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2014年8月7日 / misotukuri

IBF・WBOミニマム級王座統一戦、高山勝成VSフランシスコ・ロドリゲスJrを予想する(結果付き)

この日曜日の8月10日(現地8/9メキシコ:モントレー)でIBF・WBOミニマム級王座統一戦がある。
IBF王者:高山勝成  VS WBO王者:フランシスコ・ロドリゲスJr(Francisco Rodriguez Jr)だ。
早速予想をしてみようと思い、Youtubeでフランシスコ・ロドリゲスJrの試合を2本見た。
まず最初は、今年の3月、WBO の世界タイトルを獲得した試合(10RTKO勝ち)で、2014-03-22 Merlito Sabillo との試合。

次に、その半年前(2013-09-21)のロマゴン( Roman Gonzalez )との試合(7RTKO負け)。

うーん、これはなかなかの強敵だね。
タイトルを獲得した試合は、まさに圧勝と言っていいくらい攻めて攻めて攻めまくった上でのTKO勝ち。
相手のメリート・サビーリョも無敗の王者で、それにこれだからね。
若いし(21歳)、馬力があって、このクラスでは背も高い。
オーソドックスで戦っていたが、途中でサウスポーにスイッチしたりしていたから、スイッチ・ボクサーなのだろう。
左右フックが力強く、しつこいくらい手数が出て、打たれるのを恐れずガンガン前に出てくる。
途中から、左は滅多に打たなくなり、ほとんど右ばかり打っていたから、左は拳を痛めたのかなと思った。
拳を痛めたのでなければ、左ジャブ、左ボディ・ブロー、左フックを打てば、これくらい力量差があればもっと早くKO出来たのにと思う。
右ばっかりでは予測がつくからね。
ロマゴンとの試合では、さすがに逆に攻められっぱなしで、ロマゴンのプレッシャーが如何にスゴイかがよくわかる。
6Rにだいぶ打ち込まれて、これは時間の問題かと思って見ていたら、7Rにちょっと打たれてロープに下がったところレフェリーにストップされた。
まあ、まだ若いし、見込みがあるボクサーを、こんなところで潰されてしまっては可哀想というレフェリーの温情だろう。
ロマゴンとの試合では、サウスポーで戦っていて、途中、何度かオーソドックスになったりしたが、すぐにサウスポーに戻っていた。
先日のゴロフキンVSゲールの試合をYoutubeで見たら、左右が逆になっていたが、これはそうではないようなので、ロドリゲスはスイッチ・ボクサーなのだろう。
ただし、やはり右のパンチが強そうで、これはロマゴンのようなとてつもない強敵を相手にするときは、少しでも強い右を前にして相手の突進を止めたいと思ったからかもしれない。
もしそうなら、高山相手にロドリゲスはサウスポーで来るか?、それとも、オーソドックスで来るか?、だね。
高山はロマゴンよりまだ背が低く、恐らく身長差は5cm以上あると見ていい。
スピードはもちろん高山が上だが、サビーリヨとの試合を見る限り、追い足はありそうだ。
ロドリゲスの左がどうなのか、つまり、右に比べて威力がかなり落ちるのか、たまたま拳を痛めただけなのか、この二本だけではよくわからないのだが、それが鍵になりそうだ。
ロドリゲスが追いかけて、高山は打ち込んでは右回りにダッキングして逃げるヒット・アンド・アウェーで12R行くのではないか。
ロドリゲスは打たれるのを恐れず、ガンガン打ち合おうとするので、パンチ力に欠ける高山には厳しい試合になりそうだ。
とにかく、高山のパンチの威力ではロドリゲスにプレッシャーはかけられないのは明白だ。
高山はロマゴン相手に判定まで粘っているが、だからといって、同じロマゴンにTKOで敗れたロドリゲスより強いとは限らない。
相性があるからね。
ロドリゲスは、攻撃が防御というタイプだからそれほど防御は良くないが、このクラスでは身長が高いので、それが自然の防御になっている。
だから、高山はロドリゲスと身長が似ている井上尚弥と4Rスパーリングしたが、あわや井上のカウンターでKOされそうになったという。
まあ、階級も違うし、疲労のピークにある高山とフライ級以上の体重のある井上とでは参考にならないが、いい勉強になったと思う。
まさか、井上以上のパンチやテクニックがロドリゲスにあるとも思えないしね。
ズバリ、負傷判定でロドリゲスの勝ちと思う。
多分、高山がバッティングで出血し、負傷判定となって、地元のロドリゲスが勝つというシナリオが出来ているような気がするのだ。
高山はまたしても苦難の道を行かねばならなくなるだろう。
両者の戦績等のデータを最後に挙げておくが、あまり参考にはならないと思う。
高山:31歳、オーソドックス、身長158cm、リーチ158cm、34戦27勝(KO10)6敗(KO1)無効試合1、KO率29.4%
ロドリゲス:21歳、オーソドックス、身長・リーチ不明、16戦14勝(KO10)2敗(KO1)、KO率62.5%
<追伸2014.8.10>
速報だ。
3-0(116-111、119-108、115-112)のユナニマス判定でロドリゲスの勝ち。高山敗北とか。やっぱりね。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2014081000093
負傷判定ではなかったようだが、動画配信を早く見たいものだ。
詳しくはその上で。
<追伸2014.8.11>
試合の動画。いつまで見られるかわからないので、お早めにどうぞ。

うーん、どうでしょうか?
私の採点では逆に115-112で高山の勝ちですが。
これがアウェーというものですか。
3Rの高山のダウンは、どこに当たったんでしょうかね?
11Rのロドリゲスのダウンはスリップと判定されましたが、高山のパンチが当たって一瞬ガクッとした動きがあったのでダウンと思いますが、レフェリーの判断をいずれも尊重します。
ユナニマス地元判定で、思った以上に高山は強かったという印象です。
引退は必要ないでしょう。
再起を祈ります。
ロドリゲスは、あんな手打ちばかりでは、上のクラスでは通用しないと思いました。

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