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2014年7月9日 / misotukuri

佐渡金山坑道品性論争の行方

 おもしろいローカルニュースがあった。
 どうせすぐに読めなくなってしまうだろうから読売新聞から全文コピペすると。

 <坑内音声「なじみの女に会いてぇ」…品性で論争  2014年07月09日 11時48分>

「早く外に出て酒が飲みてぇ」「なじみの女にも会いてぇなあ」
 佐渡金銀山の坑道跡を巡る観光施設「史跡佐渡金山」(新潟県佐渡市)に展示されている江戸時代の鉱山作業員を模した人形から、こうした音声が流れていることについて、7日の新潟県議会総務文教委員会で丁々発止のやりとりがあった。

 議論となったのは、江戸時代の坑道の採掘現場を再現したコーナーで、実物大の人形から流れている音声。志田邦男委員(公明)は、同史跡を含む鉱山群が世界文化遺産登録を目指していることや小学生が見学に来ていることを論拠に、「品性をおとしめている。佐渡金銀山のイメージアップのために官民共に取り組んでほしい」と県教育委員会に対応を求めた。

 これに対し、村松二郎委員(自民)は「いや、上手な表現だ。誰もがこの言葉を覚えている。非常に印象に残る」と好意的な見方を示した。

 高井盛雄教育長は「どうすべきか運営会社とも話をしたい。見た人が世界遺産化の推進に向けたファンになってもらうことが重要」と、どちらの意見にも寄らず、神妙に答えていた。
 以上。

 ようするに、世界遺産に指定してもらうのに、これではマズイだろうというわけだ。
 品性を問題にしているようだが、実際は金の問題。
 まあ、私も、そこまでリアルに再現しなくても良いとは思うが、要するに「佐渡送り」になった人夫(差別用語なのか変換されない)というのは、そりゃまあ、中にはジャン=バルジャンのようなえん罪に近い人間もいただろうが、無宿人と言ってもほとんどはどうしようもない悪人。
http://kotobank.jp/word/%E4%BD%90%E6%B8%A1%E9%80%81%E3%82%8A
 いたずらに偽善的な人間の困惑を楽しむわけではないが、もっとひどいことも言ってたはずだろうし、歴史とか人間性とかを勉強させる意味では、良いんじゃないかと思う。
 しかし、たぶん、「世界遺産に指定されないと金儲けにならん」と言う良識派が勝って、そういう音声はやめるだろう。
 オーストラリア・シドニー湾のロックス・エリアも囚人がハンマーとノミだけで作ったところだが、資料館とかも行ったけど、そんな声を出す人形は見かけなかったしね。
 中にはあなたのご先祖様もいたかもしれないと思えば、ためらわれることではある。
 では。 

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