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2015年2月10日 / misotukuri

映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」の泣かせる度

 映画をあまり見過ぎないようセーブしながら見ているのだが、「セブン・サイコパス」(12年、英、マーチン・マクドナー監督)というまるで三谷幸喜の映画のようなくさい映画を見た後では、何か口直しがいると思った。
 まあ、アメリカは、25人に一人がサイコパスだというお国だから、マジ笑えないところもあるのは確かだが。
 そこで見たのが、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(85年、スウェーデン、ラッセ・ハルストレム監督、アントン・グランセリウス、メリンダ・キンナマン、トーマス・フォン・ブレムセン他)。
 いやあ、ホント、痛いほど泣けるねえ。
 薄倖の少年をリリカルに描いたお涙頂戴映画と片付けるには魅力的すぎるキャラが一杯出てくる。
 少年が愛していた犬シッカンはとっくの昔に薬殺処分されていたんだね。
 別れ別れになるとき、そうなるということはまだ幼い少年にも薄々はわかっていた。
 わかっていて、わからないフリをしていた。
 そのことが、つらい。
 あの犬はまさに少年と似たようなもの。
 シッカンはボクだ。
 んぐぐぐぐぐ・・・・
 溢れる涙を下の瞼で受け止めて・・・ワン、ワン、ワン。
 人生にはなぁ、忘れちゃならないが、克服しなけれりゃならんことがたくさんあるんだよ。
 ボーイッシュな美少女サガ役を演じるメリンダ・キンナマンが最後にドレス姿で登場する(まもなく泥まみれになるが)のも期待通りでうれしい。
 まだこの年頃では女の子の方が強いからな。
 この映画、多分、今日では彼女のヌードが問題なのだろうな。
 子育てした人間には、どーってことないのだが、ロリコンの変態がたくさんいるからね。
 少年に女性下着のカタログを読んで貰って妄想に耽るむっつりスケベな変態爺さんがでてくるのもおかしい。
 その爺さんもまもなく天国あるいは地獄に召されていくのだが・・・
 昔のスウェーデンの労働者階級の生活が垣間見られて興味深い。
 スウェーデンのインゲマール・ヨハンソン(Ingemar Johansson)がフロイド・パターソンを3RTKOで破ってボクシング世界ヘビー級チャンピオンになった頃(1959年)の話だ。
 少年の名前は、イングマルと訳され、そのように聞こえた。
 映画の中でラジオから聞こえてくるインゲマール・ヨハンソンはイングマル・ヨハンソンのように聞こえた。
 イングマール・ベルイマンはIngmar Bergmanと書く。
 Ingmar とIngemar の違いがわからないが、少年はベルイマンと同じ、Ingmar と書くのだろうな。
 この違いについて誰か教えておくれ。

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