Skip to content
2014年7月5日 / misotukuri

IBF世界Sフライ級王座決定戦,帝里木下VSゾラニ・テテを予想する(結果)

7月18日、IBF世界Sフライ級王座決定戦 帝里木下 VS ゾラニ・テテ(Zolani Tete)がある。
あまり注目されてはいないと思うが、一応、負けても防衛で物議を醸した亀田大毅が返上した王座の決定戦だ。
スカイ・A sports+で放送なので、録画を忘れないようにしなければならない。
帝里木下は、在日韓国人で本名が朴泰一。
戦績は、20戦19勝(3KO)1引き分け。28歳、サウスポー、身長170cm。
彼の試合はかなり前からスカイ・A sports+で見ているが、カウンター・パンチャーで、それほどパンチ力があるというのでもないのに苦戦していても、肝心の所では、何となく必ず勝つという非常に勝負強いイメージがある。
しかし、それはやはり世界ランカーレベルの選手と闘っていないからで、彼が何故IBF世界Sフライ級王座決定戦に出られるのかよくわからない。
対する、ゾラニ・テテは、戦績21戦18勝(16KO)3(1KO)敗。サウスポー、身長169cm、リーチ171cm。
顔が小さく、リーチは見た目数字以上にありそう。
彼の試合は、動画でファン・カルロス・サンチェスJr(10RKO)、モルティ・ムザラネ(5RTKO負け)の二つを見た。
弱点は、打たれ弱いところか。
ともに接近された後、連打を食らって、もろくもダウンしている。
これはスピードに頼る防御が悪いからで、帝里木下としては狙い目はここにしかない。
テテのKO率は76.19%と非常に高いが、左ストレートなど長い距離でのもの。
したがって、帝里木下としては、ここらも接近することによって、テテのパンチ力はかなり殺ぐことができよう。
また、テテは、基本的にはスタンスを大きく取って、引き足で下がりながらカウンターを狙うタイプなので、前進は得意ではなさそうだ。
せいぜい大きく一歩、小さく一歩と計2歩しか前に出てこない。
一番強いパンチはその大きく一歩踏み込んだときに伸びてくる左ストレートと引っかけるようなロングフックで、それが当たらないかぎり、そこからさらに前進してくることはない。
だから、要するに、思い切って接近するか、さもなくば大きく距離を取るかすれば、怖くはないだろう。
しかし、今度は帝里木下側の問題がある。
彼もこのクラスでは長身のカウンター・パンチャーなので、背の低いムザラネのような接近して打ちまくるという戦法はできないだろう。
かといって、長身のサンチェスのようなダイナミックな出入りするボクシングも苦手だろう。
サンチェスは中途半端にスウェーするからテテのロングの餌食になったが、攻め終わったらクリンチすればよかったのにと思う。
そして、ブレイクがかかれば、距離を十分取って離れ、また鋭く踏み込んで打ちまくる。
帝里木下が勝つには、サンチェスやムザラネのように攻め、後はクリンチするかしっかりガードを固めて十分距離を取るしかないが、難しいね。
テテは顔が小さいので頭よりボディを狙うことだ。
ズバリ、テテの中盤TKOと思う。残念ながら。
しかし、常識的には九分九厘必敗の形勢でも帝里木下のことだから、持ち前の勝負強さを発揮して、パンチ力がないのに一発逆転するかもしれない。
まあ、そこに期待だな。
とにかく、テテには間を詰めて戦うことだ。
クリンチもしまくれ、しまくれ、島倉千代子だ。
<2014.7.18 追伸>
3-0でゾラニ・テテが勝った。
帝里木下は、カウンター・ボクサーの彼にしてはホントに良く戦ったとは思う。
テテのKO率76.2%のパンチはほとんどもらわなかった。
右も左も全てかわしたと言って良いくらいくらいかわし続けた。
しかし、こういう日本国憲法みたいな守り中心の戦い方では、ボクシングは勝てない。
テテは攻め続け、しかも木下のパンチはそれこそ全くと言っていいほどもらってない。
両者ともクリーン・ヒットはない場合、どちらが試合をコントロールしているかだが、それは明らかに攻め続けているテテ。
だから、ポイントは、テテに行く。
そのテテも、動画で見たとおり、攻め込んできても、一歩か二歩だ。
それ以上は決して攻め込んでこない。
だから、右ジャブ、左ストレート以上は来ないので、木下がやったように遠くに離れてボディ・ワークを使えば、まず当たらない。
しかし、それだけでは勝てないので、攻め込むテクニックを身につける必要がある。
もし、まだボクシングを続けるつもりなら、メキシコへ武者修行に行け。
私の採点でも、118-110でテテの勝ち。(11R,12R以外テテのフルマーク)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。