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2015年5月28日 / misotukuri

フリアン・イエドラスVS田中恒成を予想する(結果付き)

5月30日、WBO世界ミニマム級王座決定戦、同級1位:フリアン・イエドラス(メキシコ) vs. 同級2位:田中恒成(畑中)の試合があるのだが、こちらではテレビ中継なしなので、後で奇特な方の動画アップを待つしかない。
こういう試合は、関心はあっても予想したくないのだが、一応、ひょっとしたらひょっとするかもしれないので、例によって予想しておこう。
まずは、データ比較だが、あまりにもかけ離れているので、比較のしようがないが、参考までに。
フリアン・イエドラス(Julian Yedras):27歳、オーソドックス、身長162cm、リーチ154cm、25戦24勝(KO13)1敗、KO率52% 田中恒成:19歳、オーソドックス、身長164cm、リーチ159cm、4戦4勝(2KO)、KO率50%
フリアン・イエドラスは、ガッチリした印象で、線が太い感じだ。
1敗は、Carlos Buitragoとの無敗対決に敗れたもので、Carlos Buitragoはその後Knockout CP Freshmart とのWBA暫定世界戦に僅差の判定で敗れている。
まあ、タイで試合しなければ、勝っただろうと思われる。
このCarlos Buitragoは、動画で見る限り、身長はイエドラスよりやや高く、スピードもやや速いボクサー・ファイター・タイプで、イエドラスに大差の判定で勝った。
ファイター・ボクサー・タイプのイエドラスもボディ・ワークをよく使って、力強く果敢に攻めていたが、Carlos Buitragoのように足を使う相手に確実にパンチを当てるのは難しく、大差の判定で敗れた。(111-118,110-118,113-116)
だが、見た感じ、結構、イエドラスもスピードがあるし、コンビネーションが打てるし、タフそうだ。
相手の打ち終わりを狙ってくるし、手数がよく出て、ダッキングが多い。
ダッキングしながら、ジャブやストレートを打ってくるという高等テクニックも持っている。
これはなかなかの実力者。
果たして、天才・田中恒成、勝てる相手だろうか?不安だ。
田中恒成は、19歳でまだ4戦しかしていない少年ボクサー。
それが27歳の25戦している大人のボクサーと空位の世界タイトルを争うなんて、常識的にはどうかしてると思うが、田中恒成は世界に挑戦するために4戦目で東洋タイトルに挑戦し、10RTKOで原隆二を下し王座を獲得しているので、やっぱり常識外れの天才なのだろう。
田中恒成の動画での印象は、パンチのスピードが速いこと、頭の位置があまり動かないこと、結構打たせるがケロリとしていること、この3点かな?
井岡、井上とはまた違ったタイプの早熟ボクサーだ。
パンチのスピードが速いのは天性のもので、恐らく今は、これだけで勝っている。
また、まだ19歳の身体なので、打たれても回復が早く、少しの辛抱で、すぐに反撃できるようだ。
細身だがボクサーらしく、元々タフに出来ているということか。
だが、いつまでもミニマム級では無理で、すぐに井上尚弥みたいにスーパー・フライ級、バンタム級くらいまで行くだろう。
ミニマム級ではあと数試合だろう。
この二人の試合を頭の中でシミュレーションして考えてみると、Carlos Buitragoのようには動かない田中恒成が直線的にスピードのあるパンチをイエドラスに浴びせるが、イエドラスはボディー・ワークを駆使してパンチを外しながら、突っ立っている田中に左フックや右ストレートを打ち込むだろう。
共に後ろに引かないので、打ち合いになるだろうが、さてどちらが打ち勝つか?
難しいが、田中恒成の今のスタイルではイエドラスに打ち勝てないと思う。
残念だが、田中の判定負け、あるいは中盤KO負け、いずれにしても勝ちはないと思う。
これをひっくり返したら、それこそ大したものだ。
<追伸2015.5.30>
結果:田中3-0(115-113、117-111、117-111)の判定勝ちで王座獲得。
19歳の若さ、日本最速5戦目で世界王座奪取!
これはまさに快挙だ。
快挙ではあるのだが、井上、井岡と比べるとインパクトが弱い。
高山が放棄した空位王座の決定戦ということと判定勝ちというところが、少しね。
KOで勝たないとセンセーションは巻き起こせない。
試合の詳細は、いずれまたどなたかのupによる動画でじっくり見たい。
では。
<2015.6.21追伸、動画鑑賞>
ようやく、Youtubeで動画を見ることが出来た。
私の採点では、115-113で田中の勝ち。
117-111はさすがにないと思う。
私の採点では、最終ラウンド次第で引き分けか田中の勝ちだったが、微妙なところ。
パフォーマンスして見せた田中の印象が良かったかも。

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