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2015年9月4日 / misotukuri

映画「ランダム 存在の確率」のこれはスゴイ度

 先ほど時間つぶしに録画してあった映画「ランダム 存在の確率」(13年、米、ジェームス・ウォード・バーキット監督、エミリー・バルドーニ、モーリー・スターリング他)を見たところ。
 しかし、これはスゴかったね。
 いかにもSF的で、SFファン必見の映画だ。
 ミラー彗星が地球に大接近するとかいう話はお話をミステリアスにする仕掛けみたいなものでどうでもいい。
 この映画は、「シュレーディンガーの猫」の思考実験映画だ。
 共存する現実が五百数万通りもあって、8人の男女それぞれが次第に他の現実から来た自分と入れ替わっていき、そのことに気づいた主人公もまた自分が別の現実に紛れ込んでしまったと気がつく。
 自分たちはシュレーディンガーの猫なのだと悟るのだ。
 そして、彗星が通り過ぎると、多分、現実はどれか一つに収斂されることが予測される。
 これは要するに、可能性の現実が共存している状態が一つになるということは、残りの五百数万通りの現実は消えてしまうということ。
 そのため主人公は何とかして元の世界に帰ろうとするのだが、やがてそれは不可能なことだと気がつく。
 そして、それならばと主人公が取った行動は・・・
  私が主人公でも結局はそうするかも。
  まさにこれぞ思考実験SF映画。
 素晴らしい。
 では。

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