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2014年11月6日 / misotukuri

三浦隆司 VS エドガル・プエルタを予想する(結果付き)

11/22(土)WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ、三浦隆司 VS エドガル・プエルタ(メキシコ)がある。
まだ、2週間以上先だが、そろそろ予想してみようかと思う。
同じくWBC世界フライ級タイトルマッチ、ローマン・ゴンサレス VS ロッキー・フェンテス(比)もあるが、こちらは予想するまでもないだろう。
三浦隆司 VS エドガル・プエルタのまずは、データ比較だ。
三浦隆司は、BoxRecによれば、30歳、サウスポー、身長170cm、リーチ178cm、31戦27勝(KO20)2敗(KO1)2分け、KO率64.52%。
エドガル・プエルタ(Edgar Puerta)は、32歳、28戦23勝(KO19)4敗(KO1)1分け、KO率67.9%。
Abraham Rodriguez、Carlos Cardenasとの試合をYoutubeで見た限りでは、オーソドックスで、身長・リーチは三浦と共にほぼ同じくらいとみて良いと思う。
痩せていて、左右フック、左ボディー右アッパーが上手く、左ジャブ、右ストレートはほとんど打たず、接近してきてスピードのある連打で打ちまくるファイター・ボクサーで、始終打ち気にはやっていてとにかく忙しい。
KO率は三浦よりも高いが、三浦のボンバー・レフトのような一発パンチはなく、連打でストップを呼び込むタイプのようだ。
ガードもまあまあ高い方だが、ストレートなどは結構もらっていた。
どうだろうね、こういうタイプ。
お互い、最初のペース争いが肝心だろう。
ボンバー・レフトが一番効果を発揮する中間距離で戦えれば三浦だろうし、接近戦となるならプエルタだろう。
三浦は、見た目何となく鈍くさく、とても世界チャンピオンの風格はないが、ボンバー・レフトが当たれば本当に強い。
そして、これがまた、不思議によく当たるのだ!
まるで昔のTV時代劇「剣」のイントロ・ナレーションに出てくる「無銘の剣」のようだ。
「銘はない。だが、よく切れる」という・・・
前回のダンテ・ハルドンなど、可哀想なくらい当てられ、痛いだろうなと思いながら見ていた。
WBAの対立チャンピオンの内山高志も、ノー・モーションで飛んでくるボンバー・レフトに痛烈なダウンを食らい、後であのパンチはよけにくいとこぼしている。
ただし、世界チャンピオン・クラスのボクサーなら、たとえあのボンバー・レフトでも、同じパンチは二度も三度もモロには食わないものだ。
果たして、プエルタにその対応力があるかどうか?
しかし、ホントに性懲りも無く、メキシコのボクシング界は、三浦に挑戦し続けるものだね。
ガマリエル・ディアスが持っていたタイトルを三浦に奪われるや、セルヒオ・トンプソン、ダンテ・ハルドンとメキシカンが立て続けに三浦に挑戦したがその都度こっぴどく撃退された。
それなのに、また、メキシカン。
一体どーして?と思うが、多分、内山のような強打とテクニックを兼ね備えた完璧なボクシングと違い、穴がいっぱいあるように見えるからだろう。
だが、ボクシングはアベレージで戦うのではない。
ボンバー・レフト頼みの崩せそうで崩せない、それが三浦なのだ。
今回、プエルタを選んだのは、ランキングが1位だからだけではない。
今度のプエルタこそ、三浦にボンバー・レフトを打つチャンスを与えないタイプだと確信しているからだろうと思う。
ボンバー・レフト封じには、まずは内山のような百通り(?)のジャブが打てると言うジャバーだと思うが、マッチョが賞賛されるメキシコにはそんなジャバーはいない。
では、どうすればいいか?
ヒントは、ボンバー・レフトを打つにしても適当な距離が必要だということだ。
内山は、ボンバー・レフトを食らってダウンしてからは、気を抜かず、徹底的に強い左ジャブを打って三浦を近づけないようにした。
そうすることによって、ボンバー・レフトを封じ込んだ。
だが、それが出来ないなら、十分遠くに離れたポジションをとるか、逆に左足でキャンパスを蹴る余裕を与えない近さまで接近するかだ。
プエルタは、ジャブはほとんど打たず、左右フックをボディや顔面めがけて忙しく振り回しながらどんどん前へ出て行くタイプ。
三浦に近づきすぎるほど近づくことによって、ボンバー・レフトの有効射程距離圏を脱することができる。
プエルタに8RTKOに敗れたカルロス・カルデナス(Carlos Cardenas)は、ゆったり構えていかにも柔軟な、なかなかいいボクサーに見えたが、やっぱり彼もまたある程度離れて戦うタイプみたいで、その距離を潰されるとなんかいくらパンチを当てても反り返って打ってるようで、あまりプエルタには効かなかった。
それと同じことを三浦相手にやれれば、プエルタのペースとなるだろう。
確かに、三浦がボンバー・レフトの照準を定めようと見ている内にどんどんプエルタに距離を詰められてくるとマズイ。
しかし、最近は三浦も攻めがずいぶん鋭くなってきており、トンプソンやハルドン戦で見せたような速攻が出来れば、プエルタも下がるタイプではないので噛み合って、予想もつかない1RKO劇もあり得るだろう。
ズバリ、先手必勝、早い回での三浦のKO勝ちとみた。
では。
<追伸2014.11.22>
ロマゴン6RTKOで初防衛。圧勝。
東洋で無敵のフェンテスも格が違ったね。
ロマゴンは、「どうだ、井上。見たか!」と井上尚弥に見せつけるような戦いぶりだった。
ロマゴンを倒すのは井上しかいないと思うが、こういうのを見せられると、まだまだ遠いね。
三浦も6RTKO。
1Rにダウンを奪い、徐々にパンチ力の違いを見せて、6Rに弱ったプエルタを打ちのめしたところでレフェリーがストップした。
プエルタは、これまでのメキシカンでは一番強かったが、三浦のボンバーが桁外れだったのが不運。
1Rでダウンを奪ったときには、すわ1RKOかと思ったよ。
まあ、私の予想もほぼ当たったと言っていいのではないかな?
5回までの私の採点は、49-45で三浦。2Rだけプエルタに与えた。

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