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2015年7月24日 / misotukuri

映画「ヘッドハンター」の痛快コンゲーム度

 今日は、まだ夜が来ていないが、既に映画を2本見た。
 午前中にSF物の「ラスト・デイズ」(13年、スペイン、ダビ・パストゥール監督)、昼食後は「ヘッドハンター」(11年、ノルウェー・ドイツ、モルテン・ティルドム監督、アクセル・ヘニー、ニコライ・コスター=ワルドー他)。
 「ラスト・デイズ」は、フォビア(広場恐怖症)で世界が滅びる話で、アイデアはいいと思うし、SF的思考実験ではあるが、面白くない。
 状況説明だけでかなりの時間が空転し、何よりその中で行動する人間達がどれもこれも平凡極まりない。
 まあ、見る価値はないね。
 それに比べると、ノルウェー産ミステリー「ヘッドハンター」は、ハリウッドでリメイクが進んでいるようだが、これ以上ブラッシュ・アップ出来る余地がないほど完璧な出来映えだ。
 アクション・コンゲーム映画もいろいろ見て来たが、有名スターを使ってないのにここまで面白いとは、ノルウェー映画もやるもんだねぇ。
 Wikipedeliaのあらすじはあまりにもネタバレなので、決して読まないで欲しいが、少しだけコピペすると、
<ロジャーは、表向きは有能なヘッドハンターとして成功し、美しい妻ダイアナと誰もがうらやむような優雅な生活を送っているが、裏では美術品泥棒を働いている。
 それは168cmという低身長に対するコンプレックスから、妻に贅沢な生活をさせるためのものであったが、その一方で身体だけの関係の愛人もいた。
 そんなある日、画廊を経営する妻の開いたパーティで、電子機器ビジネスで成功したクラスと出会ったロジャーは、彼が高価な絵画を所有していることを知ると、その絵画を盗む計画を立てる。・・・>
 彼の盗みの手口は、ヘッドハンターとして近づいた人間に、紹介先の企業に売り込むためと称して個人情報を聞き出すのだ。
 例えば、「君の価格はいくらだ?」とクライアントに聞く。
 そして、「この絵は25万クローネする。芸術的価値と無関係にこの画家が描いた絵ということでそれだけの値打ちがあるのだ」と言う。
 すると、「そのくらいの(値段)の絵なら、ウチでも持ってる。ムンクの何とか・・・」と自分はそういう高価な絵を所有できるほどの価値のある男だとクライアントは自分を自慢するワケだ。
 後で盗まれるとも知らずに。
 ヘッドハンターなる職業は日本でもあるが、そのお世話になるのは、高額所得者で、外資系企業に勤める人ならよくご存知だろう。
 それはともかく、この主人公の苦労も大変だが、まあ、何にせよ、代償なしの幸せなんて、あり得ないからね。
 金額に応じたリスクはつきものだろう。
 ハイリスク・ハイリターンと言うではないか。
 コンゲーム度、90点。
 では。

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