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2014年9月29日 / misotukuri

ダンテ「神曲」を読む

 またぞろ読み残した古今東西の名著に挑戦している。
 今読んでいるのは、ダンテの「神曲」。
 図書館で文学全集を漁っていて、これが一番読みやすいと思ったのが平川祐弘訳の「神曲」。
 私が中学校2年の時に読み始めて最初の数行でダウンしたのは、山川丙三郎訳。
 これはKindle版にも出ていて、iPhoneで無料のKindleにダウンロードして、読んでいて思い出した。
 平川祐弘訳はBOOK-OFFの半額セールの時に河出の文庫本全巻560円÷2×3冊=840円で買ったので、両方を比べながら読み進んでいる。
 漫画の「神曲」も、永井豪の他にもあるようだが、そちらのチェックは「いずれまたそのうちに」としておこう。
 何故またぞろダンテなのかというと、40歳くらいの時にも思ったことなのだが、ダンテに限らず、若いときに読んでおかなければならないのに読みそびれたこういう本を遅まきながらでも一応読んでおくと、少しは子供や孫のこれからの教育の足しになるかなと考えたのだ。
 女性なら少々物忘れが目立つようになっても「娘に伝える母の味」とか言って、自然に年長者としての威厳を保つことも出来ようが、男性はその点何かの職人でもなければなかなか難しい。
 人生の先達者として何か普遍的なことでアドバイス出来るようなものが自分には果たしてあるのか?と顧みればそんなものはない。
 せめて「爺ちゃん、たくさん本持ってるけど、何か面白い本なあい?」と聞かれたら、「そうさな」と村岡花子訳「赤毛のアン」のマシュー爺さん風に言いながら、古ぼけたオススメ本を本棚から引っ張り出してきて、「これなんかどうかな?きっと気に入ると思うよ」と言えるようになりたい。
 だが、道は遠く果てしないのに、残された時間は残り少ない。
 まあ、厳選しつつ、ぼちぼち行くしかないですな。
 人は皆途上にて死すべき運命なのだから。
 では。

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