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2014年8月1日 / misotukuri

NIE全国大会徳島大会開幕ー自分が新聞など読まないくせに

 昨日、NIE全国大会徳島大会が開幕した。
 NIEとは、「Newspaper in Education(教育に新聞を)」の略だ。
 これについては、Wikipediaの記事を読んでもらった方が、問題点も含めてよくわかる。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/NIE
 しかし、私は、そういう問題はあるにせよ、新聞を読み解くという習慣は大人になってから大変役立つので、NIEの意義はあると思う。
 新聞だけにとどまらないと思うのだ。
 全てのメディアを読み解く癖をつける方向に若い人たちが育って欲しい。
 今はどうか知らないが、私の職業人としての現役時代には、毎朝、最低、朝日、読売、日経、徳新、業界新聞2つは読んでいた。
 その他に、特定の政党の機関新聞、ゴロ新、スポーツ新聞なども読んでいた。
 主な目的は、自分の仕事に関連する情報を収集し分析するためなのだが、たいていは早く出勤した担当職員が先に一通り下読みしており、関連のある記事には赤鉛筆で囲ってあるか、該当部分をコピーしたものをトップダウン式の回覧板に貼って置いてあった。
 しかし、それは最低限、頭に入れておく事であって、一見、個人的教養に属する仕事には関係なさそうなことでも、やはり広い眼で新聞記事は読まなければいけない。
 それが専門バカという視野狭窄を防ぐことにつながる。
 だが、問題は、そういう新聞の読み方だ。
 新聞情報分析のテクニックと言ってもいい。
 高度に専門的なテクニックの取得は職業訓練によるしかないが、そういう専門家の話がある程度理解出来るようにしておくには、NIEのような学校での基礎教育が必要だと思う。
 それが教養の底上げというものだ。
 ただ、大きな問題は、それを教える教員側にある。
 まず、先進国ではインターネットの普及と共に新聞自体があまり読まれなくなって、一つの新聞も定期購読していない教員も多いだろう。
 新聞の影響力は次第に低下してきている。
 じゃあ、テレビはどうかと言うと、テレビも同様の傾向があり、ニュースも含めて無料の地上波番組をほとんど見ていない教員も多いと思う。
 一体それで教員にどんなNIE教育が出来るというのだろうか?
 自分も子供たちも、日常、読んだり見たりしていないものを教材に取り上げる意味というのはあるのだろうか?
 NIEのNは、NewspaperのNではなく、NetworkのNにした方が、より今日的と思う。
 では。

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