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2014年7月3日 / misotukuri

亀田和毅VSプンルアン・ソーシンユーを予想する(結果付き)

 7月12日(日本時間13日)アメリカ・ネバダ州ラスベガス、MGMグランドアリーナで、WBO世界バンタム級タイトルマッチ、亀田和毅VSプンルアン・ソーシンユー(Pungluang Sor Singyu)の一戦がある。
 兄の亀田大毅のとばっちりを受けて日本では試合が出来なくなった末弟和毅だが、メキシコで修行した際の”カネロ”サウル・アルバレスの縁で、メインのSウェルター級12回戦サウル・アルバレスVSエリスランディ・ララのアンダーカードでタイトルマッチが出来ることになった。
 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの日本ボクシング・コミッション(JBC)だが、亀田和毅にはこれを奇貨として本場アメリカの大舞台で大いに羽ばたいてもらいたいものだ。
 まあ、そんな事情は試合の勝敗には何の関係もない。
 強い者が勝つ、あるいは、勝った者が強いのがこの世界のならいなのだ。
 試合も近づいてきたので、例によって、(最近めったに当たらなくなってきた)勝敗の予想をしてみよう。
 挑戦者のプンルアン・ソーシンユーは、和毅の初防衛戦の相手パウルス・アンブンダの前の同級チャンピオン。
 戦績は、48戦46勝(31KO)2分け、KO率62%、スタイルはオーソドックス、身長・リーチは不明。
 身長は、プンルアン・ソーシンユーVS A・J・バナル(165cm)の動画を見た限りでは、和毅(171cm)よりは低そうだ。
 ただ、ファイト・スタイルは、和毅と同じオーソドックスながら、なかなか力強いものがある。
 べた足で、膝よりも前に頭を出して、グイグイ接近して、軽くて回転力のある左フックとたたきつけるような右ストレート、右ロングフックがかなり迫力ある感じだ。
 A・J・バナル戦でも、バナルの方が見栄えはいいのだが、なんかパンチの質が違うようで、多分、重たいのだろうと思う。
 よく見ると、上腕の筋肉はバナルの方が太くてたくましいのに、プンルアン・ソーシンユーは細いが鋼のようで、バナルは背骨を中心に左右の肩がでんでん太鼓のように動いて右左右左とスピードある回転で打つタイプなのに、プンルアン・ソーシンユーは、両肩が前方に下がりながら体重を乗せて打ち抜くタイプみたいだ。
 二人の打ち合いは、9Rまでほとんど互角で、むしろポイント的にはバナルがよさげに見えたが、ダメージもバナルの方が深そうだった。
 しかし、ボクシングというのは、先日のキコ・マルチネスVS長谷川穂積でもそうだったが、ダメージが深くても辛抱してダウンしない限り沢山当てている方がポイントは取れるのだ。
 プンルアンVSバナルも仮にバナルが最後まで辛抱してダウンを拒否出来たら、バナルの勝ちでも不思議はなかった。
 亀田和毅もパンチを高速回転で打つタイプなので、KO率こそ6割を超えていても、数字や見た目ほど強くない。
 しかし、A・J・バナルより身長も高く、スピードもあるから、足を止めて打ち合うようなことにはなるまい。
 和毅は、左アッパーを多用して、突進してくるプンルアン・ソーシンユーの上体を起こし、高速の右ストレートをアゴに打ち込むと面白いと思う。
 引き足を主体に、時々、踏み込んで、下から左、上から右の連打で逆襲だ。
 右を打つとき、コーク・スクリューで打ちたいもの。
 そうすれば、モハメド・アリがソニー・リストンを倒した時のように戦うことも可能だ。
 亀田和毅は何かとWBC同級世界チャンピオンの山中慎介と比較されるが、まだまだ敵わないとしても、それほど差はないと思う。
 亀田和毅>パウルス・アンブンダ>プンルアン・ソーシンユーの構図に変化はないだろう。
 ズバリ、判定で亀田和毅の勝ちだが、後々のことを考えると、KOで勝ちたいね。

<2014.7.10追伸>
 アンチ亀田ファンのボクシングのブログを読んでいたら、和毅がラスベガスMGMガーデンでいいファイトをしたらJBCはどーするんだ?という記事を読んだ。
 いくら亀田が嫌いでも、そんな情けない心配するなと言うのだ。
 亀田憎しのあまり、見る目が曇っている。
 ファンとは誰しもそういう狂気を内に持っているものだが、それをモロに見せつけられると、一瞬引いてしまうね。
 そういうことは、思っていても、言わないものだ。
 
 <2014.7.13 追伸 結果速報>
 まだ見ていないのだが、7RKOで和毅が勝ったとか。
 ワンツーから左アッパーで決めたようだ。
 途中採点は三者三様なので、たぶん、プンルアンVSバナルと似ていたのだろう。
 プルンアンはそういうボクシングだからね。
 和毅はバナルと違って体格的に有利だから、KOできたのだろうと思う。
 結果よければ全て良しだな。
 課題はあるとしても、これから克服していけば良い。
 動画を見次第、また感想を追加しようと思う。
<2014.7.14 追伸 動画感想>
 https://www.youtube.com/watch?v=34cG5L3ka44
 これはたぶんすぐに削除されると思うので、早めにご覧あれ。
 4Rは確かに和毅KO負けの危機だったね。
 しかし、やはりまだ若いせいか、回復が早い。
 ここらが、長谷川穂積やファン・マニュエル・ロペス(ファンマ)などと大きく違うところだ。
 7RのKOパンチは左アッパーから左ボディーの二段打ちで見事にプルンアンの右脇腹に決まった。
 しかし、あの程度で悶絶するとは、たまたま息を吸った時とタイミングがピッタリ合ったのだろうか?
 レフェリーはカウント途中でストップしたが、カウントを100まで数えてもとうてい起き上がれない感じだったね。
 TKOかKOか迷ったが、こういう場合は、KOでも文句は出ないだろう。

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