Skip to content
2015年8月10日 / misotukuri

赤穂亮KO負けに思う-タイで勝つ方法を考えろ!

先日タイで行われたWBOバンタム級王座決定戦で、プンルアン・ソーシンユーに赤穂亮が2RKO負けしたのには、まさかと思ったが、試合の動画を見て納得した。
ヒドイね。間違いなく、年間ワースト10に入るヒドイ試合だな。
6月の末頃にあったIBFフライ級タイトルマッチ、アムナット・ルエンロンVSジョンリル・カシメロ(比)もこれに劣らずヒドイ試合だった。
というより、ルエンロンがあんなことやっておとがめなしなら、オレだってと思ったんだろうな。
首投げ、ラビット・パンチ、一応、皆、反則なんだけど、ためらいが一切なかったね。
ある程度予想はしていたことだが、ストロング・スタイルの赤穂なら、そんな姑息な技に負けやしないだろうと思っていたが、違ったね。
ルエンロンを反則負けにすれば、レフェリーの権威も保てたと思うが、タイでそういうことをすれば、暴動が起きそうな恐怖感があって、出来なかったのだろう。
まさか、買収されてたワケではあるまい。
WBOとIBFと団体は違うが、レフェリーが毅然とした采配をすれば、こういう横暴はなくなると思う。
だが、それができないのは、タイに限らず、他の国でも地元びいきは似たようなものだからだ。
タイが他国と違っているのは、入場料が無料という興行のやり方だろう。
多分そのあたりに問題点がある。
いったいどうやってファイトマネーやらを調達しているのか?
国王が出しているというのは聞いたことがある。
仮に国王が後援しているとしたら、他国の国王を批判するようなことは言えないわな。
しかし、それだけではないだろう。
多分、興行主達は、ボクシング賭博の寺銭で興行費用の多くを賄っているのだと思う。
無効試合になれば、賭け金の返還をしなければならず、それは絶対に出来ないことだ。
タイのボクサーが反則勝ちするのはほとんどがタイのボクサーに賭けているので構わないが、反則負けになれば、ほとんどの人々に損をさせるので、暴動になったりしたら困る。
要するに、興行事情がタイ・ボクサーの反則行為を黙認してしまうのだ。
やられたら、やり返せ、倍返しだなんてことは、解決にならない。
こちら側の反則は厳しく減点を取られるだろうからだ。
タイ人にこういう反則行為はいけないのだと言うことをわからせてやることも大事だが、相手は金を賭けているのだと言うことを忘れてはならない。
彼らに正邪は問題にならない。
自分が得になることには口をつぐんでほくそ笑み、損することには大声で抗議する連中なのだから。
賭博が禁止されている日本人には理解できないだろうが、それが世界の常識。
だいたい、賭博が倫理的にいけないものだという根拠をあんた示せるかい?
それは江戸幕府の愚民政策による刷り込みなのだ。
では、どうすればいいのか?
一番いいのは、タイ国におけるボクシング・ビジネスの近代化だ。
だが、それは、自分(日本のボクシング界)に跳ね返ることでもあり、自分のことを棚に上げて何言ってるんだと言われるのがオチ。
だからさ、泣き言ばかり言ってないで、もっとタイで勝てる努力をしろということだよ。
具体的には、どんどんタイに遠征しに行って、タイで何度も戦い、名前を売る。
そして、日本人ボクサーのオッズを高めるしかない。
赤穂も日本やせめて第三国でしていれば、プンアルンに勝てたかどうかはわからないが、ああいう負け方はしなかったと思う。
だが、今のままでは相手がプンルアンでなくても、タイですれば絶対勝てない。
タイのジムに移籍して、タイのボクサーになるくらいしないと無理だろう。
それができるか?
タイカレーは食べたくても、タイ・ボクサーにはなりたくない。
そんな軟弱な根性では、いつまでたってもタイでは日本人ボクサーは勝てない。
その点、何のかんの言っても、メキシコで修行して世界チャンピオンになり、プンアルンをラスベガスでKOした亀田和毅なんかはエライと思うよ。
見習うべきだ。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。