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2014年9月9日 / misotukuri

格闘技化する球技

 錦織選手惜しかったね。テニスの全米オープン準優勝。
 まあでも、決勝進出出来る力はあるということだから、いずれまた次があるかも。
 しかし、聞けば優勝したマリン・チリッチ選手(クロアチア)は、身長が198cm、体重82kg。
 対するわれらが錦織圭選手は、身長178cm、体重68kg。
 これは、ボクシングで言えば、ヘビー級の一つ下のクルーザー級(79.379kg~90.719kg)という重量級の選手とスーパー・ウェルター級(66.678kg~69.853kg)という中量級の選手の戦いだね。
 これがボクシングなら、錦織選手は絶対に勝てないが、テニスなら違うのかなと思っていたら、案の定負けてしまった。
 対戦成績はそれまで5勝2敗の相手だったので、勝てる確率は高かったと思うが、共に勢いがあり、運気が五分五分なら、ここでも「小男は大男には勝てない」という格闘技原理が働いたようだ。
 先日のサッカーW杯でも、ドイツが主砲を欠くブラジルを圧倒して優勝したとき、日本は1勝もあげられずに予選敗退。
 ブラジルの敗因も、日本の敗因もはっきりしている。
 ブラジルはドイツに比べて体格で見劣りした。
 日本は他のどの国のチームよりも体格面で見劣りした。
 それだけだ。
 体格面で見劣りする分をスピードなど他の面で相手を凌駕しなければならないが、それがどっこいそっこいでは敗れて当然だ。
 テニスも、どこかの馬鹿が、「これは、まさに格闘技だ!」とか、ほざいていたが、それなら、テニスも体重別の階級制にしろというのだ。
 格闘技のことが何もわかってなくて、イメージだけで言っている。
 しかし、レベルが高くなればなるほど、球技に限らず全てのスポーツは格闘技に近づいてくるのも事実だ。
 では、技術も体格も拮抗しているとき、どちらがより強いかというと、ボクシングなら、キラー・インスティンクト(殺戮本能)をより強く持っているものの方が勝つ。
 他のスポーツでも同じで、弱った相手を、「これでもか!これでもか!」と情け容赦なく痛めつけられるサディスティックな特質を備えていなければ、勝てないとしたもの。
 実に、最高のスポーツ選手は最高度にサイコパスなのだ。
 これは、スポーツが戦争の代替物であるという証でもあろう。
 文系人間が体育系人間を本能的に嫌うのには理由があったのだなあ。
 では。 

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