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2014年7月30日 / misotukuri

独りよがりの日本ボクシング・コミッション(JBC)

 以下は、時事ドットコム((2014/07/29-19:44))からのコピペ。
<亀田和は管轄外=世界王者と見なさず-JBC>
<日本ボクシングコミッション(JBC)は29日、東京都内でランキング委員会を開き、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級チャンピオンの亀田和毅(亀田)をJBC管轄下の日本のジムに所属する世界王者とは見なさないことを報告した。
 毎月更新するランキング表の世界王者の項目から除外する。
 亀田和は12日に米ネバダ州ラスベガスで2度目の防衛に成功。
 海外遠征届を提出せずに渡米し、JBCの浦谷信彰事務局長代行は「今後はJBCの管轄を離れ、海外で独自の道を行くものと判断した」と語った。
 WBOが王者として認定している事実とは別問題としている。
 JBCは昨年12月の世界戦で混乱を招いたとし、亀田ジム会長らに事実上の資格剥奪処分を科した。
 このため、ジムに所属する興毅、大毅、和毅の兄弟のライセンスは更新できず、国内で試合ができない状態が続いている。>
まあ、筋は通っているようにみえるが・・・ちょっとね。
JBCが認定するしないにかかわらず、現在のWBO世界バンタム級チャンピオンは亀田和毅という事実に変わりはない。
これは単にJBC所属の世界チャンピオンとしては、認めないと言うことか。
JBCのランキングを見てみよう。
<2014年6月>
http://www.jbc.or.jp/ranking/rank/2014/j/201406j.pdf
これを見る限り、7月のランキングからは、亀田和毅はJBC所属の世界チャンピオンではなくなるということのようだ。
海外遠征届を提出せずにラスベガスで試合したことを怒っているんだな。
じゃあ海外遠征届を出したら、JBCは受理したとでも言うのだろうか。
亀田ジムは、ライセンス更新が出来ず、失効した状態なので、亀田ジムのボクサーはもはやJBC管轄下のボクサーとは言えず、海外遠征届も提出する義務はないのだが。
しかし、仮に、こういうJBCだから、逆に管轄下の日本のボクサーが亀田和毅に海外で挑戦するとした場合、どういう事態が起きるのかな?
たとえば、WBCの対抗チャンピオンである帝拳ジムの山中慎介が亀田和毅と統一戦を海外でするケースだ。
1.まず、海外遠征届を受理しない場合(海外遠征届を提出しないこと、及び、出国するまでなかなか受理しないことも含む)
 a. 挑戦を強行すれば、勝敗に関わらず、ライセンス剥奪等のペナルティを科した上、管轄下のボクサーとしては奪取も認めない。
 b. 上記、管轄下のボクサーであることに変わりはないから、勝敗に関わらず、ペナルティを科すが、奪取は認める。
2.海外遠征届を受理する場合・・・挑戦者については問題なし。
まあ、1.を選択した場合、JBCも問題があるので、2.になると思うが・・・・
だいたい、コミッションとボクサーの間で裁判沙汰が起きると、コミッション側を勝たせないと困ったことになる。
ボクサー側が勝ったりしたら、コミッションは巨額の興業上の損害賠償金を支払えず、破産するしかないからだ。
コミッションが破産することは、ボクサー側にとっても利益にならないことで、結局、コミッションの無理難題を受け入れることになる。
しかし、にもかかわらず、時折、レベルの低い争いが起きて、両者どんどんエスカレートし、とことん最後までやってしまうことがある。
その場合でも、結局はボクサー側が負けるのだが、結果として、ボクサー側はそのコミッションを相手にしなくなる。
日本でも、亀田ジムの場合がそれに当たるだろう。
海外でも戦える和毅は海外に戦場を移し、大毅も和毅に倣って海外での活路を探っている。
そうでないのは、ボクサー生命あとわずかな興毅のみで、JBCにワビを入れる途を探っている。
だいたい、日本のボクシング界が変なのは、ジムがボクサーの育成から興業まで全てをやるからで、亀田ジムの問題もボクサーには何の責任もないこと。
負けても防衛で沸かせた亀田大毅の問題も、いったい何が問題なのか、それは大毅に問うべき問題なのか?
むしろ、選手本位でなくジム本位で作りあげている日本ボクシング界そのものの体質が問題なのでは?
ガラパゴスは日本のボクシング界なのに。

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