになってしまったと言うのを聞いて、同情したのだ。
青年は老ギャンブラーから150ドル借りて、カジノで指南どおりにやると、一晩で2000ドル以上勝ってしまった。
それから青年は老ギャンブラーを慕い、老ギャンブラーも何かと青年の面倒を見てやるよになる。
まるで仲の良い親子のように。
しかし、あるとき二人の前に、青年の友人で、カジノの警備主任をしていたという下品な男が現れてから、歯車が狂い始める。
何故、老ギャンブラーは青年をまるで我が子のように可愛がるのか?
やがて、青年の愛人が売春をしていて客とトラブルを起こしたとき、その理由が明らかになってくる。
詳しい事情は明らかにはされず、観客は推測するしかないのだが、私はどうも、青年の死んだ母親と老ギャンブラーとの間には恋愛関係のようなものがあったのではないかと思う。
過去に好きだった女性の忘れ形見の息子なら、あるいは我が子のように愛することもできるかもしれない。
疎遠になっている本当の我が子の愛が得られないなら尚更かも。
しかし、老ギャンブラーの秘められた過去とは、まあ、まともな稼業とは思えなかったが、なるほどね。
すごいよ、ジイさん。
オレも、また腕立て伏せ100回に挑戦しよう。
なお、ハードエイトとは、サイコロ賭博で4のぞろ目のことを言うらしいが、ルールがよくわからない。
Iさんによれば、クラップスという外国では定番の人気ゲームらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9
簡単そうでややこしい。
1対1ならともかく、カジノで大勢がするときは、誰がどこに賭けたかわからなくならないのだろうか?
サイコロ・ゲームではないけど、私には花札やトランプなどを使う「てんてん」の方が面白い。
これは子供のゲームでなくて、純然たる博奕(バクチ)。
1から10までのカードを2種類使う。
プレーヤー同士で円陣を作り、真ん中にチップ置き場を作る。
そして、親がカードをシャッフルして、親の右手から時計とは逆回りに2回りして1枚ずつカードを配る。
そして、親の右手のプレーヤーは、自分の手の内を見て、チップを賭ける。
その場合、場の取り決めにより、賭けるチップの上限を5枚までとか青天井とか決めておく。
また、プレーヤーは、「見ずてん」と宣言して、手の内を見ないで賭けることも出来る。
その場合、次のプレーヤーは、「見ずてん」をしたプレーヤーの賭けたチップの2倍の枚数を賭けなければならない。
プレーヤーは、常に自分の前に賭けたプレーヤー以上のチップを賭けなければならない。
賭けられない場合は、「降りた」と言って、ゲームから脱落し、配当を受ける権利を失う。
ゲームを止められるのは親だけで、親が自分の賭け番になった時に、直前に賭けたプレーヤーと同じ枚数のチップを賭けて「オープン」と言う。
あるいは、「降りた」と言って、勝負せずに、オープンとなる。
親の右手から一人ずつオープンして行き、最上位の手の者が勝者となり、賭けられたチップを総取りする。
勝者は次の親となり、ゲームはプレーヤーがいなくなるまで続いていく。
最上位の手は、「10,10(てんてん)」であり、てんてんのいわれとなっている。
ただし、「10,10」が出た場合に例外的に勝てる手があり、それは「1,1(ぴんぴん)」と言う。
「10,10」>「9,9」>「8,8」>「7,7」>「6,6」>「5,5」>「4,4」>「3,3」>「2,2」>「1,1」>「10,1」>「9,1」>「4,1」・・・以上を「役(やく)」と言う。
これらの「役」を除いた組み合わせでは、原則として、2枚のカードを足して1桁目が「9(カブ)」に近いほど強く、同じ数字同士なら、大きい数字のカードを持っている者が強い。
つまり、「10,9」>「8,1」>「7,2」>「6,3」>「5,4」の順に強い。
次に、足して「8(オイチョ)」になる組み合わせで、「10,8」>「7,1」>「6,2」>「5,3」
次に、足して「7」になる組み合わせで、「10,7」>「9,8」>「6,1」>「5,2」>「4,3」
次に、足して「6」になる組み合わせで、「10,6」>「9,7」>「5,1」>「4,2」
次に、足して「5」になる組み合わせで、「10,5」>「9,6」>「8,7」>「3,2」
次に、足して「4」になる組み合わせで、「10,4」>「9,5」>「8,6」>「3,1」
次に、足して「3」になる組み合わせで、「10,3」>「9,4」>「8,5」>「7,6」>「2,1」
次に、足して「2」になる組み合わせで、「10,2」>「9,3」>「8,4」>「7,5」
次に、足して「1(いんけつ)」になる組み合わせで、「9,2」>「8,3」>「7,4」>「6,5」
最後に、足して「0(ブタ)」になる組み合わせだが、「ブタ」同士の勝負では、逆に一番大きい数字が小さい方の弱い「ブタ」の勝ちとなる。
すなわち、「6,4」>「7,3」>「8,2」
文章にすると、ややこしいのだが、やってみればすぐわかる。
なかなか良く出来たゲームで、やり始めると病みつきになるので、真面目な人にはオススメできない。

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