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2014年12月11日 / misotukuri

大晦日五大世界タイトルマッチ(内山、河野、田口、天笠、高山)を予想する(結果付き)

 昨日に引き続き、今日は、大晦日の世界タイトルマッチ5試合の予想をしてみたい。
 それにしても2日で、8試合も世界戦があるとなると、全ラウンド中継はもちろん録画放送も無理かも知れないな。
 また、あまりにも多すぎて、東京と大阪に別れているとは言え、多分、興行的には失敗するんじゃないかな?
 1 WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ/東京
   内山高志VSイスラエル・ペレス
 2 WBA世界Sフライ級タイトルマッチ   
 河野公平VSノルベルト・ヒメネス
 3 WBA世界Lフライ級タイトルマッチ      
 アルベルト・ロセルVS 田口良一
 4 WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ/大阪      
 ギジェルモ・リゴンドー VS天笠尚
 5 IBF&WBOミニマム級王座決定戦      
 高山勝成VS大平剛
 予想も、あっさり行こうと思う。
 まず、1 WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ 内山高志VSイスラエル・ペレス。
 イスラエル・ペレス(Israel Hector Enrique Perez:アルゼンチン),35歳、オーソドックス。
 BoxRecによれば、戦績は、won 27 (KO 16) + lost 2 (KO 0) + drawn 1 = 30  rounds boxed 160 KO% 53.33。
 YouTubeで、https://www.youtube.com/watch?v=ZHkwnnJzMN4の動画を見たが、その印象では、ガッチリした体躯みたいだから、身長は170cmそこそこと見た。
 リーチも同じくらいで、内山と体格面では大差ないだろう。
 ボクシング・スタイルは、アグレッシブな正統派というか、左、左とジャブを突き、右ストレートをかぶせるという具合で、これで勝てているんだから、パンチ力は数字以上にありそうだ。
 ただし、見ていて直ぐわかると思うが、攻防分離タイプで、相手が攻めてきたら、ガッチリとガードを固めて、相手の攻勢が途切れるのをじっと待っている。
 打ち合いをしたり、隙を突いてカウンターを打つということはあまりしないようだ。
 こういうタイプは、”キング・アーサー” アルツール・アブラハムくらいの度外れたパンチ力がないと、世界チャンピオンにはなれないとしたもの。
 強すぎて誰も戦ってくれない内山のブランクが気になるが、油断さえなければ、問題なく勝てるだろう。
 ただ、次は対抗チャンピオンの三浦隆司との二度目の対決と行きたいだろうから、内山としても完璧なボクシングを見せて三浦を威嚇する必要がある。
 ズバリ、7Rまでに内山がKOで勝つだろう。

 2 WBA世界Sフライ級タイトルマッチ
   河野公平VSノルベルト・ヒメネス
 ノルベルト・ヒメネス(Norberto Jimenez:ドミニカ)は、23歳、身長170cm、オーソドックス。
 戦績は、won 20 (KO 10) + lost 8 (KO 4) + drawn 3 = 31 rounds boxed 118 KO% 32.26 となっている。(BoxRec)    YoutubeでNorberto Jimenez vs Julio Escuderoの動画をPart1~3まで見たが、その印象は、一言、退屈だった。  
 ヒメネスのボクシングは、一言で言えば、こんにゃく殺法だな。  
 スピードが有り、距離を取って、くねくねと上体を動かし、相手にパンチをまともに当てさせない。  
 パンチはないが、相手の弱点を見つけると、徹底してそこを突いてくるクレバーさがある。
 直線的な攻めをする河野にはなかなかの難敵のように思えた。
 ヒメネスは、BoxRecのデータでは、最初の11戦で3勝8敗(内4KO負け)ということで、負け数の全てをここで叩き出している。
 日本人なら、もう8敗目で引退しているだろう。
 よくぞこういうボクサーが世界戦に挑戦するまで来たなという感じだが、逆に、だからこそ侮れない。
 動画を見ていると、30戦目のボクサーにしては、何となく身体がまだ出来上がっていないような若い感じで、ひょっとして中南米にありがちな年齢詐称じゃないのかなとも思う。
 貧しい少年が金を稼ぐため年齢を誤魔化してプロボクサーになったが、幾らセンスがあっても、当然、最初は大人相手だから勝てない。
 デビュー戦が、ちょうど満19歳の日(1991.2.26生まれ、2010.2.25デビュー)というのも、ホントかなと思う。
 何か、3歳くらい年齢を誤魔化しているのでは? まあいい、とにかくまだ23歳だ。
 8敗目のあと、20戦負けずに来て、ようやく世界初挑戦だ。
 負けてもまだまだ先があるだろう。
 一回り近く歳が違う河野は、まずヒメネスの足を止めたい。
 それには、ボディー攻撃が不可欠だ。
 それが出来なければ、またしても、初防衛戦に失敗することもあり得る。 ズバリ、河野の判定勝ち。

 後の、3戦は、それぞれに面白いと思うが、ズバリ予想だけにしておこう。
 3 WBA世界Lフライ級タイトルマッチ    
   アルベルト・ロセルVS 田口良一・・・田口の判定勝ち
 ロセルは大したことない。田口には大きなチャンスだ。
 ただし、ロセルは田口が前に出ると必ず後ろに下がるだろう。
 井上尚弥戦では、井上が出てきたので田口のパンチも当たった。
 しかし、井上が大きく引くと、田口のパンチは当たらなかった。
 これは田口には追い足がないからだ。
 このことを考えると、打ち合いを避けるロセルにパンチを打ち込めるのは、ロセルが攻めてくるときしか、チャンスがないだろう。
 ロセルが引くとき下手に攻め込んでも、どうせ二歩以上前に出られないので、空振りして疲れるだけ。
 打つぞという構えで距離を詰める感じで近づき、ロセルに先に打たせてから打つといいだろう。
 とにかく、ロセルにそれ以上下がらせない状況に追い込んで、打ち合いを挑むと田口は勝てると思う。
 ロセルのパンチは軽いので、あえてガードせず、相打ちを狙うべき。
 それを繰り返すと、ロセルは逃げる一方になる。・・・と思う。

4 WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ
  ギジェルモ・リゴンドー VS天笠尚・・・リゴンドーの3RTKO勝ち
 天笠がどこまで粘れるかだな。
 本人が言うとおり、1%も可能性はない。
 しかし、マグレで一発でもリゴンドーにパンチを当てることが出来たら、満足すべきと思う。
 干されてるリゴンドーを体験できるだけ幸せと考えるべき。 典型的記念挑戦。

5 IBF&WBOミニマム級王座決定戦     
  高山勝成VS大平剛・・・高山の判定勝ち
 大平ごときに高山が負けるわけないだろう。

<追伸2014.12.31試合結果>
3 WBA世界Lフライ級タイトルマッチ   
  アルベルト・ロセルVS 田口良一・・・予想どおり、3-0で田口の判定勝ち  
 8,9Rと左ボディーで二度ダウンを奪っての完勝だった。
 田口は井上戦で敗れはしたものの大きな自信を得たようだ。

 5 IBF&WBOミニマム級王座決定戦     
   高山勝成VS大平剛・・・高山の7RTKO勝ち  
  私の予想は高山の判定勝ちとしたが、大平は高山のオーラに負けたのかな?
  6Rまでは本当に大平は見事に戦ったが、そういう変則を物ともせず攻め切った高山は、やはり格が違っていた。

 2 WBA世界Sフライ級タイトルマッチ
   河野公平VSノルベルト・ヒメネス ・・・引き分けで河野の初防衛
  私の予想は、河野の判定勝ちだったが、やはり、難敵だったようだ。
  それにしても河野は判定に弱いね。

 4 WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ
   ギジェルモ・リゴンドー VS天笠尚・・・11R終了TKOでリゴンドーの勝ち。
  7Rに天笠はリゴンドーからまさかのダウンを2回も奪った。
  一気に奇跡の逆転KOなるかと思われたが、10Rリゴンドーがラッシュすると、天笠ついにダウン。
  11Rには左頬が大きく腫れ上がり、レフリーがストップした。
  天笠は予想以上に頑張ったが、途中から、背を丸めたので、リゴンドーとの身長差のアドバンテージがなくなってしまった。
  それとともに、クリーンヒットを貰うようになった。
  しかし、記念受験的挑戦試合としてはよくやったと思う。

 1 WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ
   内山高志VSイスラエル・ペレス ・・・内山の9R終了TKO勝ち。
  内山の横綱相撲。
  対三浦戦を十分想定した試合ぶりだったね。
  ペレスは、三浦同様、これ以上続ける恐怖に耐えられず棄権した。

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