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2015年1月9日 / misotukuri

フランスの週刊紙シャルリエブド銃撃事件批判は筋違いか?

7日に起きたフランスの週刊紙シャルリエブド銃撃事件。
犯人は現在なお逃亡中で、人質を取って立て籠もっているとか。  
オランド仏大統領は現場を訪れ、「これはテロだ」と言ったとか。  
9.11の直後、ブッシュJr米大統領は、「これは戦争だ」と言ったが、フランスの今回の事件はテロなのか戦争なのか?  
ニュースを読んで思い浮かんだのは、赤報隊事件。   
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%A0%B1%E9%9A%8A%E4%BA%8B%E4%BB%B6  
日本ではせいぜい猟銃だったが、フランスは自動小銃というからスゴイね。  
襲撃を受けた週刊紙シャルリエブドは下品で悪辣な風刺を専門にしているところで、彼らに表現の自由もクソもないのだが、それでも暴力で言論を圧殺するのは良くないと思うのが、まあ、普通だろうな。  
しかし、テロというのは、だいたい、昔はこういうのを呼んでいたと思う。  
今回の事件は、純然たるテロと言えるが、9.11同時多発テロ以降の自爆テロ攻撃など今のイスラム過激派のやることは、テロと言うよりゲリラ戦に近い。  
そもそも、テロとゲリラ戦の違いは、実行犯の背後に国家(軍隊)があるかないかだった。  
テロは民間人が政治的意図を持って暗殺など暴力を振るうことで、ゲリラ戦のように国家が行う軍事作戦ではない。  
国家の軍事作戦の場合、ゲリラ戦もまた戦争の一過程であり、最終的には軍隊と軍隊との決戦が行われ、戦争は決着するもの。  
ところが、イスラム過激派のテロは、国家の軍事作戦ではないが、自らの行為をジハード(聖戦)だと言っている。  
彼らに欧米のような国家概念はないが、戦争は出来ると思っている。  
そして、それならば、いずれ彼らの正規軍による決戦が予定されているはず。  
ということは、これで終わりと言うことはないし、彼らの行為に対し言論の自由を暴力で圧殺うんぬんは筋違いも甚だしい。  
それは自由平等博愛という価値観を共有する者達の中でしか通用しない。  
なぜなら、彼らはあくまで戦争をやっているつもりなのだからね。  
第二第三の同様の攻撃があるだろう。  
なお、フランスの三色旗(トリコロール)の青と白と赤の意味は自由・平等・博愛の象徴ではないらしい。
では。
<2015.1.12追伸>
アメリカの対テロ戦争を嘲笑ってた者も自分らが標的になると、大変だね。
私は、今後も第二第三の「シャルリー・エブド」襲撃があると思っているが、11日未明ドイツ、ハンブルグで、フランスの政治週刊紙「シャルリー・エブド」の風刺画を転載した地元新聞社「ハンブルガー・モルゲンポスト」が放火された。
被害は大したことはなかったようだが、時期が時期だけにまたイスラム・テロかと思ってしまう。
ブッシュJr米大統領の対テロ戦争を嘲笑っていたフランスの人間も、自分たちがテロのターゲットにされると、表現の自由を守れと一斉にテロ批判を始めた。
だが、アメリカがテロに遭うのは自業自得で、表現の自由を圧殺するテロは許せないというのは、少々、理屈に合わない。
テロというのはゲリラ戦も同じだが、弱者の戦術であり、普通の戦いでは勝てない者が恨みを晴らすために取る手段なのだ。
フランスやアメリカで表現の自由を相手にイスラム国にシンパシーを持った若者がどうやって戦えるというのだ。
彼らに暴力はいけないと言ったって、それしかないのに、何を言うかだよ。
風刺だと言って弱者を嘲笑うのは強者のすることではない。
イエメンを拠点とするイスラム過激派「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」は、当然ながら、今回の「シャルリー・エブド」襲撃を賞賛し、今後もやるぞと声明を発した。
ハッカー集団の「アノニマス」が「シャルリー・エブド」襲撃にインターネット・ウェブ報復攻撃をする宣言をしたそうな。
これは、面白くなってきた。
「アノニマス」の中にもAQAP系の「アノニマス」がいるかも知れないのでね。

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