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2015年7月28日 / misotukuri

 映画「ジンジャーとフレッド」の感傷度

映画「ジンジャーとフレッド」(85年、伊・仏・西ドイツ、フェデリコ・フェリーニ監督、マルチェロ・マストロヤンニ、ジュリエッタ・マシーナ他)を見た。
フェリーニの映画で見たのは「サテリコン」まで。   
だが、これは人気の高い映画なので、一応フェリーニのファンとして、さすがにいつまでも知らん振りも出来んワな。  
だが、末期の映画なのに、意外だったのは、何というセンチメンタリズム」か。  
まるで、くさい人情物。  
若い頃のフェリーニのようだ。  
フェリーニが好きだから楽しめたが、一方、これがフェリーニでなければ、何の価値があるというのか?  
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの物まねをして大人気を博した二人が30年ぶりに再会してクリスマスのTVそっくりさん特番の舞台に立ったのだが・・・  
と、かってコンビを組んだ男女の芸人によくある陳腐な話が展開されていく。   
これがフェデリコ・フェリーニ、マルチェロ・マストロヤンニ、ジュリエッタ・マシーナ・・・でなく、他の監督、俳優、女優でも同様に感動できるだろうか?  
人情劇が好きならたやすく感動できるだろう。  
だいたい、フェリーニって、本質は感傷的な話しか出来ないくせに、大家ぶって芸術やろうとするから、オレなんかイヤになって見るのをやめたのだった。  
これなんか見ても、やっぱり過大評価だろ。  
では。

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